古い町並みが残る岐阜県・高山市でほっこり空気を味わう早朝ランニング旅
目次
暑い季節が過ぎて、ほっとできる涼しさを感じるようになりましたね。こんにちは! 鈴木ちなみです。
さて、今回紹介するのは私の出身地でもある岐阜県のランニング旅です。去年、高山市を訪れたのですが、ここは岐阜県でも人気の観光地のひとつです。私も年に一度は訪れる大好きな場所。本日は、高山のおすすめランニング旅ルートをご紹介します。
スタートは早朝の高山駅前から
高山駅は2016年に建て替えられたので、とてもきれいな駅。自由通路には「高山祭」で使う屋台の道具や実寸代の部品が展示されています。「高山祭」とは春と秋の年に2回開催されるお祭りで、観光客はもちろん地元の人も楽しみにしている行事なんです。このお祭りの特徴は、屋台と呼ばれる大きな引き物が街の中を駆け回るところ! 岐阜県民なら一度は必ず訪れたいお祭りです!(でも実は私、まだこのお祭りに参加したことがありません……笑)
人気の観光地ということもあり、メインストリートになると日中はたくさんの人で賑わいます。なので、ランニング旅を楽しむためには早朝がねらいめ! 早朝は人が少なくて、朝のひんやりとした空気と町並みを感じながらランニングをすることが出来ますよ。
早速ランニングをしつつ、象徴的な赤い橋「中橋」を越えると、朝だからこそ行きたくなるスポットに到着。
それが「宮川朝市」!
この場所で70年近くの歴史を持つ朝市で、高山のお母さんたちが畑で採れた旬の食材や、工芸品を販売しています。朝7時~12時まで年中無休で開催されているので、朝に立ち寄るのにぴったりな場所なんです。地元のお母さんたちとの会話を楽しむのもいいかもしれません。
「宮川朝市」をふらっとした後は、宮川沿いの遊歩道をランニング。
清らかな川の流れと、カモの親子にも遭遇してほっこりとした気持ちになりますよ~。
次の目的地へ
ここからは高山の古い街並みをのんびりとランニングしながら、次の目的地を目指します。
ふと足を止めて眺めたくなるような、美しい造りの家がたくさん。
ここで、ランニング旅の途中にもぴったりな秋の味覚を紹介したいと思います。それが秋限定の和菓子「栗よせ」です!
岐阜県にはさまざまな栗のお菓子がありますが、この栗よせは高山の郷土菓子。私も数年前までこんなお菓子があるなんて知りませんでした。一見すると羊羹のようにも見えますが、蒸して作ってあるので、あんこの部分がふわっとした食感なんです。栗がゴロゴロと沢山入っているのも特徴。栗の季節になると、街の和菓子屋さんで販売が始まります。私もランニング旅の途中で見つけた和菓子屋さんでいただきましたが、すごく美味しかったです!! 秋に高山へ行かれる方はぜひ食べてみてくださいね! そうこうしているうちに目的地に近づいてきました。
「高山祭屋台会館」に到着
冒頭にもお話した「高山祭」で実際に使われる屋台が展示されています。ガラス越しでもすごい迫力!
間近で屋台の迫力を体感できる贅沢な時間です。高山祭の屋台はとにかく職人技が詰まっていて、細部にまでこだわりを感じられるので、思わず見入ってしまいます。これが、私自身がランニングをしてきたあの街並みを駆け回るんだな~と思うだけでワクワクしちゃう。
最後は長い長い坂を登って「飛騨民藝村・飛騨の里」を目指します
ずっと坂道が続くので、途中歩きながらゆっくりと向かいました。
ゴールは「飛騨民藝村・飛騨の里」。昔懐かしい風景が気持ちいい! タイムスリップしたような気分です。こちらは実際に使われていた合掌造りが移築された場所で、中も見られるようになっています。ランニング旅の終わりにのんびりするスポットとして、ぴったり。
今回はほっとするような高山のランニング旅をご紹介しました。これからの紅葉の季節にもとてもおすすめなので、みなさんぜひ高山にお出かけになってみてくださいね。