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白石聖さんといく青森で見つけるわたしらしい旅時間

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全国でも第8位の面積があり、見どころ豊富な青森県。東北は初めてという白石聖さんとともに、アート&カルチャー、歴史と自然、食の3つのテーマで、青森県の魅力を発見しました。

写真/福井麻衣子 文/田中絵真(ランズ)

※新型コロナウイルスの影響により、施設の営業状況が変更になっている場合があります。
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スポット&アクセス
白石聖さんといく青森で見つけるわたしらしい旅時間 スケジュール
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白石聖さんといく青森で見つけるわたしらしい旅時間

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アート・文化巡り

弘前れんが倉庫美術館

シードルや日本酒の醸造所としても使われていた100年前の倉庫が美術館として再生。エントランスの壁は当時のレンガそのまま、展示室の黒い壁はコールタール塗りなど、改修前の姿を可能な限り残しており、時の流れを感じる空間で現代アートを鑑賞できます。隣のCAFE&RESTAURANT BRICKは、シードル工房を併設。アート鑑賞のあとは、シードルを飲み比べてみるのもおすすめ。

[DATA]
住所/青森県弘前市吉野町2-1
電話/0172-32-8950
時間/9:00~17:00
休館日/火曜日
料金/展覧会により異なる
アクセス/JR弘前駅よりタクシー7分

弘前れんが倉庫美術館
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アート・文化巡り

ねぶたの家  ワ・ラッセ

勇壮な武者や歴史上の物語などを題材とした大きな山車が、夜の街を練り歩く青森ねぶた祭(毎年8月2日~7日)。そのねぶたを一年中間近で見られるのがねぶたの家 ワ・ラッセです。針金と和紙で作ったとは思えない今にも動き出しそうな躍動感ある造形と色鮮やかさに、息をのむはず。ねぶたに欠かせないハネトの体験などもあります。

[DATA]
住所/青森県青森市安方1-1-1
電話/017-752-1311
時間/5~8月9:00~19:00(最終入場18:30)、9~4月9:00~18:00(最終入場17:30)
休館日/8月9、10日、年末年始
料金/大人620円
アクセス/JR青森駅よりすぐ

ねぶたの家  ワ・ラッセ
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アート・文化巡り

太宰治記念館「斜陽館」

津軽の大地主だった太宰治の生家を保存。明治の名棟梁・堀江佐吉の設計で、国の重要文化財である入母屋造の豪邸です。館内には、太宰の初期の原稿やマント、執筆に使ったペンなどを展示。屋敷内は多くの座敷が段差でつながっており、六男の太宰は入ってよい場所が決まっていたことから、兄たちとの身分の差を感じていたのだそう。「思ひ出」「津軽」などの作品に登場するこの場所で、太宰の生涯に想いをはせてみては。

[DATA]
住所/青森県五所川原市金木町朝日山412-1
電話/0173-53-2020
時間/9:00~17:00(最終入館16:30)※新型コロナウィルスの影響により、開館時間短縮中のため変更の場合あり
入館料/一般600円
アクセス/津軽鉄道金木駅より徒歩7分

太宰治記念館「斜陽館」
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アート・文化巡り

八戸市美術館

老朽化によって閉館した八戸市美術館が、2021年11月にリニューアルオープン。エントランスを入ってまず圧倒されるのが、天井高約17mのジャイアントルーム。外の光がやわらかく入るこの空間を起点に、それぞれ機能を持った個室群を展示室に行き来する仕組みです。市街の中心部にあり、展覧会だけではなく、市民とアートをつなげるプロジェクトを展開する場所でもあります。現在は「持続するモノガタリ」を開催中(~6/6)。

[DATA]
住所/青森県八戸市大字番町10-4
電話/0178-45-8338
時間/10:00~19:00(18:30最終入館)
定休日/火曜日、年末年始
料金/展覧会によって異なる
アクセス/JR本八戸駅より徒歩10分

八戸市美術館
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深呼吸したくなる自然・歴史スポット

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自然・歴史スポット

弘前城

桜の名所として名高い弘前城は、東北で唯一の現存天守。本来は下乗橋に近い石垣の上にそびえていますが、現在は石垣修理のため本丸中央部に移動中。細かい建築を間近で見られるチャンスです。1627年に落雷によって焼失したものを1810年に再建していますが、古い様式を再現していて切妻破風や石落としも観察できます。冬は雪に包まれたお城の景色も美しく、敷地内の高台は冠雪した岩木山を見晴らすビューポイント。4月下旬からは「弘前さくらまつり」を開催。

[DATA]
住所/青森県弘前市下白銀町1
電話/0172-37-5501(弘前市立観光館)
時間/9:00~17:00、さくらまつり期間(~5月5日)7:00~20:00
料金/大人320円
アクセス/JR弘前駅よりタクシー10分

弘前城
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自然・歴史スポット

八甲田ロープウェー

青森市の南側にそびえ、18の山々からなる八甲田山。八甲田ロープウェーは、冬は樹氷、春~夏は新緑、秋には紅葉の絶景を100人乗りの大きなゴンドラから見下ろす旅ができます。山頂駅に着くと、八甲田山の山並みはもちろん、天気がよければ、陸奥湾や津軽・下北両半島を望む大パノラマが。自然遊歩道を散歩して、高山植物を眺めるのがおすすめ。

[DATA]
住所/青森県青森市荒川寒水沢1-12
電話/017-738-0343
時間/3~11月上旬9:00~16:20、11月中旬~2月9:00~15:40
料金/往復2000円
アクセス/青森空港より車で約40分

八甲田ロープウェー
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自然・歴史スポット

白神山地

秋田県と青森県にまたがる約13万haに広がる白神山地。人の影響をほとんど受けていない、原生的なブナの自然林が広がることから、世界自然遺産にも登録されています。散策ルートは複数あり、樹齢400年の巨木「マザーツリー」と出会う20分ほどのルートから、コバルトブルーの青池をめざす十二湖散策コースなどさまざま。巨木からパワーを感じ、透き通った湖の神秘に心打たれる。そんな雄大な自然と向き合う体験ができます。

[DATA]
住所/青森県西目屋村、鰺ヶ沢町、深浦町
電話/0172-85-2810(白神山地ビジターセンター)
アクセス/青森空港から車で約1時間20分

白神山地
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自然・歴史スポット

三内丸山遺跡

縄文時代前期~中期の生活を伝える建物や、土器や石器が大量に出土した日本最大級の縄文遺跡です。祭祀に使われていたであろう大型掘立柱建物や、大型竪穴建物などが、ゆるやかな丘陵に復元されています。栽培植物の出土により、従来考えられていたものより、縄文文化が発展していたことがわかった貴重な遺跡。世界文化遺産にも登録されているこの場所で、古代の日本へ思いを巡らせてみましょう。

[DATA]
住所/青森県青森市三内字丸山305
電話/017-766-8282
時間/9:00~17:00(16:30最終入場)、GW・6~9月 9:00~18:00(17:30最終入場)
料金/一般410円
アクセス/青森空港から車で約20分

三内丸山遺跡
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自然・歴史スポット

奥入瀬渓流

青森、秋田の両山地にまたがる十和田湖は、火山活動によってできた水深327mのカルデラ湖です。その十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流で、新緑や紅葉の景勝地として知られています。遊歩道は渓流のすぐそばにあり、緑のトンネルをくぐりながら澄んだ水の流れを感じられます。春には枝先のつぼみ、夏には青々としげったシダなどの緑、秋にはせせらぎに洗われる紅葉の姿。これぞ日本の四季、という風景に出会えます。

[DATA]
住所/青森県十和田市奥瀬栃久保60
アクセス/青森空港から、焼山まで車で約1時間半

奥入瀬渓流
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地元グルメで元気をチャージ

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自然・歴史スポット

古川市場

青森駅の近く、早朝からその日に水揚げされた魚介が集まる市場。ここでいただけるのが、好みの海鮮を選べる「のっけ丼」。案内所で10枚(1,500円)または5枚(750円)のチケットを購入し、ごはんをよそってスタート。市場内のお店をあちこち見て回って、お店の人のおすすめを聞きながら、チケットと引き換えに具をのせていきます。好きなだけ盛り付けたら、自分だけののっけ丼が完成! ぷりぷりした海の幸が口いっぱいに広がる幸せを味わってください。

[DATA]
住所/青森県青森市古川1-11-16
電話/017-763-0085(「のっけ丼」案内所)
時間/7:00~15:00
定休日/火曜日、ほか不定休
アクセス/JR青森駅から徒歩5分

古川市場
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自然・歴史スポット

名曲&珈琲 ひまわり

弘前は、多くの喫茶店があるコーヒー文化の街。地元の方に長く愛される名曲&喫茶ひまわりは、創業当時の外観や内装が残されています。レトロな壁のタイルや籐のランプに囲まれ、いつまでもくつろぎたくなる空間です。弘前ならではのメニューが、藩士珈琲。北海道にわたった弘前の藩士がむくみに悩んでいたため、その薬として飲んだのがはじまりなのだとか。土瓶につぶしたコーヒー豆をいれ、蒸していただく紅茶のような飲み方で、苦みの少ないおだやかな味です。

[DATA]
住所/青森県弘前市大字坂本町2
電話/0172-35-4051
時間/11:00~18:00(17:30LO)
定休日/木曜日(祝日の場合は営業)
アクセス/JR弘前駅より徒歩15分

名曲&珈琲 ひまわり
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A-FACTORY

青森駅のウォーターフロントを背景に立つ、三角屋根の建物がA-FACTORY。フードマルシェには、地元素材を使ったお菓子など青森ならではのおいしいものがいっぱい。シードル工房では、青森県産のリンゴを使ったシードルを醸造、くわえてノンアルコールのアップルソーダを製造しています。館内2階のテイスティングバーでは、シードルを有料で試飲できます。

[DATA]
住所/青森県青森市柳川1-4-2
電話/017-752-1890
時間/10:00~18:00(時期、ショップにより異なる)
アクセス/JR青森駅よりすぐ

A-FACTORY
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魚喰いの大間んぞく

大間の漁場で水揚げされる、30㎏以上のマグロが「大間のマグロ」。身がしまり、脂ののりも最高なそのマグロをいただけるお店です。マグロの水揚げから加工まで自社で行っていて、赤身、中トロ、大トロを食べ比べられる三色マグロ丼が看板メニューです。漁師しか味わうことができなかったマグロの内臓を使った料理や、大間のうにをたっぷり使ったうに丼、ホッケ定食なども人気。7~12月の漁期は、マグロの解体が不定期で行われ、その場でいただくこともできます。

[DATA]
住所/青森県下北郡大間町大間字大間平17-377
電話/0175-37-5633
時間/8:00~18:00
定休日/不定休
アクセス/青森空港より車で約3時間

魚喰いの大間んぞく

地元の方が推薦! ここに行ってほしい私の“推し”スポット

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