女子旅で「亀の井ホテル 伊豆高原」へ! 青と緑の絶景と解放感にとける
静岡県の伊豆高原にある「亀の井ホテル 伊豆高原」は高台に立つ全室オーシャンビューのホテルです。高級感ある露天風呂付客室、地のものが楽しめる料理、景色を楽しむ大浴場など、非日常を贅沢に楽しめるホテルでLIKESメンバーのサヤカさんが女子旅を楽しんできた様子をレポートしてくれました。
目次
◆この記事を書いたメンバー
サヤカさん
都内在住トラベリーマン(ただの旅好き会社員)。もっぱら海外、時々国内も、改めて日本の素晴らしさを知る旅を深めたい! 今日この頃。好きな旅のキーワードは、リゾート 、温泉 、海 、ホテルステイ 、絶景 、世界遺産 、のんびり 、非日常 、癒し 、おいしい 、現地集合 、ANA派 、歩く 、そこにしかない空気感を感じる時間が好きです。
サフィール踊り子に乗り込み、伊豆高原へ
新緑が眩しい季節となりました。旅の活気が戻りつつある空気を肌でビシビシ感じながらも、どこに行くかを決めきれずにぐずぐず。それでも忘れかけていたあのキャッキャ感を求めて、友人と久々の女子旅へ行ってきました。愛犬連れも多いことから、別名:イヌ高原といわれる伊豆高原。その中腹に建ち、広がる相模灘を見下ろす、絶景リゾート「亀の井ホテル 伊豆高原」を目指します。
全車両グリーン席の「サフィール踊り子」は、旅の楽しみのひとつでした。サフィールはフランス語でサファイアの意味で、列車の優美さと伊豆から望むまばゆい空と海の景色にぴったり。
友人と車内のカフェテリアを堪能しようと約束し乗車。はやる気持ちを抑えきれず、すぐに4号車へ向かいましたが、席に限りがあるため時間前の入室はできません。予約時間まで待って、伊豆産フレッシュトマトのスパゲティとスパークリングワインに舌鼓。ランチ時に旅先へ移動する場合、駅カフェ利用が効率的ですが、ちょっとした旅の特別感を味わえる車内ランチは、出発早々にハッピーな気持ちになります。
ロビーを抜けると非日常感へひきこまれる
ホテルまでの無料送迎バスもありますが、天気がよかったので、伊豆高原駅から景色を楽しみながらホテルまで散歩することに。徒歩約30分の道のりです。
到着後、広々としたロビーを抜けると眼前に相模灘(さがみなだ)が広がり、一気に非日常感へ引き込まれていく感じがしました。
ロビーでチェックインの手続きをしながら、無料ラウンジのデトックスウォーターやお茶をいただくことができます。お茶の種類は静岡ならではの豊富さ。そして、いうまでもなくおいしかったので、滞在中に何杯もいただいてしまいました。
おすすめは、日本茶や緑茶の一種「ぐり茶」。茶葉自体が捻じれ“ぐりっ”としていることが由来で、伊豆地方独特の呼び方だそうです。味はまろやかで、朝いちに水盤テラスにある椅子に腰かけいただく一杯は至福のひと時。旅中にお土産屋で何度も見かけました。
一度座ったら離れられないプレミアムラウンジ
チェックインは15:00でしたが、チェックイン前にも嬉しいポイントが。宿泊日の13:00から利用可能なプレミアムラウンジがあることです。プレミアムルーム利用者専用で使うことができます。ソフトドリンクからアルコールまでずらりと並び、ちょっとしたスナックまで。
落ち着いた雰囲気と解放感に、ワインもあれば、女子旅でのおしゃべりはもうエンドレス……。はじめは、「この後、大室山とか行ってみる? 」と話していたものの、途中から「ここで、まったりしよう」とお決まりコースに。あまりの居心地のよさに、危うく入り浸りになるところでした。あぶない、あぶない(笑)。さすがに「夕食前に温泉に入りたいね」と立去りましたが、21:00まで利用することができます。
贅沢の極み【温泉露天風呂付】ラグジュアリースイート
部屋に向かうエレベーターの扉が開いた瞬間、大きな生け花が。こういう演出も女子旅のテンションを上げてくれます。
木目の和む扉を開けると、ふたりして「キャー、すごすぎる! 」と大興奮。部屋を隅々まで走り回りながらルームツアースタートです。広々とした空間に、まるでこの部屋のために造られたのかと思うほどぴったりとおさまった木の家具が置かれています。
家具類は、海を眺めるように配置され、どこに座ってもオーシャンビューを贅沢に独り占めできます。またシャワー室から露天風呂まで開け放つことができ、解放感抜群です。心地よい風を感じながら、プライベート空間を味わい大満足。
満天と月光の2種類の温泉
大浴場は「満天の湯」と「月光の湯」の2種類。13:00~24:00と5:30~10:00で男女入れ替え制。満天の湯の露天風呂は、空と海の絶景と吹き抜ける風が、控えめにいっても最高。明るい時やマジックアワーを楽しむのがおすすめです。月光の湯は、内風呂を堪能しました。いずれもお湯はさらりとして気持ちよかったです。
ずっと浸かっていられる。が、そうはいってものぼせるので、ラウンジのアイスでクールダウン。
館内着兼パジャマは、部屋に備え付けがあるのと、ロビーで予備が配られているので、着替えられて便利でした。館内着もさることながら、キルティングのポンチョ風ガウンが気に入り、ホテル滞在中ずっと着用していました。
夕食は旬とお造りにこだわった卯月のお献立
夕食は17:30~、19:30~の2部制となっています。ワタシは17:30~にして、明るい時間帯から海を眺めてビールで乾杯する、旅の醍醐味を満喫! 和食料理で旬な食材を味わいます。目鯛、金目鯛、尾長鯛と鯛尽くしのお造りは中伊豆産山葵と河津産塩が添えられており、お酒が止まらない。亀の井饅頭はなんだかあとひくなー、と調べてみたら、小豆とバターの仕業のようです、おいしいわけだ。
◆お食事
第1部:17:30~19:15
第2部:19:30~21:00
※料理内容は、季節や仕入れ状況により異なります。
「地獄めぐり 夜鳴き担々麺」サービスが21:00~あります。夜の小腹がすく時間に1人1杯オリジナル担々麺をいただくことができるのです。種類は、赤地獄(四川)、黒地獄(黒ごま)、白地獄(白ごま)に、最近加わった紫地獄(紫芋)。全部おいしそうで「ひとつずつ、ください!」とオーダーしたら、「今日は、紫です」とのことでした。何地獄に出会えるかは、宿泊してのお楽しみのようです。紫芋のポタージュのような濃厚スープにしっかりした食感の香港麺がよく絡みます。おいしすぎて「紫」の地獄に落ちました……(笑)。
提供時間:21:00~22:30(L.O.)
地のものも味わえる! 種類が豊富な朝食ブッフェ
朝食はバラエティーに富んだブッフェ。やっぱり地のものメインでいきたいワタシは、鯛めしとあら汁、そしてホテルおすすめの高原フレンチトーストで攻めました。友人はカレーをチョイス。小鉢で提供されているので、トレーにぎっしり並べる方や食べたそばから積み上げて何度も往復する方など、思い思いのスタイルで楽しんでいました。
周辺観光のおすすめスポット3選
城ケ崎海岸(じょうがさきかいがん)
全長約3kmにわたる海岸沿いの気持ちのいい散歩を楽しめる城ヶ崎ピクニカルコース。高低差もあり、なかなかの運動量になります。サスペンスドラマでお馴染みの断崖絶壁と吊橋は、スリル満点です。
◆城ケ崎海岸
住所:静岡県伊東市富戸
小室山公園
専用リフト「MISORA」で山頂まで約3分。小室山リッジウォーク "MISORA" / Cafe・321で映え写真をおさめたら、リッジウォークで空中散歩。360°大パノラマを楽しめます。公園では、ちょうどつつじが満開間近。
◆小室山公園
住所:静岡県伊東市川奈1260-1
◆小室山リッジウォーク "MISORA" / Cafe・321
住所:静岡県伊東市川奈1429
電話:0557-45-1444
営業時間:9:30~16:00
大室山
噴火によって今のかたちになり、伊豆高原のシンボル的存在です。環境保全のため徒歩での登山が禁止されているため、リフトで山頂へ。噴火口跡を周る「お鉢めぐり」は1周約20~30分で、気軽に大パノラマが楽しめます。火口には安産と縁結びの神様が祀られた大室山浅間神社があるので、お参りに行くのもおすすめです。
◆大室山登山リフト
住所:静岡県伊東市富戸1317-5
営業時間:3月~9月 9:00~17:00、10月~2月 9:00~16:00、元旦 5:40~8:00
リフト料金(往復):大人 700円、こども(4歳以上)350円
おわりに
ゴールデンウィーク以降、亀の井ホテル 伊豆高原では、水盤テラスでヨガレクチャーを予定しているそうです。空と海の青と木々の緑に包み込まれたゆったり空間で寛げて、周辺には自然の絶景スポットも多い亀の井ホテルで、この上ない解放感にとけてみませんか?