

――初めて訪れた安芸市の印象はいかがでしたか?
自然と人が共存しているまちだと感じました。日常のすぐそばに海や山があって、暮らしの中に豊かさがありますよね。時間がゆったりと流れているような気がして、心地よかったです。また、地元の方々の温かさにも触れ、行く先々で皆さんに笑顔で迎えていただいたことが嬉しかったです。
――初めて訪れた安芸市の印象はいかがでしたか?
自然と人が共存しているまちだと感じました。日常のすぐそばに海や山があって、暮らしの中に豊かさがありますよね。時間がゆったりと流れているような気がして、心地よかったです。また、地元の方々の温かさにも触れ、行く先々で皆さんに笑顔で迎えていただいたことが嬉しかったです。
――特に印象に残ったスポットはありますか?
「伊尾木洞」は本当に驚きました。住宅地のすぐ脇にあるトンネルのような空間を抜けると、空気も音も洞窟の外の世界とは全く違って、スローモーションになる感じ。映画の中の世界に迷い込んだみたいな不思議な感覚になりました。「安芸海岸」も思わず時間を忘れられるような場所で、静かに過ごす海もいいものだなと思いました。雄大な景色を眺めながら波の音を聞いて、ひたすらボーッと過ごすなんて、最高の贅沢ですよね。
――おいしいものにもたくさん出会えましたよね。
特産の柚子、カツオ、しらす、なす、山菜、地鶏など、何を食べても本当に感動しました。僕はお酒もよく飲むのですが、食べることやお酒を飲むことが大好きな人にとっては、夢のような旅先だと思います。「道の駅 大山」で食べた、エンジェルマウンテンもおいしかったです。想像よりずっと大きくて驚きましたが、手作り柚子ソースのさっぱり感が絶妙で、気付けばどんどん食べ進めていました。あと、店先にあったご当地キャラクターのフィギュアが手に入るガチャガチャにも挑戦しました! ご当地フィギュアは大好きで、各地のコレクションを家に並べているんです。今回ゲットした「カツオにゃんこ」も大切に飾ろうと思います。
――安芸市の歴史や文化に触れて、いかがでしたか?
「土居廓中」にはお城の跡や歴史民俗資料館があり、歴史を感じることのできる静かで落ち着く場所だなと感じました。まち並みもとてもきれいで、その環境を守るために住人の方は美観を意識して暮らされているのだろうなと、頭が下がる思いがしました。俳優目線でいうと、ああいう場所で時代劇の撮影などをしてみたいです。「内原野陶芸館」での手びねり体験は、均等にバランスのよい形を作るのが難しかったです。でも、自分で作った器には味があって愛着も湧くので、できあがりが楽しみです。高知特産のカツオのたたきを盛り付けて、使ってみたいと思っています。
――須賀さんは、普段はよく旅に行かれますか?
実は、旅の面白さに目覚めてきたのは、最近なんです。先日、たまたま見た旅動画の真似をして、プライベートで名古屋を訪れました。仕事でも地方を訪れることが度々あるのですが、すぐに帰ってきてしまうことも多いので、今回のようにその土地の空気や風土をじっくり味わう旅の機会は貴重なんです。以前は休みなく仕事ばかりしていても全然平気だったのですが、近頃は、オフに旅をしてリフレッシュするのもいいなと思えてきました。
――旅先ならではの楽しみはありますか?
お土産選びは毎回楽しみにしています。今回も柚子酢、柚子胡椒、焼酎など、たくさん買いました。それから、必ずその土地に根付いた老舗の居酒屋を訪れるようにしています。地元の食べ物を教えてもらったり、まちの方と交流するのが楽しみなんです。今回の旅では安芸市の方とたくさん交流できて、とても心に残りました。
――また安芸市を訪れたら、どんな過ごし方をしたいですか?
今回は1泊2日でしたが、1週間くらい時間をとってゆっくりしたいです。伊尾木洞をくまなく探検したり、海岸でのんびりしたり、お酒を飲みすぎて酔いつぶれてしまう日があってもちょうどいいくらいのスケジュールで訪れてみたいです(笑)。都会で過ごす日常から思いっきり離れて、リフレッシュできたら最高ですよね。
1994年10月19日生まれ、東京都出身。1999年に子役デビュー。2002年、ドラマ『人にやさしく』に出演し、注目を浴びる。その後、多くのドラマ、映画に出演。近年の出演作として、ドラマ『先生さようなら』『ACMA:GAME』(日本テレビ)、『奪われた僕たち』(MBS)など。2023年には、劇団『ハイキュー!!』で演出を務めた。2024年9月15日から上演される舞台「東京芸術劇場Presents 木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』」に出演する。
衣装協力/スタイリスト私物
撮影・取材協力
高知県安芸市
編集長
播磨雄介
編集
白田麻依子、阿部大亮、細淵佳奈子、石川葵
大熊静香、福田桃子、吉川綾乃、清水彩純
アドバタイジング
堀 可奈子
デザイナー
松田 洋(ヒストリアル)
HTMLコーダー
安川紗世(ヒストリアル)
発行人
井上秀嗣
発行元
株式会社ブランジスタメディア
東京都渋谷区桜丘町20番4号
03-6415-1183