Plan No.1244
- 日帰り
ならまちで歴史散策 身代わり申を探す一人旅
- ならまち(奈良県)
- 予算:3,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2022/07/30
ならまちで庚申信仰の歴史に触れる旅
奈良県の「元興寺」の門前に広がる古い町並み、ならまち。そこには、この地域だけでしか見られない「身代わり申」の風習があります。お守りである「身代わり申」を探し、地域に伝わる「庚申信仰」を感じる旅へ出かけませんか? のんびりと散策を楽しんで、食べる「身代わり申」も体験します。
こんな旅気分の人におすすめ
近鉄奈良駅
徒歩約15分
吉野りり花のおすすめポイント
- ★ 歴史ある史跡と暮らしの息遣いを感じる町家、庚申信仰の名残を留めるお堂などが点在する趣深いエリアです。奈良らしい雰囲気を味わいながら、ゆっくりと歩いてみましょう。まちのあちこちに魔除けのお守り・身代わり申(みがわりさる)が吊るされています
- ★ 「奈良町からくりおもちゃ館」のある一帯は、かつて暦を司った陰陽師たちが住んだ場所。今も住所が陰陽(いんよう)町となっています。陰陽師の鎮守の祭壇所だった鎮宅霊符神社では、「笑う狛犬」に注目!
約5分
吉野りり花のおすすめポイント
- ★ こちらの資料館には、とりわけたくさんの身代わり申が下がっていて見応えあり。近くで見ることができるので、身代わり申を写真に収めるにもちょうど良いスポットです
- ★ 庚申信仰とは、中国道教の説く三尸説(さんしせつ)に仏教、神道、修験道や民間信仰などが結びついたもの。身代わり申は庚申信仰の名残で、庚申様の使いの赤い猿をかたどったものです。災いを代わりに受けてくれることから、身代わり申と呼ばれています
- ★ 身代わり申を軒先に吊るすと魔除けとなり、災いが家に入ってこないとされています。また背中に願い事を書けば、願いを叶える願い申になると信じられてきました
徒歩約3分
吉野りり花のおすすめポイント
- ★ ならまちのシンボル・身代わり申は、こちらに祀られている青面金剛のお使いの猿をかたどったもの。猿が背を丸めたような形をしています。これは猿が毛繕いする姿で、当時、悪病を持ってくる災いの元とされた「三戸(さんし)の虫」を退治しているように見えることから、この形になったそう
- ★ お堂の屋根の上には「見ざる」「言わざる」「聞かざる」の三猿が座っています。お堂横には庚申信仰のベースとなった中国・道教の「三尸の虫」についての説明板もあり、この地に受け継がれてきた信仰を感じることができます
徒歩約5分
SPOT4
食べる身代わり申!? 「庚申さん」が名物
寧楽菓子司 中⻄与三郎(ならかしつかさ なかにしよさぶろう)
大正2年創業。「ならまちだんご」「庚申さん」など、奈良にちなんだ和菓子がそろう老舗和菓子店。店内には茶房スペースがあり、中庭を眺めながら季節の和菓子をお抹茶やほうじ茶とともに味わえる。
吉野りり花のおすすめポイント
- ★ ならまちの暮らしが感じられるような、趣ある町家に足を踏み入れると、お店の一角には「ならまちまちかど博物館」が。そこには菓子作りに使われた道具などが展示され、まるで小さな博物館のよう。中庭を臨む茶房「六坊庵」では、落ち着いた雰囲気の中でお抹茶と一緒に季節の和菓子が味わえます
- ★ 茶房メニューの「季節の上生菓子」では、身代わり申を表現した上生菓子「庚申さん」をチョイスすることも可能です。「庚申さん」のあざやかな紅白の見た目や、コロンとしたかわいらしいフォルムは「身代わり申」とそっくりです
- ★ 夏期は、かき氷「ならまち氷」も人気です。大和茶、苺(古都華/ことか)など、奈良産食材で作られていて、蜜は和三盆を使った自家製。和菓子店のこだわりがつまっています。真夏に奈良を旅する際の、ひんやりスポットとしてもおすすめ
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