温泉と共に生きる街・別府で、寒い冬にこそ楽しい“ほかほか”ランニング旅
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寒い季節がやってきましたね~。冬は運動不足にもなりがち! ということで、本日皆さんにお届けしたいのは、そんな寒い冬にこそ楽しく“ほかほか気分”になれるランニング旅。温泉と共に生きる街で、色々な角度から温泉を感じてきましたよ。
舞台は大分県・別府
別府といえば……そう温泉です! 空港にも足湯があったのは驚きました。
到着してすぐに温泉気分が味わえるのは嬉しいですね。では早速、ランニング旅へ! 見晴らしのいい高台からスタートです。
こうやって眺めてみると、意外に海も近いことが分かります。下り坂をゆっくりランニングすることで街並みも堪能できそう。
別府の街をランニングしていると銭湯がいくつもあったり、家庭の煙突から湯けむりが上がっていたりして、なんだかワクワクしてきます。温泉地の中でもこんな景色が見られるのは珍しいのではないでしょうか。
外気の冷たい冬は、白くてモクモクした湯けむりをはっきりと見ることができます。「湯けむりあるところに温泉あり!」ということで、湯けむりを目指しながらクネクネとした小道をランニングするのも楽しかったです。
足を進めて行くと、“鬼がいる”かわいい公園に到着!
鬼の遊具が! 別府といえば「地獄めぐり」も有名ですよね。「地獄=鬼」というイメージからか、別府市内では鬼のイラストをよく見かけました。なんだか鬼が街の人たちに愛されているような感じがして、ほっこりしました~。
「地獄めぐり」は7つの特徴ある「地獄」を巡ることが出来るのですが、私がランニング旅の途中で立ち寄ったのはコバルトブルー色の「海地獄」。
とっても鮮やかで、地獄とはかけ離れているように感じる美しさ。池の青色は温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているため、太陽光を通して見ると青色に見えるそうです。
立ち込める湯けむりを浴びて、お肌が潤った気がします。とどめなく温泉が湧き出ていて、活動する地球のパワーも感じました。
街なかのランニングでは、煙突だけでなく排水溝からも湯けむりが! 別府の人は家庭に温泉を引いている方も多く、温泉の蒸気を使って料理をする方もいるんだそうです! 温泉の沸いている近くでは猫が暖をとっていたり……温泉と共に生きる人の暮らしを垣間見ることができました。ランニングをしながらその土地の暮らしに触れられて、贅沢な気分です。
ランニング後の“ご褒美”
最後は大好きな“海沿いラン”を。別府湾を眺めながら潮風を感じて、心地よいランニング。私は「餅ケ浜海浜公園」から走り始めてみました。道も舗装されていて、とても走りやすかったです。もちろん“浜ラン”もできますが、砂に足を取られるのでなかなかハードなランになります(笑) “海沿いラン”の途中、大きな船が行き来して、山並みの景色も気持ち良かった~!
そして実はですね、海沿いまで来ていたのには理由があったんです。ランニング後のご褒美……砂風呂を目指していたからなんです!
砂風呂は初体験! 温泉で温められた砂の中に15分ほど身体を預けます。ポカポカ温かい砂でとてもリラックスした気分になり、いつの間にかスヤスヤと眠ってしまっていました(笑) 砂の重みが心地よくて、冷たい風を切って走ってきた体全体を温めてくれます。近 くにいたお客さんが「色んな場所で砂風呂に入ってきたけど、 ここが一番気持ちいいよ!」と教えてくれて、すごく得した気分になりました。
温泉を色々な角度から感じられる別府のランニング旅。皆さんも是非! 寒い季節に訪れてみるのはいかがですか?