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FOCAL DATA(2020年国勢調査)
人 口 : 6,781人
面 積 : 約65.35平方km
豆知識 : 町名は「ひろがわ」、その由来になった
町内最大の河川は「ひろかわ」
和歌山県中部に位置する広川町は、四国を対岸に望む和歌山湾、緑豊かな高城山に囲まれた町。海の幸にも山の幸にも恵まれ、その気候と風土により有田みかんの名産地としても知られています。そして忘れてはならないのが、広川町は全国で初めて“防災遺産”のストーリーが日本遺産に認定された町であること。江戸時代末期、地震とそれによる津波が広川町を襲いました。その被害から多くの人々を救い、復興を支えた実業家・濱口梧陵(はまぐちごりょう)が述べた『住民百世の安堵を図る』を象徴に、次世代を守りつつ災害の記憶を伝承してきた堤防や、避難を意識した町並みなどが、その構成文化財です。防災遺産は今なお町と人々を守り、災害への危機意識や未来を切り開いていく文化を育んでいます。