秋冬の穴場スポットは福島市!? 醸造・温泉・くだものをまるっと堪能する女子旅へ

全国のおすすめ女子旅を紹介する旅色LIKESライターのほしこです。ふくしまファンクラブが主催するバスツアーに参加してきました。テーマは「ふくしまの醸造×温泉×くだもの」。何度が福島県に行ったことのある私も、そして地元民も知らない福島市の魅力を発見してきました。これからの寒い季節にぴったりの温泉や旬を迎えるくだもの、そしてお酒まで特に女子にオススメしたいスポットをご紹介します。
目次
ふくしまの醸造×温泉×くだものツアー
ふくしまファンクラブは福島の応援団! 福島が好きな方たちでつくるファンクラブです。ツアー以外にも、SNSやイベントを通じて福島の魅力を伝えています。今回私が参加したのは「ふくしまの醸造×温泉×くだものツアー」です。参加者の半分程が福島県内在住の方でしたが、地元民が知らない情報も満載の充実した内容でした。参加したことで、福島市にドはまりした私のおすすめスポットをツアー後に巡った場所と共に厳選して紹介します。
醸造① 「吾妻山麓醸造所」 かわいいうさぎラベルのワインで乾杯!
アメリカや山梨県でワインを学んだオーナーが令和2(2020)年に開設した「吾妻山麓醸造所」。吾妻山(あづまやま)の麓にある県内唯一のワイナリーです。吾妻山に雪が積もるとうさぎの形のようになることから、ラベルにはうさぎが描かれています。
敷地内でブドウを育てています。ワインは風味がブドウを育てる土壌によって左右されるますが、この場所は温泉が近くにあるため風向きによっては温泉のにおいが届くこともあるのだそう。温泉からの風を浴びたちょっと珍しいワインです。高台にショップ&カフェがあり、ここでワインの購入や試飲を楽しむことができます。ブドウ畑や福島市内の景色を眺めながら飲むワインは最高でした。
◆吾妻山麓醸造所
住所:福島市桜本字梨子沢4-2
電話:024-563-5057
営業時間:9:00~16:00
定休日:木曜日
醸造② 黄色が目印!ふらっと立ち寄りOKな「Yellow Beer Works 文化通り店」
福島駅から徒歩約15分の距離にあるのが、米農家が営む小さなブルワリー「Yellow Beer Works 文化通り店」。お米やフルーツなどを使った、ちょっと珍しいビールを味わえます。店名の通り、黄色がテーマカラーの店内はポップでかわいい。気さくな店員さんと楽しくおしゃべりしながらのビール飲み比べの時間は、とても心地がよかったです。とろっと甘いジュースのような「マンゴーピーチラッシーサワー」は、デザートビールとしても最高な一杯。
◆Yellow Beer Works 文化通り店
住所:福島市大町9-10
電話:024-563-3003
営業時間:11:30~14:00、15:00~20:00、水木曜日16:00~22:00
定休日:祝日
温泉① こけしが見守る温泉街「土湯温泉郷」
「土湯こけし」と「土湯温泉」で知られる「土湯温泉郷」。温泉街に入れば至る所でこけしと出会います。なかでも目立っていたのは、橋の欄干にある巨大なこけし。遠刈田(とおがった)、鳴子と共に東北三大こけしとして知られる「土湯こけし」は、頭に黒い輪、前髪の両脇にある赤い髪飾り、胴体に赤・黄・緑の横縞模様を描かれることが特徴。こけしが好きな女性(通称:コケジョ)の友人につられてじっくりと見てみると、一つひとつ表情も違ってかわいらしく見えます。
土湯温泉観光協会の前には、足湯と日帰り温泉があります。街歩きや川沿い散歩で疲れた足を、少し熱めのお湯に癒されてはいかがでしょうか。
◆土湯温泉観光協会
住所:福島県福島市土湯温泉町字下ノ町22-1
電話:024-595-2217
営業時間:平日11:00~21:00、土曜日8:00~21:00、日曜日8:00~17:00
温泉② 熱さは番付にランクイン! 熱すぎる「飯坂温泉」
福島駅から飯坂線に乗って約20分の所に「飯坂温泉」があります。福島駅からのアクセスが抜群です。駅近のエリアには複数の温泉があります。さらに駅から徒歩5分ほど歩くと、川沿いに建つ波古湯(はこゆ)に到着。飯坂温泉の中では、少しぬるめの約48.8度のお湯。地元の人に勧められたのは鯖湖湯(さばこゆ)。木造建てで風情があり、地元民も多く通う温泉です。お湯の温度は、約51度。湯温に怯んでしまい、すぐ近くの旧堀切邸にある足湯を訪ねることにしました。無料で入れて、足湯や手湯を楽しむことができるので、散歩のついでに立ち寄るのもいいですね。敷地内の建物や蔵の見学もできます。
◆飯坂温泉
住所:福島市飯坂町十綱町3
くだもの王国・福島! 「まるせい果樹園」でをまるっと食べつくせ
福島といえば、モモをイメージされる人も多いのではないでしょうか。盆地特有の地形・気候を生かし、ほかにもサクランボやナシ、ブドウなど季節ごとにさまざまな果物を栽培しています。東京ドーム約2個分の広大な敷地を持つ「まるせい果樹園」では、6~12月の期間にくだもの狩りを実施中。私が訪ねた9月上旬に旬を迎えていたのは、ナシ(幸水)とモモ(川中島白桃・黄金桃など)。今回はナシ狩りを体験しました。30分間で収穫して、自分で皮を剝いて食べるため忙しいのですが、なかには2~3個食べる強者も。これから12月ごろまでは、リンゴ狩りが楽しめます。
まるせい果樹園のもう一つの名物は、旬のくだものをまるごと1個使った贅沢なパフェ。農家カフェ「森のガーデン」で提供され、時には4時間並ぶほど大人気店です。私が訪れた時のラインナップは、モモパフェ、ナシパフェ、ブドウパフェ。モモパフェは甘いモモがふんだんに乗ってボリューミーでしたが、ペロリと食べられる最高の一品でした。季節によってメニューが変わることもあるので公式Instagramをチェックしてみてください。
◆まるせい果樹園
住所:福島市飯坂町平野字森前50-1
電話:024-541-4465
営業時間:8:00~17:00
休園日:年末年始
体験料:平日 大人550円~1,430円、土日祝770円~1,650円
※体験料は、果物の種類によって異なる
※30分間の食べ放題プラン
※追加料金で持ち帰り可能
◆森のガーデン
住所:福島市飯坂町平野森前27-3
電話:024-541-4465
営業時間:10:00~16:00(LO15:45)、土・日・祝日10:00~17:00(LO16:45)
おわりに
今回のツアー参加が、福島市の魅力を発見するきっかけになりました。これから寒い時期に突入します。あつ~い温泉で体の芯から温まってみるのはいかがでしょう。秋の新酒や果物、温泉が揃う福島市で癒されてみてくださいね。