宝塚市と言えば、何と言っても宝塚大劇場は外せません。100年以上の歴史を刻む宝塚歌劇の専用劇場は、スペイン瓦屋根のおしゃれな外観に、大きなシャンデリアや赤じゅうたんの大階段など、舞台さながらにとてもゴージャス。また、劇場内には宝塚歌劇の発展に貢献した方々を称える施設「宝塚歌劇の殿堂」も。卒業生67名、スタッフ38名の功績を、それぞれの縁の品々とともに紹介。舞台衣装や小道具の展示もあり、華やかな世界観にたっぷり浸ることができます。

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住所／兵庫県宝塚市栄町1-1-57
電話／0570-00-5100
時間／10:00～18:00（公演により異なる）
定休日／水曜日
※2023年4月22日より月曜日定休

1964年創業の歴史あるサンドウイッチ ルマンで、長年にわたって市民に愛される味わいをテイクアウト。宝塚歌劇の差し入れの定番として親しまれ、ファンの間で聖地になっているお店なのだとか。一番人気のエッグサンドは、どこか懐かしくて優しい味。たまご本来の甘さを引き立てる特製マヨネーズがアクセントです。イチオシは、エッグサンドをはじめ、野菜サンド、エビサンド、ロースハムサンドをバリエーション豊かに楽しめるヅカセット。

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住所／兵庫県宝塚市栄町1-6 花のみちセルカ2番館2F
電話／0797-85-1200
時間／9:00～17:00（L.O.16:30）
定休日／水曜日

花のみちは、宝塚駅と宝塚大劇場をつなぐプロムナード。ベンチに腰掛け、テイクアウトしたサンドウイッチをいただきました。四季折々の花々が咲き誇り、ヨーロッパ調の建物が立ち並ぶ素敵な遊歩道は、まさに宝塚歌劇の“花道”です。道沿いには、ベルサイユのばらのオスカルとアンドレ、創設者である小林一三さんなどの宝塚歌劇にちなんだ銅像や、手塚マンガのキャラクターたちが描かれたレリーフも。歩くだけでワクワクと胸が躍るスポットです。

“マンガの神様”手塚治虫先生は、5歳から約20年間を宝塚市で過ごしました。宝塚市立手塚治虫記念館は、手塚マンガの1ページが再現された夢と希望に満ちたミュージアムです。常設展示室には、手塚先生の功績を辿る年表に、数々の作品や縁の品がずらり。展示物がカプセルに入っているユニークな空間作りは、火の鳥（未来編）に登場するシーンをモチーフにしているのだとか。さらに、アニメ作りを体験できるスペースや、貴重な幼少期の作品なども盛りだくさん！

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住所／兵庫県宝塚市武庫川町7-65
電話／0797-81-2970
時間／9:30～17:00
定休日／水曜日（祝日、春・夏休みは開館）、年末（12月29日～31日）、2月下旬～3月上旬は定期メンテナンスのため休館
入館料／大人700円、中学生・高校生300円、小学生100円

手塚マンガの展示をたっぷり楽しんだあとは、宝塚ホテルのラウンジ「ルネサンス」でちょっと一息。宝塚大劇場の西隣にあるホテルに一歩入ると、そこに広がるのは優美なシャンデリアが煌めくエレガントな空間。上質なおもてなしに包まれながら、アフタヌーンティーセットをいただくひとときは、まさに夢のようです。四季の素材が彩るスイーツたちは、香り豊かな紅茶にぴったりとマッチ。また、夜はラウンジバーとしてお酒も楽しめます。

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住所／兵庫県宝塚市栄町1-1-33
電話／0797-87-1155
時間／10:00～20:00 (L.O.19:30) ※フードのみL.O.19:00

阪急宝塚駅直結のショッピングモール「ソリオ宝塚」に店舗を構えるきねやの乙女餅は、お土産品の定番。宝塚の至宝と称され、1958年に紫綬褒章も受賞した伝説的なタカラジェンヌ、天津乙女にちなんで名付けられた銘菓です。添加物を一切使わず、餅粉ときな粉、砂糖だけで作られるお餅はふんわりと柔らかく、わらび餅とはまた少し違ったコシのある独特の食感が魅力。きな粉をたっぷりかけて頬張ると、優しい甘さと香ばしさが口の中いっぱいに広がります。

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住所／兵庫県宝塚市栄町2-2-1 ソリオ1-GF
電話／0797-87-2453
時間／10:00～19:00

開湯から800年近い歴史を刻む温泉の街としても有名な宝塚市。お宿に選んだのは、そんな宝塚市の温泉をたっぷり満喫できる宝塚温泉 ホテル若水です。体を芯から温めてくれる泉質が特徴で、檜の香りが漂う純日本風の湯舟で至福の癒しを味わいながら、雄大な武庫川と宝塚の街並みを望む景観を楽しめます。さらに、約400輪の無農薬で育てられた生バラを温泉に浮かべるバラ風呂に、カラフルな特選色浴衣と、女性限定のサービスが充実しているところも魅力的。

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住所／兵庫県宝塚市湯本町9-25
電話／0797-86-0151
時間／チェックイン15:00、チェックアウト10:00
料金／シングル12,100円～

エレガントな高級感あふれる宝塚ホテルや、和のおもてなしを味わえる旅館はもちろん、宝塚市には気軽に宿泊できるホテルも揃っています。宝塚ワシントンホテルは、宝塚駅から徒歩約3分の好立地。利便性の高さが魅力でありながら、宝塚温泉「銀の湯」で旅の疲れをゆっくりと癒せるほか、日本料理からカジュアルレストランまで食事処も充実。旅の楽しみ方に合わせて、ホテルステイを選んでみては？

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住所／兵庫県宝塚市栄町2-2-2
電話／0797-87-1771
時間／チェックイン14:00、チェックアウト11:00
料金／シングル8,800円～

2日目は早起きをして、JR福知山線廃線敷でハイキング。かつて機関車が走っていたという武庫川の渓谷沿いに続く約4.7㎞の廃線敷は、川の音と山の自然に包まれた身も心もリフレッシュできるスポットです。特に、春には山桜、秋には紅葉狩りで多くの人が訪れるのだとか。木漏れ日が降り注ぐ道を進むと、真っ暗なトンネルが出現。中には真っ暗でひんやりとした空間が広がり、ちょっと怖いけど好奇心がくすぐられるような冒険気分を味わえます。足を運ぶ際は懐中電灯が必携です。

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住所／兵庫県宝塚市切畑字長尾山
電話／0797-77-2012（宝塚市国際観光協会）

廃線敷からほど近く、武田尾駅を通り過ぎて道なりに進んだところに、武田尾温泉の足湯を発見。体が休まる自然に囲まれたロケーションです。柔らかなお湯は心地良いぬるさで、いつまでも入っていられそう。疲労回復の効能があり、ハイキング後にぴったり！　この足湯を無料で開放しているのは、武田尾温泉 紅葉舘 別庭あざれ。源泉かけ流しの湯と季節の美食を味わえる隠れリゾートとして人気で、宿泊地としてもぜひ訪れてみたいスポットです。

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住所／兵庫県宝塚市玉瀬字イヅリハ1-47
電話／0797-91-0131（武田尾温泉 紅葉舘 別庭あざれ）

旅の後半は、お寺巡りへ。最初の目的地は清荒神清澄寺です。阪急清荒神駅を降りると、目の前に広がるのは清荒神参道商店街。この約1.2㎞の商店街が今、密かなオシャレスポットとして注目を集めています。昔ながらの佃煮屋や定食屋などに加えて、ここ数年でコーヒースタンドやレストラン、セレクトショップなどハイセンスなお店が続々とオープンしているのだとか。ゆるやかな坂道をのんびりと登りながら、新旧が融合するミックスカルチャータウンを散策してみては？

平安時代の896年に創建された清荒神清澄寺は火の神・台所の神として知られ、“こうじんさん”の愛称で地域の人々に親しまれています。神社の風景と仏閣の風景が同居する境内には、樹齢400年以上と言われる2本の大銀杏などパワースポットが点在しており、供えられたお賽銭を持ち帰ると良運に恵まれ、次のお参りでその倍のお賽銭を返すというユニークな「荒神影向の榊(こうじんようごうのさかき)」も。また、毎月27日と28日には縁日が開かれ大いに賑わいます。

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住所／兵庫県宝塚市米谷字清シ1
電話／0797-86-6641
時間／5:00～21:00
定休日／年中無休

続いて訪れたのは、聖徳太子が創建した日本最初の観音霊場と伝えられる歴史深い中山寺。安産祈願と子授祈願の観音様として有名で、たくさんの家族連れで賑わいます。高さ約28mの群青色に輝く壮大な五重塔「青龍塔」をはじめ、宝塚市の花であるダリアなど季節の花々に彩られた石畳の参道、700体もの羅漢像を祀る五百羅漢堂など見どころがたっぷり。境内は広大ですが、エレベーターやエスカレーターが設置されているので妊婦さんにも安心です。

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住所／兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
電話／0797-87-0024（受付時間9:00～17:00）
時間／9:00～16:00（境内は24時間）
定休日／年中無休

旅の締めくくりは、スイーツと紅茶を味わうカフェタイム。あいあいパークは、グリーンショップやガーデニンググッズなどが揃う園芸ショップ。イギリスの地方都市サリーの17世紀頃の佇まいを再現した建物が魅力で、施設内にあるライブラリーカフェ「バンブル・ビー」では、そんな英国のムードを存分に味わえます。紅茶のケーキセットがイチオシで、一番人気は洋ナシ入りのバターケーキに果物をふんだんに乗せたフルーツサヴォワ。

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住所／兵庫県宝塚市山本東2-2-1
電話／0797-82-3570
時間／9:30～17:30（L.O.17:00）
定休日／12月28日正午～1月3日

宝塚市の山本は、植木の街とも呼ばれる植木生産地区。日本三大植木産地の1つに数えられ、約400年の歴史を持ちます。園芸関係が多いと言われる山本エリアにある園芸店のひとつ、陽春園植物場の中にあるカフェPARCO GIOCHI（パルコジョキ）では、植木の街らしいスイーツを食べることができます。その名も、苔パフェ！　まるでコケテラリウムのように、グラスの中に抹茶アイスやわらび餅が盛り付けられたスイーツです。癒される見た目と本格的な味わいで話題沸騰中です。

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住所／兵庫県宝塚市山本台1-6-33
電話／0797-88-2112
時間／10:00～17:00
定休日／陽春園植物場HPを要確認