ハートの窓がフォトジェニック!「正寿院」へ行ってきた
奈良愛の強いLIKESメンバーの神奈月みやびさん。今回は奈良市内から出発し、「旅色FO-CAL」で夏菜さんも訪れた京都・宇治田原町にある「正寿院」へ行ってきたようです。ハート型の窓やカラフルな天井がインスタ映えすると人気のお寺を紹介してくれました。
目次
◆この記事を書いたメンバー
神奈月 みやびさん(4期生)
奈良をこよなく愛し、奈良の魅力発信をしていきます。 お酒が大好きで、奈良のお酒(特に日本酒)に詳しいです。1人で行き当たりばったりの旅スタイルも好きですが、オーダーメイドツアーを組むことも好きです。奈良からのルートはお任せください。
奈良から1時間強のドライブで正寿院へ
インスタ映えするお寺があると「旅色FO-CAL」で知り、連休の合間に車を走らせました。向かった先は、京都府宇治田原町にある「正寿院」。
奈良市内から車で県道を走り1時間強のドライブ。ネットでは、京都市内からの案内をよく目にしますが、実は奈良市内からもかなり近い。少し山道にかかったところで、ナビの案内が止まりました。駐車場に車を入れ、正面には、黒っぽい壁の民家のような建物が現れました。日本料理店の離れのようにも見えます。
入り口に書いてある案内に従い進み、登った坂の向かい側にある本堂へ。入る手前、庭越しに豪華な襖絵が垣間見え、ワクワク感が抑えられなくなりました。
御朱印の絵柄は選べる8種類
拝観料を払うのと一緒に御朱印もお願いしました。御朱印の絵柄は8種類もあります。一般的に絵柄のものは、御朱印があらかじめ書かれた和紙でいただく「書き置き」がほとんどです。しかし「正寿院」では、8種類のうち4種類が御朱印帳にその場で直接書いてもらう「直書き」です。どの絵柄も素敵で、何種類か書いていただこうかとも考えましたが「書き置きならともかく、直書きにそれほどお手を煩わせても……」と思い、かわいい子供の絵柄の「わらべ仏 弁財天」(800円)を選びました。離れで御朱印帳を預け、僧侶に書いていただきます。
ハート窓だけじゃない趣向が凝らされた建物内
本堂を見学に。これが素晴らしい! 奈良や京都の襖絵を多く見てきた私ですが、それぞれの部屋に趣向が凝らされていて心を奪われました。
小さな離れの小部屋は、インスタ映えの評判のとおり、ハート形の窓から新緑があふれ、輝いています。本当はハート形ではなく「猪の目窓」といい、古くから日本にあるものだといいます。何にせよ、今は女子受けすることは間違いなし。
天井絵も素敵なのです。「寝転んでくつろいでいただいてもいい」という案内がありましたが、さすがにそれはできず…。スマホの自撮りモードで覗き込むようにして撮ってみるといい写真が撮れました。
季節を変わってまた訪れたくなる場所
離れの壁には、四季折々のハート窓の写真が飾られていました。私が出かけたのは、5月の新緑の季節だったけれど、春は桜のピンク、秋は紅葉の赤、冬は雪の白と季節ごとに違った様子が楽しめます。すべての季節に来たくなりました。6月~9月にかけては、「風鈴まつり」が行われ2000個を超える風鈴が迎えてくれるそうです。こちらも「あじさい風鈴」「ひまわり風鈴」「こすもす風鈴」のように季節によって違う風鈴が楽しめます。
そして実は、こちらのご本尊は50年に一度しかご開帳されません。前回は、平成2年だったそうなので、次は18年後か……。ああ、まだ生きているかしら。生きていれば、必ずまた来ようと思います。
◆正寿院
住所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
拝観時間:9時~16時半(冬季11月~3月は16時まで)
・風鈴まつり
期間:6月1日(水)~9月18日(日)
時間:9:00~16:30 ※最終受付は閉門15分前まで
花風鈴小径:「あじさい風鈴」6月~7月初旬
「ひまわり風鈴」7月初旬~8月
「こすもす風鈴」9月
※台風や警報発令、天災等の場合は、拝観を見送る場合があります。最新情報は公式HPをご確認ください。