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【本イベントは終了しています】
北海道|札幌
発信日:2024年04月03日
2024年05月14日(火)〜06月02日(日)
入場料:1,700円
琳派の世界に鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクらが登場!
2024年4月20日~6月2日北海道立近代美術館にて「琳派×アニメ」展 〜尾形光琳、神坂雪佳から鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクまで〜を開催いたします。
「琳派」とは、俵屋宗達から100年ほど後に絵師となった尾形光琳(1658~1716)の「琳」をとって名付けられた名称です。「琳派」という言葉は、日本文化や日本美術のなかで有名な言葉であり世界にもその素晴らしさが認識されています。しかし、「琳派」は、ごく近年になって使われはじめた言葉です。それは、大正時代に美術史関係の人が創り出した言葉ではありますが、現在では日本を始め世界中が「琳派」と言えば宗達や光琳らの素晴らしい作品の数々を思い浮かべます。
しかし派が付いているからといって師弟関係で結ばれているものではなく、直接に教えを受けていないにもかかわらず、その人を慕い、その考えや行いを模範として学ぶという「私淑(ししゅく)」によって再出されています。
一方、日本のマンガ、アニメも、日本のみならず世界の多くの人々に認められています。これらマンガ、アニメは現代の日本文化の大きな財産となっています。さらにマンガ、アニメの世界にも先人に「私淑」して生まれた作品もあることは周知のことと思います。
一見関係の無いジャンルである「琳派」と「マンガ、アニメ」を取り扱う展覧会ですが、この偉大な2つの日本文化には共通するものが見て取れると思います。それは、「私淑」「魅了」と言う語あるいはカリスマ性でしょうか。「琳派」も「マンガ、アニメ」も世界の人々の心を引きつけてとりこにする力があります。本展は、米国で発見され日本美術史を塗りかえる世紀の大発見、尾形光琳の《富士三壺図屏風》はじめ、宗達、光琳、酒井抱一、神坂雪佳など江戸時代初期から明治・大正時代にかけて制作された作品から「琳派」の素晴らしさを体感していただき、後半は、琳派に私淑した作家が琳派作品を写し、その中にマンガ、アニメのキャラクターを登場させるという新しい試みの上に制作された作品で2つの日本文化の素晴らしさや面白さを感得していただく展覧会です。
出品予定
本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、神坂雪佳 ほか
琳派×アニメアート(初音ミク、リラックマ、手塚治虫)
「琳派×アニメ」展 〜尾形光琳、神坂雪佳から鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクまで〜 開催概要
[会期]前期:4月20日〜5月12日、後期:5月14日〜6月2日
[休館日]月曜日(4月29日、5月6日を除く)、4月30日、5月7日
[開館時間]9:30〜17:00(入場は16:30まで)
[会場]北海道立近代美術館(札幌市中央区北1条西17丁目)
[観覧料(税込)]
・前売券 一般:1,500円、高大生:800円、中学生:500円
・当日券 一般:1,700円、高大生:1,000円、中学生:700円
※小学生以下入場無料
※小学生以下のお客様は必ず保護者(18歳以上)同伴でご入場ください。
※10名以上の団体、リピーター割引料金は前売料金と同額。
※リピーター割引は、道立美術館・芸術館で開催された特別展の半券をご提示いただいた場合の料金(有効期限 は半券に記載、1枚につき、お一人様1回限り有効。)
※65歳以上の方は、当日料金が前売料金と同額(年齢のわかるものをご提示ください)。
※障がい者手帳などをご提示の方とその介護者(1名)は無料。
※記載内容について2024年4月1日以降変更する場合があります。
「琳派×アニメ」展【北海道立近代美術館】
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