おすすめグルメ教えます お腹も心も満たされるランニング旅へ
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「腹が減ってはランニング旅はできぬ!」と言ってもいいくらい、お腹が満たされていないと楽しいランニング旅はできないんじゃないか、というのが私の持論です。ただ、お腹いっぱい食べすぎると気持ちよく走ることができなかったり加減が難しいんですよね……。
私は、走る1時間前に食事を済ませたり、時間がないときは軽めにしたり、軽快にランニング旅ができるよう調節しています。途中で何かお腹に入れたいな~と思ったときは、スポーツゼリーを飲めるようにリュックに忍ばせていたり。と、言いつつも実はランニング旅ってグルメも楽しめるっていう持ち味があるので、気にせず食べることもしばしばあります(笑) 早速、真逆の意見を言ってすみません(笑)
ただ走るだけではなくって、そこで出合ったお店にふらりと入ったり、「美味しいものに出合いたい!」っていうワクワクする気持ちは旅に必要不可欠。そこで今回は、今までのランニング旅で出合ったおすすめグルメを紹介していきます。
おすすめグルメ①「長崎ちゃんぽん」
長崎でランニング旅をした際に訪れた、ご夫婦で切り盛りをする「かんざき食堂」。長崎市中通り商店街にある昭和を感じる食堂です。お店に入ると看板猫と味のある手書きメニューが目に飛び込んできます。
ここで、長崎のソウルフード「ちゃんぽん」をいただきました。
お皿いっぱいの野菜にピンクのかまぼこがアクセントになっていて、麺が見えません!!
ちゃんぽん専用の業者さんから仕入れているという麺に、優しい味わいのスープがよく絡んでいました。私が長崎ちゃんぽんの具材で一番好きなのはイカ。ちゃんぽんに必ず入っているんですが、ムッチリとしているのにスッと歯の通る食感がたまりません。料理の成り立ちや特産品を知ると、旅の一皿がより深く味わえる気がします。
「ちゃんぽん」は“さまざまなものを混ぜる”という意味だそうで、明治中期に長崎に訪れていた中国人留学生に栄養価の高いものをお腹いっぱい食べさせるためにできたメニューだとも言われています。お腹にガッツリくるので、食後に1時間くらい休んでからランニング旅を再開させました。旅のベースはランニングですが、せっかく来たんだし食べたいものは我慢しませんよ~!
おすすめグルメ②「ソフトクリーム」
ランニング旅の最中によく食べているものNO.1がアイスクリーム! 火照った体を内側からクールダウンさせるのにもってこいです。ワンハンドで手軽に食べられるのもいいですよね。
広尾散歩通りにある「メルティング インザ マウス」にて。オシャレなお店でしたよ。
店内でSNS映えする写真も撮ってみたり。
濃厚なのに口溶けのよいソフトクリーム。見た目もオモチャみたいにコロッとしていて可愛かったです。ここのお店は場所柄、外国人や学生のお客さんが多いんだとか。私がお邪魔したときは静かな時間帯でしたが、時間を変えればまた違った雰囲気になるんだろうな~と想像する楽しさもあります。
ランニング旅では、入ったお店の店員さんとのコミュニケーションも大切にしています。地元の人ならではの裏話や穴場スポットを教えてもらえるのが、旅を思わぬ方向へ広げてくれるんです。
おすすめグルメ③「和スイーツ」
最後は函館で出会った和スイーツ。函館の有名な場所のひとつ、八幡坂の近くにカラフルな家が並ぶ通りがあります。
まるでマカロンのような可愛くて優しい色合い。マカロンを連想させる景色を見たせいかスイーツが食べたいな~と思って、ひと息つけるお店を探すことに。
少し走ると、ふと気になるお店が。大正10年に建てられた古民家を利用している「茶坊 菊泉」。とっても趣があり、すい~っと足を寄せられました。暖簾をくぐると優しい小豆の香りがして、「これはもう小豆を使ったスイーツを食べるしかないでしょ!」と和スイーツに心決まりました。
炊いていたのは十勝産の小豆。この上に可愛らしいカラフルな白玉が乗ったぜんざいをいただくことに。
下には贅沢な量のあんこが入っていて、粒感はしっかり、でもしつこくない甘さ。そして白玉と豆腐がふっくらもっちり。程よくお腹にたまるので、ランニング旅にピッタリな量だな~と思いました!
店内にはアンティークな家具や小物がたくさん置いてあり、おばあちゃんの家に遊びにきたような安心感もありましたよ。食後にゆっくり家具を眺めるのもいいかもしれません。
さまざまな楽しみ方ができるランニング旅
グルメにも目を向けて楽しめる「ランニング旅」。普通のランニングだったら気にならないようなお店も、ランニング旅だったら旅をより楽しくするポイントになったり、グルメが旅のアンテナを広げるきっかけにもなったりします。
この夏は、お腹も心を満たされるランニング旅を楽しむのはいかがでしょうか。