【沖縄・那覇】レンタカーがなくても楽しめる! ホテルを起点に那覇を満喫する旅
バスや電車が少ない沖縄では、レンタカーを借りたドライブ旅が定番です。ところが、コロナの影響でレンタカーの台数は減少、借りられない事態も起きています。そんな中、あやっこさんがおすすめするのがレンタカーなしで楽しめる沖縄・那覇旅。ホテルを起点に、バスやモノレールで巡った様子を紹介します。
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◆この記事を書いたメンバー
あやっこさん
旅行と美味しいご飯とお酒をこよなく愛する東京在住の会社員です。 好きな旅のスタイルは旅先で食とお酒を楽しむこと。 旅とお酒の切り口で情報を発信していきます。
沖縄はレンタカー不足!?
新型コロナウイルスの対策が緩和され、観光客で賑わいを取り戻しつつある沖縄では、レンタカーが足りない事態が起きています。コロナ禍の観光客減少で、レンタカー屋が保有台数を減らしたことが原因だそう。こんなところにも影響が出ているとは驚きでした。
沖縄のリゾートエリアを観光するには、レンタカーが必要です。しかし工夫次第では、公共交通機関を使って満喫することができます。今回は、ホテルを起点にしたレンタカー無しで楽しむ沖縄・那覇の旅プランのご紹介です。
駅近のおしゃれホテルでリゾートステイ「ホテルストレータ那覇」
レンタカーを使わない旅のホテル選びのポイントは交通の利便性。主要な交通機関である都市モノレール「ゆいレール」の駅や沖縄路線バスの停留所近くを選ぶと移動がスムーズです。レンタカーは貸出しまで時間がかかりますが、ゆいレールは那覇空港を出てすぐ乗ることができるので、降機から約30分でホテルに到着。
今回は、ゆいレール旭橋駅近くの「ホテルストレータ那覇」へ宿泊しました。国際通りへ徒歩圏内というアクセスのよさもポイントです。
庭にはおしゃれなプールがあり、リゾート気分が高まります。
プールサイドで沖縄の風を感じながらのんびり読書。お供は沖縄名物「泡盛コーヒー」です。那覇の真ん中とは思えないような静かな時間に癒されました。
バスや「ゆいレール」で巡る沖縄グルメの名店3選
旅の醍醐味でもあるご当地料理。バスやゆいレールを使い、ホテルから少し離れたお店のグルメ探訪もできます。実際に私が行ったおすすめの沖縄料理店をご紹介します。
1. すーまぬめぇ(バスで約15分)
旅番組などでよく紹介される沖縄そばの人気店。ホテルからバスに乗り15分ほどで到着します。繁忙期は、駐車場の確保が大変なお店ですが、バスで行くとそんな心配もいりません。
沖縄の古民家は南国の植物に彩られて雰囲気も抜群です。
定番の「ソーキそば」もいいですが、私のおすすめは沖縄の郷土料理「ゆし豆腐」がのった「ゆし豆腐そば」。ふわふわの豆腐に鰹出汁がしみる一杯です。
◆すーまぬめぇ
住所:沖縄県那覇市国場40-1
電話:098-834-7428
営業時間:11:00~16:00(売切次第終了)
定休日:火・水曜日
2. うりずん(ゆいレールで約7分)
泡盛・古酒と琉球料理が楽しめる人気の居酒屋。ホテル近くのゆいレール美栄橋駅で乗車。2駅先の安里駅がお店の最寄り駅です。
琉球グラスに注がれた生のオリオンビールに沖縄気分が盛り上がります。
沖縄伝統の酒器「カラカラ」で提供される泡盛は、種類もたくさん。油みそで和えた刺身や素麺を油で炒めた「ソーミンプットゥルー」など昔ながらの沖縄料理をつまみに泡盛を飲む手が止まりません。
◆うりずん
住所:沖縄県那覇市安里388-5
電話:098-885-2178
営業時間:17:30~24:00(L.O.23:30)
定休日:年中無休
3. べんり屋玉玲瓏(ゆいレールで約8分)
ゆいレール安里駅近くにある飲み屋街。ここは、栄町市場にある餃子の名店です。台湾の屋台のようなディープな雰囲気があります。
餃子は、皮がもちもちで肉汁たっぷりのジューシーな味わい。
渋い雰囲気のお店が並ぶ栄町市場で、はしご酒するのも楽しそうです。
◆べんり屋玉玲瓏
住所:沖縄県那覇市安里388-1
電話:098-887-7754
営業時間:18:00~23:00(LO.22:30)
定休日:日曜日
港近くで沖縄を楽しむ「ホテルアンテルーム那覇」
那覇には多くのホテルがあるので、せっかくなので旅の後半は宿泊先を移動し、ホテルホッピングも楽しみました。
港に面したホテルは、部屋のベランダから離島に向かうフェリーが見えます。夕方には、綺麗な夕日を楽しむことも。夕日を眺めながらのオリオンビールも最高です!
近くの泊港(とまりこう)から慶良間(けらま)諸島へフェリーで約1時間。「ケラマブルー」と呼ばれる海は、綺麗で癒されます。これぞ沖縄! 朝一のフェリーに乗ると、日帰りで楽しむことができ、とても便利です。
散歩で巡る知る人ぞ知る観光スポット2選
アンテルーム那覇は、他の宿に比べると交通の便が劣ります。そこで、徒歩圏内にある知る人ぞ知る観光スポットへ行きました。
1. 波上宮(徒歩約14分)
琉球王国時代に創建された沖縄を代表する神社です。琉球王国に神道文化が渡来していたとは驚きです。波上宮(なみのうえぐう)は、那覇で唯一遊泳可能な「波の上ビーチ」付近の珊瑚岩の上に建っています。まさに波の上の神社。
赤瓦が使われた本殿や狛犬ではなくシーサが鎮座していることから沖縄らしさを感じられます。
御朱印ももらうことができます。
◆波上宮
住所:沖縄県那覇市若狭1-25-11
電話:098-868-3697
2.泊いゆまち(ホテルから徒歩20分)
こちらの魚市場では、新鮮なお刺身を堪能できます。ホテルからやや歩きますが、散歩圏内です。いゆ=魚介、まち=市場という意味で、いゆまち=魚市場です。泊港は漁港でもあり、近海で取れた新鮮な海の幸を安く購入することができます。
沖縄は鮪が有名。特に、近海産の鮪のお刺身が人気です。地魚の刺身もあって目移りしてしまいました。
市場内にはイートインスペースや食堂もありますが、今回はホテルに持ち帰って部屋飲みのつまみに。こんなに買っても約3,000円。かなりお得でした。
◆泊いゆまち
住所:沖縄県那覇市港町1丁目1−18
電話:098-868-1096
営業時間:6:00~18:00
定休日:年中無休
レンタカー無しでも沖縄は楽しめる!
レンタカーがなくても十分満喫できると感じた旅行。車で旅すると有名観光地を巡りがちですが、公共交通機関には移動に制限があるからこそ那覇をディープに楽しむことがきます。お酒好きにとっては気兼ねなく飲めるのもありがたいポイントでした。
ちなみに「たまには歩け、うちなーんちゅ」というCMが流れるほど歩かない沖縄県民。「20分歩いた。」とタクシーの運転手さんへ話すと、とても驚かれました(笑)。