【山形・日帰り】人気さくらんぼ狩りスポット18選!食べ放題や貴重品種も紹介

【山形・日帰り】人気さくらんぼ狩りスポット18選!食べ放題や貴重品種も紹介

体験スポット

2024/05/24更新

6月上旬~7月中旬の山形は、さくらんぼ狩りのベストシーズン! 日本のさくらんぼ生産量の内、約7割を締めている山形県でさくらんぼ狩りができるスポットをエリア別にピックアップしました。
ほかではなかなか食べられない品種が食べ放題できる農園や、山形ではめずらしいオーナー制の果樹園、東北最大級の道の駅などバラエティ豊かなさくらんぼ狩りスポットが盛りだくさん。合わせて美味しいさくらんぼの見分け方や、山形県のさくらんぼ狩りの時期もまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

さくらんぼ狩りの時期はいつから?

山形県のさくらんぼ狩りシーズンは、例年6月上旬から7月上旬まで。温室の場合は例年4月下旬頃からさくらんぼ狩りが楽しめます。
今回ご紹介する中だと、「高橋フルーツランド」や「王将果樹園」が温室のさくらんぼ狩りスポットに当たります。

さくらんぼ狩りのコツ

元祖天童観光果樹園

美味しいさくらんぼは、色つやが濃いわりに身が固く、大粒でハリがあるとされています。追熟しないため、白や黄色の色が残っているものは避けたほうが吉。また、茎の色が若々しいほど鮮度が良いという声もあります。
山形県でさくらんぼ狩りをする際は、さくらんぼをじっくりと観察して美味しい果実を選んでみましょう。

さくらんぼの採り方・マナー

さくらんぼを取るときは、実だけを持ち回転させながらそっと引っ張りましょう。茎から引っ張ろうとすると、翌年の花芽がついている茎の根本ごと折れてしまい、翌年その場所に実をつけなくなってしまいます。
また、さくらんぼ狩りをするために木に登ったり、枝ごと引っ張るのもNG。子どもからも目を離さず、マナーを守ってさくらんぼ狩りを楽しみましょう。

【東根エリア】東根のさくらんぼ狩り

山形・東根観光とともにさくらんぼ狩りも堪能

さくらんぼ王国である山形県の中でも、県内トップクラスの生産量を誇る東根(ひがしね)エリアには、初心者や子どもでも楽しめる観光果樹園がたくさんあります。
中には温泉近くのさくらんぼ農園や食べ放題スポット、雨の日でも快適に楽しめる温室の施設も。詳しい施設情報は公式ホームページからも確認できるので、是非チェックしてみてくださいね。

【東根市】滝口観光果樹園(本店)

自然の恵みを受けて育った有機肥料栽培のさくらんぼを味わえる

有機肥料栽培のさくらんぼ、もも、ぶどう、りんご狩りが楽しめる果樹園がこちら。園内では、甘味と酸味のバランスが良い「佐藤錦」、大粒で種が小さく上品な甘さの「南陽」、大きめの粒、濃い赤色でサクサクとした食感の「紅秀峰(べにしゅうほう)」の3種類が味わえます。直売店では季節の旬の果物のほか、ジュースやジャムなどの加工品も充実しており、贈り物やお土産にも最適です。

【東根市】広果園

時間無制限で満足いくまでさくらんぼ狩りが楽しめる

広果園(こうかえん)は、季節ごとにさまざまな果物を収穫できる観光果樹園です。東根市の果物の栽培に適した豊かな土壌で育った、有機栽培の果物をいただけます。
さくらんぼ狩りは、例年6月上旬~7月上旬で、事前の予約が必須です。さくらんぼの栽培エリアは屋根付きなので、天候を気にせず収穫体験をすることができます。また時間の縛りが無いので満足いくまでゆっくりといろんな品種を味わえます。太陽の恵みをいっぱい受けたさくらんぼを思う存分楽しみましょう。

【東根市】観光果樹園 安達農園

通年開店している直売所を併設する老舗農園

東根市で1955(昭和30)年から生産・販売をしている老舗「観光果樹園 安達農園」。こちらは通年開店の直売と、春から秋までさまざまな果物のもぎとり体験ができる観光農園です。食の安全・安心・良品質を前提にした農産物の生産をしており、「お客様に喜ばれ、愛される農園」を合言葉に、おいしい果物作りに取り組んでいます。さくらんぼ狩りの時期は6月上旬~7月上旬で、定番の「佐藤錦」思う存分味わうことができます。オンライン予約も可能なので、公式SNSで確認しましょう。

【天童市】元祖 天童観光果樹園

13種類のさくらんぼを自由に味わえる

約1万坪の広さを誇る園内で、もぎたてのさくらんぼやぶどう、りんごを味わえる「元祖 天童観光果樹園」。雨でも楽しめるドーム園地があり、天候を気にせずに予定を立てられるのも嬉しいポイント。甘く、肉質が柔らかな「佐藤錦」をはじめ、「ナポレオン」「南陽」など13種類のさくらんぼ狩り体験ができます。日本庭園を眺めながらゆっくりくつろげる休憩所もあり、休みながら自分のペースで楽しめるのも特徴です。8月中旬~11月中旬はぶどう狩り、10月上旬~11月中旬はりんご狩りが楽しめます。

【天童市】王将果樹園

カフェも併設した大型果樹園

「王将果樹園」では、さくらんぼ狩り、ぶどう狩り、りんご狩りの他に、取れたての果物、山形の特産品の販売なども行っています。さくらんぼ狩りは、例年6月上旬~7月上旬頃まで。園内では約30種類のさくらんぼを育てています。
さらにカフェも併設しているので、果樹園を眺めながらゆったりと過ごすことも可能です。カフェでは、季節ごとの果物を使用したフレッシュなスイーツがいただけます。さくらんぼ狩りの後、お腹に余裕があればぜひ人気メニューのパフェを味わってみてください。旬のみずみずしいフルーツがたっぷり盛られた贅沢な一品です。

【天童市】ナカノフルーツ(仲野観光果樹園)

年間4万人以上が来援する笑顔の絶えない園地

「ナカノフルーツ(仲野観光果樹園)」は、お子さんから高齢者まで年間4万人以上のお客さまが来園する、笑顔が絶えない園地です。徹底した品質管理のもと、約8種類のさくらんぼを栽培しています。さくらんぼ狩りでは、数種類の甘い実を30分または60分食べ放題で味わえます。糖度と酸味のバランスが絶妙の「佐藤錦」、大粒で酸味はやや少ない「紅秀峰」がイチ押しの品種です。雨除けテント完備で雨の日も安心なのも嬉しいポイント。予約必須のため、公式HPで空き状況を確認して予約へ進みましょう。本場さくらんぼ国・山形で自然の恵みを受けて大切に育ったおいしさを時間の限り味わい尽くしたいですね。

【天童市】大町さくらんぼ園

地面近くまで枝が伸びていて小さなお子さまでも取りやすい

約3ヘクタールの園内で1,500本ほどのさくらんぼの木が植えられた、日本トップクラスの園地の広さを誇る「大町さくらんぼ園」。1時間食べ放題で、6月上旬から「紅さやか」「正光錦」、6月中旬からは定番の「佐藤錦」、6月下旬からは「紅秀峰」と、4種類のさくらんぼのもぎ取りを楽しめます。予約は不要で、ペットも一緒に来園できます。ハウス内での体験のため雨天でも濡れる心配がなく、雨具不要で参加できます。木は地面に近いところまで枝が伸びているので、背の低いお子さんでもさくらんぼをもぎ取ることができるのも嬉しいですね。天候によりさくらんぼの収穫時期が変わるため、事前に電話で確認しておくのがおすすめです。

【上山市】上山観光フルーツ園

家族連れからおひとり様まで幅広いシーンにおすすめ

複数の品種を食べ放題できる、人気のさくらんぼ狩りスポット。雨よけのビニール屋根が貼られており、雨の日でも安心してさくらんぼ狩りを体験できます。7月でも佐藤錦が食べられる点や、フランスワンなどのめずらしい品種を取り扱っている点、ペットと一緒に入園できる点など魅力的なポイントが多数。予約制ではないので、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。(15名以上は予約必須)

【上山市】高橋フルーツランド

カフェもある果樹園

さくらんぼ、ぶどう、ラ・フランスなど多彩な果物を有機栽培する「高橋フルーツランド」。果物は、科学肥料を使用せずに有機肥料栽培で生産されています。さくらんぼは「佐藤錦」を中心に、「紅秀峰」や「大将錦(たいしょうにしき)」など希少価値のあるものや、黄色い実が特徴の「月山錦(がっさんにしき)」などさまざまな品種が栽培されています。さくらんぼは温室もあり、一足早くさくらんぼ狩りが楽しめるスポットでもあるのが特徴です。
また併設の「HATAKE Café」は「日々の暮らしの中にくだものという習慣」をコンセプトとしており、山形県産の新鮮なフルーツをたっぷり使ったスイーツが味わえます。フルーツ狩りの休憩にはもちろん、ドライブの合間などにも立ち寄りたいカフェです。

【山形市】オーナー制パル観光果樹農園

敷地内全部食べ放題!贅沢な時間が味わえる穴場スポット

1シーズン特定のエリア、もしくは特定の樹に実った果実を独占できる、贅沢なオーナー制の果樹園。ほかの人を気にすることなく、のんびりとさくらんぼ狩りが楽しめます。
敷地内にはおむつ交換もできるトイレバリアフリーの園地があり、三世代でのさくらんぼ狩りが楽しめるのも魅力。予約をすればさつまいも掘りなどもできますよ。

【山形市】うぐいすの宿観光果樹園

さくらんぼ狩りと一緒に山寺観光も楽しもう

さくらんぼをはじめりんご、西洋梨、ぶどうを栽培している「うぐいすの宿観光果樹園」。40分間のさくらんぼ狩りでは、6月中旬から定番の「佐藤錦」、6月下旬から果肉が硬く大玉で食味が良い「紅秀峰」を味わえます。ハウス内での体験なので雨も気にせずに楽しめて、高いところの収穫もできるよう脚立が用意されています。また丸太のベンチもあり、休憩を取りながら自分のペースで過ごすことが可能です。事前予約をすれば、山寺駅との間を送迎してくれる嬉しいサービスもあります。さくらんぼ狩りと一緒に、山寺名物の力こんにゃくや山寺観光も満喫してみてください。

【山形市】小笠原果樹園

家族連れや少人数で訪れる方におすすめ

山寺の入口付近にある小さな果樹園で比較的静かな場所にあるので、家族連れや少人数向きの施設です。さくらんぼは「佐藤錦」をはじめとした各品種が取りそろえられており、地元の方はもとより、遠方から訪れる方も多いんだとか。ハシゴが置いてあるので、高い所のさくらんぼは登って取ることができますよ。時間や料金などは、事前に電話で確認して予約するようにしましょう。

【鶴岡市】あつみ温泉さくらんぼ園

あつみ温泉エリアにオープンしたさくらんぼ園

2020年、全国的に有名なあつみ温泉がある温海川地区にオープンしたさくらんぼ園がこちら。例年6月中旬~7月中旬に1時間食べ放題のさくらんぼ狩りが楽しめます。予約は基本的に2日前までですが、当日でも余裕がある場合は受付可能なので、予約時に相談してみて。さくらんぼ園は屋根がかかっているので、雨でも安心。食べ放題はもちろん、1パック500円で園内のさくらんぼを詰めたお持ち帰りも可能なためお土産にもぴったりです。温泉とさくらんぼ狩り、どちらも体験できるため贅沢な気分に浸れそうですね。

【鶴岡市】佐久間利兵衛観光農園

ベビーカーもOKで、小さいお子さま連れにもおすすめ

庄内地方は一日の寒暖の差が大きく、夏の温度が高いなど果樹栽培に適した気候が特徴です。そんな豊かな自然の恵みと生産農家の愛情を存分に受けて育った「佐藤錦」や「紅秀峰」などのさくらんぼを味わえるのが「佐久間利兵衛観光農園」。さくらんぼ狩りの時期は6月中旬〜7月中旬室内なので雨天でも安心して体験できます。小さなお子さま連れの家族にもゆっくり楽しんでいただけるようにと、ベビーカーの利用が可能となっています。また身体が不自由な方、ご年配の方にも安心してご来園いただけるよう、バリヤフリートイレも完備するなどの配慮がされた優しい農園です。

【寒河江市】渡邉観光櫻桃園

低木栽培仕立てのバリアフリー農園

丹精込めて手作りで育てたおいしいさくらんぼが味わえる「渡邉観光櫻桃園」。こちらの農園では、「佐藤錦」「紅秀峰」「紅さやか」「高砂(たかさご)」「ナポレオン」「南陽」など多品種の食べ比べができます。雨天時の雨除けハウスも完備しているので、天気を気にせずに参加することが可能です。バリアフリーで低木栽培仕立てなので、小さいお子さんから車椅子の方、シニアの方も安心して来園できますよ。また、愛犬の同伴も可能のため、みんなで楽しめるのが嬉しいですね。この時期にしか味わえない、樹から直接もぎとるみずみずしい味わいを体験してみてください。

【寒河江市】道の駅寒河江 チェリーランド(さくらんぼ狩り)

どこをみてもさくらんぼ尽くし!?東北最大級のさくらんぼスポット

さくらんぼで有名な山形県寒河江(さがえ)市にある、さくらんぼをテーマにした東北最大級の道の駅。さくらんぼ狩りだけでなく、ラ・フランスやぶどう、りんごなど季節ごとの味覚狩りが楽しめます。
フルーツ狩りのほかにも、山形名物が味わえるレストランや地元の特産品が並ぶお土産コーナー、道の駅の裏手に広がる広々とした公園など見どころ盛りだくさんで、一日中遊び尽くせますよ。

【東置賜郡】まほろば観光果樹園

みんなで楽しめるアットホームな園地

6月下旬~7月上旬にさくらんぼ狩りができる「まほろば観光果樹園」。家族経営のアットホームな雰囲気の園地です。主な品種は「佐藤錦」と「紅秀峰」で、自分でもぎ取った新鮮なさくらんぼが100分間食べ放題で味わえます。また持ち帰りも可能(量り売り)で、お土産にも最適です。ハウス園なので雨天時でも安心して楽しめますよ。また、ベビーカーや車椅子でも利用可能で、園内にはドッグランを併設しているため愛犬も一緒に入園できます。一年間かけて大切に育てられたさくらんぼを、思う存分楽しみましょう。

おわりに

山形県は、自然の恵みと地元の情緒があふれる魅力的な場所です。そんな地域で育った新鮮なさくらんぼを味わいながら、美しい風景や親子での農業体験を楽しめば忘れられない思い出になるはず。また、スポットの中には地元の特産品やお土産が充実している施設もあり、さくらんぼだけでなく山形県の魅力も堪能できます。さくらんぼ狩りは、家族や友人との楽しいひと時を過ごすだけでなく、地域とのつながりや農業の大切さを感じることができる特別な体験です。さくらんぼ狩りの魅力を存分に味わいながら、すてきな思い出を作りましょう。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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