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コバルトブルーの風がふわり 心ゆるむ下関トリップ

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三方を海に囲まれた山口県下関市は、活気あふれる港町や絶景スポット巡りが楽しいまち。関門海峡や角島大橋など、一度は訪れたい名所はもちろん、地酒や名物グルメのお店など、旅の楽しみは尽きることがありません。旅好きのおのののかさんが、心ゆるむ旅を満喫しました。

写真/鈴木 新(go relax E more) スタイリスト/田中ルミ
ヘアメイク/田村直子(GiGGLE) 文/若宮早希

※新型コロナウイルスの影響により、施設の営業状況が変更になっている場合があります。
最新の公式情報をご確認ください。

スケジュール&アクセス
1泊2日の山口・下関市の旅 スケジュール
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1st DAY 下関きっての絶景スポット 角島大橋を目指してドライブ
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1泊2日でいく下関トリップ 1st DAY  1/5
山口宇部空港から出発!
車で約50分
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1泊2日でいく下関トリップ 1st DAY  1/5

ホタルの里にある道の駅 蛍街道西ノ市へ

豊田町は下関市内最高峰の華山(げさん)など、中国山地の西端の山々に囲まれた美しい里山。ホタルが棲息する清らかな水と温泉の湧き出るまちです。「道の駅 蛍街道西ノ市」は、今はなき長門鉄道を走っていた実物のSLを展示する道の駅。豊田町を中心に下関市や山口県内の特産物を揃える物販コーナーのほかに、天然温泉の日帰り温泉施設や和食レストランも併設されています。おのさんは名物の「梨ソフトクリーム」450円を味わい、お買い物を楽しみました。

[DATA]
住所/下関市豊田町中村876-4
電話/083-767-0241
時間/8:30〜21:00 ※施設により異なる
定休日/第4火曜日(祝日を除く)
料金/西ノ市温泉「蛍の湯」入浴料670円

ホタルの里にある道の駅 蛍街道西ノ市へ
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1泊2日でいく下関トリップ 1st DAY  2/5
車で約35分
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1泊2日でいく下関トリップ 1st DAY  2/5

コバルトブルーの海を望む絶景地! 角島大橋までドライブ

下関市北西の沖合に浮かぶ角島は、紺碧の海に囲まれた小さな離島。2000年に開通した1,780メートルの角島大橋でアクセスすることができます。角島大橋は、無料で渡れる一般道としては日本屈指の長さなのだとか。本州側から写真を撮るなら、橋のたもとにある「角島展望台」や「海士ヶ瀬公園」、「ホワイトビーチ島戸」がおすすめ。展望台や白砂の美しいビーチから角島大橋の景色を堪能しました。

[DATA]
住所/下関市豊北町

コバルトブルーの海を望む絶景地! 角島大橋までドライブ
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1泊2日でいく下関トリップ 1st DAY  3/5
車で約5分
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1泊2日でいく下関トリップ 1st DAY  3/5

お昼はオーシャンビューレストラン グランビスタ角島で海鮮丼

角島の最西端にある絶景レストラン。海をバックにフォトジェニックな写真が撮れるとSNSで話題のお店です。名物は、地元の水産会社から仕入れたネタを盛り合わせたぶっかけ贅沢海鮮丼2,530円。中トロやアジ、イクラ、ウニなどネタは13種類あり、さまざまな味を楽しめると評判です。おのさんは、海を望むテラス席でランチタイムを過ごしました。2階には、1日2組限定のコンドミニアムスタイルの宿泊施設も。

[DATA]
住所/下関市豊北町角島字田ノ尻2899-1
電話/083-786-1410
時間/10:00〜22:00(天候により変更あり)
定休日/木曜日

お昼はオーシャンビューレストラン グランビスタ角島で海鮮丼
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1泊2日でいく下関トリップ 1st DAY  4/5
徒歩で約7分
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1泊2日でいく下関トリップ 1st DAY  4/5

冬こそ絶景のビュースポット 角島灯台に登ってみる!

ランチの後は、角島灯台公園をお散歩します。「角島灯台」は明治9(1876)年に初点灯した洋式灯台。イギリス人技師により建設された、高さ約30メートルの石積みの塔が特徴で、国の重要文化財に指定されています。105段のらせん階段とはしごで灯台内部を登ることができ、展望所からは360度のパノラマビューが広がります。1月中旬から2月中旬にかけては、辺り一面にスイセンの花が咲き乱れます。灯台建設の経緯を紹介している資料室もチェックして。

[DATA]
住所/下関市豊北町角島2343-2
電話/083-786-0108(燈光会角島支所)
時間/角島灯台参観9:00~16:30(3~9月は~17:00)
定休日/無休
料金/参観寄付金300円

冬こそ絶景のビュースポット 角島灯台に登ってみる!
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薬膳&スパイスレストラン コーヤマリスでヘルシーランチ

「月山」とは?

室津湾に面するロケーションが魅力のオーシャンビューレストラン。漢方薬剤師のオーナーが手作りするスパイス料理・薬膳料理を提供しています。人気メニューは、蒸し野菜と点心の飲茶セットや薬膳しゃぶしゃぶ。飲茶やスイーツ、中国茶なども用意され、ランチのあとのティータイムもおすすめです。併設する宿泊施設からも海を望み、身も心も癒されると評判です。

[DATA]
住所/下関市豊浦町室津下352-3
電話/083-242-1512
時間/ランチ 11:00~14:00(L.O.13:30)、ディナー 18:00~21:00 ※要予約
定休日/木曜日

薬膳&スパイスレストラン コーヤマリスでヘルシーランチ
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1泊2日でいく下関トリップ 1st DAY  5/5
車で約40分
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1泊2日でいく下関トリップ 1st DAY  5/5

川棚グランドホテルお多福で名物の瓦そばに挑戦&温泉に癒される

下関の奥座敷と呼ばれる川棚温泉は、800年以上の歴史を持つ古湯。川棚グランドホテルお多福内の食事処「瓦そば本店 お多福」では、川棚温泉発祥の名物料理・瓦そばをいただくことができます。熱した大きな瓦で提供される瓦そばは、茶そばに錦糸玉子や牛肉、薬味をトッピングしたもの。おのさんも「パリパリのおこげがおいしいです!」と堪能しました。川棚グランドホテル お多福に宿泊して、ふく料理をいただくのもおすすめです。

[DATA]
住所/下関市豊浦町川棚4912-1
電話/083-774-1111
時間/瓦そば本店 お多福11:00~22:00(L.O.21:00)
※14:00~17:00は瓦そば・ひつまぶし・海鮮丼セットのみ提供
定休日/なし(臨時休館あり)
料金/1泊2食付き1万7,600円~

川棚グランドホテルお多福で名物の瓦そばに挑戦&温泉に癒される
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2nd DAY
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  1/6

関門海峡の地下を通る関門トンネル人道を覗いてみる

下関市と福岡県北九州市を隔てる関門海峡の地下には、世界的にも珍しい歩行者用の海底トンネルが。トンネルは上下に区切られており、上は車道になっています。エレベーターで地下におり、トンネルを歩くこと約15分で北九州市に到着します。トンネルの中ほどには山口県と福岡県の県境標示があるので注目して。入口の横には、関門トンネルに関する資料を展示する「関門プラザ」(9:00~17:00)もあります。

[DATA]
住所/下関市みもすそ川町22
時間/6:00~22:00
定休日/無休
料金/無料(自転車・原付は20円)

関門海峡の地下を通る関門トンネル人道を覗いてみる
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  2/6
車で約15分
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  2/6

関門海峡を見下ろす火の山展望デッキにアクセス

標高268mの火の山は、かつて敵の襲来を告げる「のろし」をあげていたことに由来しているといわれています。山頂公園には瀬戸内海と日本海を一望できる展望デッキがあり、春には約1,000本の桜、そして約4万球のチューリップが咲き誇り、気分を華やかにしてくれるスポットです。明治時代中頃には、要塞として利用され、現在も砲台や弾薬庫跡が残されています。展望デッキから関門海峡を行き交う船を眺めたおのさん。「穏やかな景色ですね」と絶景に癒されました。

[DATA]
住所/下関市みもすそ川町
電話/083-231-1838(下関市観光施設課)、
   083-231-1933(下関市公園緑地課)

関門海峡を見下ろす火の山展望デッキにアクセス
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  3/6
車で約10分
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  3/6

関門海峡が目の前に広がるカフェ uzuhouseで休憩

下関出身で一級建築士の資格を持つオーナーがオープンしたカフェ、ゲストハウス、イベントスペース、シェアオフィスの複合空間。関門海峡に面し、テラスのすぐ真下に海が広がるロケーションが魅力です。2階のカフェでは、見た目もかわいいクリームソーダやチーズケーキなどを提供。ライブラリーが併設されているので、のんびりと読書しながらくつろげます。開放的なルーフトップ(平日~16:00)で景色を楽しむのもおすすめ。

[DATA]
住所/下関市阿弥陀寺町7-8
電話/083-250-9787
時間/9:00~20:00(L.O.19:30)
定休日/なし

関門海峡が目の前に広がるカフェ uzuhouseで休憩
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  4/6
徒歩で約5分
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  4/6

週末だけのお楽しみ!唐戸市場 活きいき馬関街で海鮮ランチ

フグやタイ、ハマチなどを扱う唐戸市場。魚は一般向けにも販売されているので、旅行者でも買い物が楽しめるという珍しい卸売市場です。毎週末の金曜から日曜・祝日には、屋台イベント「活きいき馬関街」が開催されます。旬の魚がリーズナブルな値段で手に入り、さらに多数の海鮮屋台が出店! にぎり寿司や海鮮丼、フライ、ふく汁など、できたての魚料理を食べることができます。

[DATA]
住所/下関市唐戸町5-50
電話/083-231-0001
時間/10:00~15:00(日曜・祝日8:00~)
定休日/月~木曜日

週末だけのお楽しみ!唐戸市場 活きいき馬関街で海鮮ランチ
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  5/6
車で約5分
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  5/6

下関ならではの生き物たちに出合える市立しものせき水族館 海響館

関門海峡に面して建つ海響館は、海峡の潮流を大水槽で再現した大迫力の展示が魅力です。展示種数世界一を誇るといわれる約100種類のフグの仲間や、下関市の鳥であるペンギンの展示が見どころ。ペンギン展示施設「ペンギン村」では、水量約700トンという大きな水槽を飛ぶようにいきいきと泳ぐ姿を至近距離で観察することができます。世界に数体しかないといわれるシロナガスクジラの全身骨格標本にも注目!

[DATA]
住所/下関市あるかぽーと6-1
電話/083-228-1100
時間/9:30~17:30(最終入館17:00)
定休日/なし
入館料/2,090円

下関ならではの生き物たちに出合える市立しものせき水族館 海響館
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  6/6
車で約10分
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1泊2日でいく下関トリップ 2nd DAY  6/6

蔵造りの建物でお買い物&カフェ休憩ができる下関酒造へ

大正12(1923)年創業の蔵元・下関酒造は、「関娘」「海響」が代表銘柄。下関特産のトラフグを使用した「ふくのひれ酒」や、純米吟醸の「蔵人の自慢酒」なども人気です。下関酒造直営の日本酒ストア「酒庵 空(くう)」で、できたてのお酒や生酒の購入が可能。併設のカフェでは日本酒を使ったチーズケーキやカヌレ、こうじドリンクなどを提供しています。おのさんは、4種類の日本酒を利き酒してオリジナルのブレンド酒造りを体験しました。

[DATA]
住所/下関市幡生宮の下町8-23
電話/083-252-0009
時間/10:00~17:00(カフェL.O.16:30)
定休日/なし(カフェは水曜日、祝日の場合は翌日)

蔵造りの建物でお買い物&カフェ休憩ができる下関酒造へ
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ほかにもしたい旅体験!

ふくの料理教室

フグの仲卸・平越商店直営レストラン「ふく楽舎」では、料理を味わえるだけでなく、ふく料理体験のコースもあります。プロの料理人の指導のもと、除毒処理後のフグ一尾を使って本格的なフルコースに挑戦! 調理後は海を眺めながら、自作のとらふく料理を味わいます。手作りしたシメの雑炊も格別の味。ひれ酒用のとらふく焼ひれやオリジナルふくポン酢などのお土産付きです。

[DATA]
天白ひらこし【ふく楽舎
住所/下関市彦島西山町5-2-1
電話/083-267-4998
時間/10:00~17:00
定休日/第1・3月曜日(祝日の場合翌日)
料金/体験コース1人7,130円 ※3日前までに予約が必要
※12月、夏季などの繁忙期は休止

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ほかにもしたい旅体験!

プチSUP

海水浴や釣りなどのアウトドアで人気のビーチ、小串海水浴場でSUP(スタンドアップパドル)を体験できます。日本SUP指導者協会公認のインストラクターが教えてくれるので初心者でも安心。お試し入門編の「プチSUP」は、SUPが初めてでも安心&安全にチャレンジできる基本体験のコースです。美しい日本海の眺めは見事!

[DATA]
SUP
住所/下関市豊浦町 小串海水浴場
電話/090-4984-4026
時間/予約時に相談
定休日/不定休
料金/体験料1人3,500円(2~4人 約1時間)
   ※要予約(前日まで)

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ほかにもしたい旅体験!

ホタル舟

山々に囲まれた自然豊かな豊田町は、日本有数のホタルの里として知られています。ホタルが姿を見せる6月限定の体験が「日本初のホタル舟」。国の天然記念物にも指定されているゲンジボタルが乱舞する木屋川の両岸を眺めながら、約800メートルの川下りを楽しめます。ゆったりとした竿さばきの船頭さんがガイドしてくれます。

[DATA]
豊田町観光協会
住所/下関市豊田町大字中村876-4 道の駅 蛍街道西ノ市内
電話/083-766-0031
ホタル舟の運行時間/20:15~22:00
定休日/荒天時
料金/乗船料1人2,000円 ※要予約

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ほかにもしたい旅体験!

角島海域漂流体験

コバルトブルーの海が美しい角島周辺の海を満喫するプログラムです。まずは水上バイクまたはバナナボートで漂流ポイントへ。波が穏やかなポイントに到着したら、全身の力を抜いてプカプカと浮いてみましょう。海と一体になったような感覚になり、リラックスできること間違いなし。バーベキューや宿泊とセットのプランもあります。

[DATA]
海耕舎
住所/下関市王司神田1-6-1
電話/083-227-2393
時間/10:00~17:00
定休日/荒天時
料金/1人1万円~(ドローン撮影付き)
   ※要予約(2日前まで)

眼福、口福、福を呼ぶ 下関の名産品5選

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