【九州・熊本】阿蘇ファームランド周辺のおすすめ観光スポット11選
2024/04/22
2024/03/15
九州の熊本県に位置する阿蘇エリアは、南部にある阿蘇山をはじめ、豊かな自然に恵まれた地。そんな阿蘇には、秋になると美しい紅葉が見られる名所が点在しています。そこで今回は、色鮮やかな紅葉が眺められるスポット12選をご紹介! 2023年のライトアップやイベントの開催情報もあわせてチェックしましょう。
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800mから1,000mの丘陵地に広がる「清流の森」は、総面積約80ヘクタールにもおよぶ広大な自然公園です。園内には清流・せせらぎ・照葉樹など8つのテーマに分かれた森があり、くぬぎ林や緑の草原、美しい渓谷といった自然風景を楽しむことができます。例年10月中旬~11月下旬に見ごろを迎える紅葉も魅力。「紅葉の森」では、赤や黄色に染まる樹木を眺めながら散策を満喫できます。
清流の森
普段は立ち入ることができない、手付かずの秘境で紅葉を楽しみませんか。「マゼノ渓谷」は、春・秋のみの期間限定で一般公開される渓谷です。秋には、駐車場から「マゼノ滝」までを結ぶ遊歩道を散策しながら、美しい紅葉が眺められます。2023年は、10月21日(土)~11月23日(木・祝)の期間で一般公開が行われます。川の増水時などは閉鎖されるので、訪れる際は天気予報のチェックをお忘れなく。
マゼノ渓谷
高さ25m、幹回り12m、枝張り約40mと県下最大級の大きさを誇るイチョウの木。樹齢は1000年以上といわれており、国の天然記念物にも指定されています。例年10月中旬~11月中旬には見事な黄葉が見られます。2023年10月14日(土)~11月13日(月)の18~22時には、夜間のライトアップを実施予定(落葉次第終了)。昼とはまた違った、幻想的な景色を楽しめます。
下城の大イチョウ
「的石御茶屋跡」は、江戸時代、細川藩が参勤交代の休憩所として立ち寄ったといわれる屋敷跡と庭園が残る史跡です。現在は御茶屋跡と庭園に立ち入ることはできませんが、周辺は風情ある石畳が敷かれており、散策するのにぴったり。例年10月中旬~11月上旬には紅葉が見ごろを迎え、イチョウや常緑樹の自然色あふれる色彩が園内を彩ります。敷地内には北外輪山からわき水を引いた泉水があり、紅葉が水面に映りこむ絶景を楽しむことができます。
標高1,000m前後に位置する産山村にある、幻想的な水源。熊本県の名水百選に選ばれており、湧き出る水量はなんと毎分30トンにもおよぶとか。水源の周辺は原生林となっており、秋になると美しい紅葉が見られます。水源は高台にあるため、平地の紅葉よりも2~3週間ほど遅い時期が見ごろといわれています。湧水の池に色彩豊かな紅葉が映る光景はまさに絶景。駐車場横には水汲み場があるので、伏流水を味わってみてはいかがでしょうか。
山吹水源
「白糸の滝」は、熊本県平成の名水百選にも選ばれた、美しい滝です。約20mの高さからまるで白糸のように流れ落ちることから、その名がついたといわれています。滝の間近まで行けるため、存分にマイナスイオンを浴びることができるのもポイント。例年11月中~下旬には、モミジなどの樹木が紅葉し、美しい景色が眺められます。熊本市内から車で30分程度でアクセスできるので、気軽に紅葉を楽しみたい人にもおすすめです。
白糸の滝
「隼鷹天満宮」は、肥後藩主である細川綱利公が建立した神社で、参勤交代に使用された「豊後街道」沿いにあります。紅葉の見ごろは例年10月中旬~11月上旬。鳥居を抜けて石畳の参道を歩きながら、境内を包む紅葉をのんびりと眺めることができます。境内にある池の水面に、モミジが映りこむ絶景も見どころ。駐車場は台数に限りがあるのでご注意を。
隼鷹天満宮
南阿蘇村の白川にある、落差約40m、幅約6mの大きな滝。名前は、「鮎も遡上できずに引き返す」という言い伝えに由来します。その名の通り、水が勢いよく滝つぼに流れ落ちる様子は圧巻。滝は周辺にある展望台から眺めることができます。滝の周囲はシイ、カシ、ケヤキ、カエデなどが茂る原生林が広がり、例年11月中~下旬ごろには紅葉がピークを迎えます。滝と紅葉が織りなす情緒豊かな絶景を観賞してみてはいかがでしょうか。
鮎返りの滝
「根子岳」は、高森町のシンボルともいえる山で、阿蘇五岳のひとつとして知られています。標高1433m、阿蘇五岳のなかでは3番目に高く、四季折々に変化する美しい景観を望むことができます。登山道も整備されており、一般的なコースである「大戸尾根コース」では、秋になると紅葉を眺めながら登山を楽しめます。例年10月下旬から11月上旬にかけて、尾根の西側に広がる「地獄谷」では目を疑うほどの紅葉が広がり、訪れる人々の心を魅了します。
根子岳
阿蘇山火口をご神体とする「阿蘇神社」は、全国500社ある阿蘇神社の総本山です。境内を取り囲むように30本ものイチョウの木が植えられており、11月下旬には、参道や境内が黄色の落ち葉で埋まる圧巻の光景が見られます。見上げれば黄葉が、足元には落ち葉のじゅうたんが広がる、黄色一色の世界に感動すること間違いなし。
阿蘇神社(旧官幣大社)
環境省の名水百選にも選ばれた水源で、紅葉が水面に映りこむ神秘的な光景を眺めることができます。「池山水源」は、毎分30トンという豊富な湧水を誇り、湧水池の中央には「水神様」が祀られています。周辺は、樹齢200年以上ともいわれる巨木や樹木に囲まれており、例年11月上旬~下旬には美しい紅葉が見られます。知る人ぞ知る穴場の紅葉スポットなので、じっくりと時間をかけて散策を楽しみたい人にぴったり。
池山水源
落差10m、幅20mの滝で、例年11月になると周囲の樹木が紅葉を迎えます。岩が水に削られたことで滝裏に空間ができているのも特徴。滝裏に行って、水越しに紅葉を眺めるとより一層美しさを感じられます。三十軒の旅館が集う熊本・阿蘇の温泉地「黒川温泉」から車で20分ほどとアクセスも良く、阿蘇観光の途中に立ち寄るのもおすすめです。
鍋ヶ滝公園
自然豊かな阿蘇には、紅葉が見られるスポットが数多くあり、秋の絶景を楽しむのにぴったり。ぜひ家族や友人、カップルで訪れて、特別な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。ライトアップが行われるスポットもあるので、お出かけ前には詳細のチェックをお忘れなく。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:Clay
清流の森
[車]大分自動車道・九重インターチェンジより車約45分
マゼノ渓谷
[車]大分自動車道・九重インターチェンジより車約50分
下城の大イチョウ
[車]大分自動車道・日田インターチェンジより車約45分
熊本県阿蘇市的石536
山吹水源
[車]九州自動車道・熊本インターチェンジより車約1時間30分
白糸の滝
[車]九州自動車道・益城熊本空港インターチェンジより車約20分
隼鷹天満宮
[車]国道57号車帰インターチェンジより車約5分
鮎返りの滝
[車]九州自動車道・熊本インターチェンジより車約40分
根子岳
[車]九州自動車道・熊本インターチェンジより車約1時間10分
阿蘇神社(旧官幣大社)
JR豊肥本線宮地駅から徒歩15分
池山水源
[車]九州自動車道・熊本インターチェンジより車約1時間30分
鍋ヶ滝公園
JR豊肥本線阿蘇駅から産交バス杖立温泉行きで1時間、ゆうステーション下車、タクシーで15分