サッポロ割でアクティブにいこう! 北海道2泊3日の旅
「サッポロ割」を使って北海道・札幌2泊3日のお得な旅に出たLIKESメンバーのいちさん。SUPをしたり今しか食べられない生ウニを食べたり、絶景をみたり北海道を満喫できたようです。豊平峡温泉で本格インドカレーや生ウニソフトなど驚きの情報も教えてくれました。
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「サッポロ割」は、札幌市内の宿泊代金が1人1泊5,000円以上で3,000円引きとなる旅行割引。割引利用者には、対象の飲食店やお土産店等で利用できる 2,000円分の「スマイルクーポン」が配布されます。札幌市在住でなくでも10月末まで使える太っ腹ぶり! 実際に「サッポロ割」を利用して2泊3日の北海道・札幌旅に行ってきました。
1日目:支笏湖(しこつこ)を漕ぐ、食べる
新千歳空港から約1時間のドライブで支笏湖に到着。支笏湖はおよそ4万年前に支笏火山の噴火でできた陥没地に水が溜まって形成され、最大深度約360m、平均水深約265mの湖です。
今回は「Hokkaido Great Adventure」でSUP体験コースに申し込みました。
SUPは何度か体験したことがありますが、川の上に浮かぶ不安定なボードの上に立つには、体幹が必要。コロナ禍で在宅勤務中心になり2年弱……すっかり運動不足になってしまい、上手く立てるか心配でしたが、優しいガイドさんが手取り足取り教えてくれたおかげで、すぐに立ち上がることができました。
ちなみに一番安定する姿勢は「ボードの上で胡坐をかくこと」とのことで、試してみましたがどうにもグラグラ……結局立ったり、座ったりを繰り返してしまいました。いずれの姿勢でも、漕げば前に進みます(笑)。
ガイドさんが、SUPを漕ぎながら記念写真を撮ってくれたり北海道ならではのお話をして楽しませてくれました。
話の中でも一番興味深かったのが「カムイ」のお話です。アイヌ民族の信仰では、この世の全てのものに「魂」が宿っていると考えられ、動物や植物を「カムイ=神様」として敬っていました。時に人間を襲ってしまう熊も「キムンカムイ」と呼ばれ敬う存在だったそうです。北海道は神様がたくさんいるので食べられないものばかり……。それでアイヌ民族は鹿を食べて生活していたんですね。鹿肉もおいしいと聞き、いつか食べてみたいと思いました。
当日は、残念ながら小雨が降っていましたが、それでも水中が見えるほどの透明度! 水際までボードを寄せたところで「手の平を水の中にいれてごらん」とガイドさんに言われ、水の中を覗くと小さなエビがたくさんいました! エビは意外とかわいい顔をしています。
2時間楽しみつくし大満足でSUP体験を終了。自然豊かな支笏湖を堪能しました。
◆Hokkaido Great Adventure支笏湖会場
住所:北海道千歳市支笏湖温泉
電話:090-2699-4688
SUP催行時間:9:30~15:00 ※コースによって異なりますので詳しくは公式HPをご確認ください。
参加条件:20歳以上
SUP体験の後は、お腹が空いていたので支笏湖で採れる名物「姫鱒(ヒメマス)」を食べました。綺麗な水とプランクトンを多く食べて育った姫鱒の身は、サーモンピンク色で脂も乗っておいしかったです。
◆お食事処 寿
住所:北海道千歳市支笏湖温泉
電話:0123-25-2642
営業時間:10:30~15:00
定休日:水曜日
お腹も満たされたところで、サッポロ割を活用して予約した定山渓(じょうざんけい)の秘湯・豊平峡(ほうへいきょう)温泉へ向かいます。支笏湖から車で約1時間の場所です。札幌を代表する温泉地で源泉100%のかけ流し、日本最大級の露天風呂もあり温泉好きにはたまりません。
◆豊平峡温泉
住所:北海道札幌市南区定山渓608-2
電話:011-598-2410
入浴利用時間:10:00~21:00(最終受付21:45)
入泉料:おとな 1,000円、こども 500円
1日目:旅のメインは本格インドカレー!?
今回は温泉に加えて、札幌出身のカレー好きの知人に「ぜひ食べて欲しい」と力説され、旅の目的のひとつをここにしました。豊平峡温泉に併設されている「ONSEN食堂」では、特製セラミック釜を使用して焼き上げたパリパリかつもちもちのナンと数十種類のスパイスの入った様々なカレーを楽しむことができます。
私が頼んだ「チキンマサラ」は980円! チキン、野菜、卵などの具がゴロゴロ入り、スパイスの旨味がたっぷり出たカレーに、もちもちパリッと焼き上がったナンがついてきます。 北海道らしい豊平峡ファーム産のハスカップをつかった「ハスカップラッシー」も頼んだのですが、その甘酸っぱさが疲れた体に染み渡り、全てがベストマッチしています。ボリュームいっぱいでおいしい! 支笏湖で姫鱒をお腹いっぱい食べてしまい、全部食べれなかったらどうしよう……と心配していましたが、そんな心配もいらず完食しました。遠くてもまた行きたいと思える場所です。
◆ONSEN食堂
住所:北海道札幌市南区定山渓608-2(豊平峡温泉内)
営業時間:11:00~21:00
2日目:積丹(しゃこたん)で極上のウニを食す
ウニの漁獲量が日本一という北海道。特に6~8月のウニ漁の解禁時期は、この時期にしか味わうことができない生ウニを目的に積丹に訪れる人も多いです。車を走らせ約3時間で「食堂うしお」に到着しました。私達が着いた11時過ぎにはすでに行列が出来ていて順番を待ちます。
北海道の積丹地域で採れるウニは大きく2種類あります。「赤ウニ」と呼ばれる濃いオレンジ色をした「エゾバフンウニ」と「白ウニ」と呼ばれる白っぽい色をした「ムラサキウニ」。味が濃く甘みが強い「赤ウニ」の方が人気ですが採れる量が少なく、値段が高いです。
約1時間待ってようやく「生うに丼」とご対面。せっかくなので赤ウニ・白ウニ両方楽しめるハーフ丼にしました。お値段なんと! 6,650円! こんな贅沢ランチを食べることは滅多にありませんが、せっかく積丹まできたのだからと勇気を出して頼みました(笑)。 今の時期しか食べられない添加物を一切使っていない生ウニは、それはそれはとろける美味しさでした。個人的にはさっぱりめの「白ウニ」の方が食べやすくて好みでした。
◆食堂うしお
住所:北海道積丹郡積丹町神岬9-1
電話:0135-46-5118
営業時間:8:30~17:00 (L.O. 16:30)
営業期間 :4月上旬~11月上旬まで無休
2日目:積丹半島が誇る"積丹ブルー"が拝める「神威岬」
ランチ後は積丹郡の突端にある「神威岬(かむいみさき)」へ向かいました。源頼朝に追われ、北へと逃げてきた源義経と義経に想いを寄せたアイヌの娘「チャレンカ」との悲しい伝説が残っています。岬の突端へ向かう散策路は「チャレンカの小道」という名前がついています。伝説の詳細は省きますが、よくこんな北の地まで逃げてきたなと複雑な気持ちになりました。
積丹ブルーと呼ばれる鮮やかな青い海やダイナミックな景色を楽しみながら進むと神威岩(かむいいわ)に到着しました。
片道約30分で来た道を戻り駐車場に到着。
売店で積丹ブルー色のソフトクリーム(ミント味)を食べました。
◆カムイ番屋
住所:積丹町大字神岬町字シマツナイ92
電話:0135-46-5730
営業時間:11:00~17:00
営業期間:4月~10月
2日目:醤油を垂らすとウニ味ソフトに変身?
積丹から札幌へ向かう際に立ち寄った小樽で食べた「うにLABO HACHI 小樽運河店」の生うにソフト。昆布チップスが付いていて「うげ~」と思いましたが、食べてみると濃厚なバニラのソフトクリームで意外においしい! お醤油垂らすと途端にウニの味に! 冷たいウニを食べているようでおもしろかったです。
◆うにLABO HACHI 小樽運河店
住所:北海道小樽市色内1-2-16
営業時間:10:00~17:00
サッポロ割でもらえるスマイルクーポンは、ホテルにチェックインした日からチェックアウトする日までが使用期間です。私は、2泊分で4,000円もらうことができたのでお土産をたくさん買うことができて大満足でした。これからも感染対策には十分気を付けながら、お得な旅行割引を活用した旅を楽しんでいきます。