- 日帰り
香川・高松観光モデルコース 日帰りで絶景の屋島をハイキング
高松(香川県)
予算:6,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2025/03/04
かつて源平合戦のなかで、「屋島の戦い」の舞台になった屋島には、瀬戸内海を見渡す絶景パノラマが待っています。今回はそんな屋島をハイキングで散策したあと、山麓にあるよりディープな四国を体感できる「四国村ミウゼアム」を訪れます。高知県・香川の自然と歴史を、ダブルで満喫する旅をご案内!

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 前半は五剣山や「屋島の戦い」の舞台となった壇ノ浦を望めます。トンネルを超えた後半は、高松の市街地と瀬戸内海のパノラマを楽しみましょう。距離の短い道路でありながら、景色変化が素晴らしいです!
- ★ 途中には「ミステリーゾーン」と呼ばれる不思議な区間が現れます。ここでは坂道の傾斜が急に緩やかになるため、登っているのに下っているように見えるのです。この目の錯覚は勾配錯視(こうばいさくし)と呼ばれています

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 台地を形成する屋島には、複数の展望台を設置。今回は、屋島三大展望台と呼ばれるスポットをハイキングで巡ります。談古嶺は、源平合戦の屋島の戦いの臨場感を現代まで伝えてくれる展望台です
- ★ 那須与一が扇の的を射た場所や、源氏の射手が神仏の加護を祈ったとされる祈り岩などを眺めることができます。また、源氏の水軍が攻めて来ると予想し、平氏が自陣の船を隠した「船かくし」もあり、当時の様子を楽しめます

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 屋島北嶺までは、1時間弱ほどハイキングを満喫しましょう。鬱蒼として趣深い林道や、随所に現れる瀬戸内海のパノラマを楽しむことができ、ラストの「遊鶴亭」では圧巻の景色を堪能!
- ★ 展望台からの眺めは、まさに絶景です。小豆島(しょうどしま)や女木島、おむすびのような形をした大槌島(おおづちじま)と小槌島(こづちじま)など、瀬戸内らしい多島美が広がります。瀬戸内ブルーの海を行き交う白いフェリーの姿もとても絵になりますよ
屋島寺
「四国八十八箇所霊場」の第84番札所。弘法大師・空海ゆかりの霊場で唯一、唐僧・鑑真が開基した寺として知られ、753年に鑑真(がんじん)が堂を建てたことに始まる。

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 屋島南嶺にある伽藍(がらん)の礎を築いたのは弘法大師・空海です。嵯峨天皇の勅願(ちょくがん)を受けて屋島寺を訪れ、北嶺にあった伽藍を現在の南嶺に。そこで、十一面千手観音像を彫造し、本尊として安置しました
- ★ 境内の一角には蓑山(みのやま)大明神として、太三郎狸(たさぶろうたぬき)が祀られています。スタジオジブリによるアニメーション映画「平成狸合戦ぽんぽこ」でも太三朗禿狸として登場したことで有名です

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 名物の「屋島ティラミス」を味わいましょう。モチーフとなっているのは、れいがん茶屋から眺める瀬戸内海のパノラマ。ティラミスが屋島、バニラアイスは小豆島、キャラメリゼしたバナナは男木島(おぎしま)・女木島を表現しています
- ★ 山上が屋根のように平らな形をしていることから名付けられた屋島。その屋島特有の屋根のような形をしたティラミスは、ほろ苦いエスプレッソとマスカルポーネが合わさり、コク深い大人の味わい。キャラメリゼしたバナナも香ばしいアクセントを生んでくれますよ

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ おすすめは「えび天ぶっかけうどん」です。コシが強くモチモチとしたうどんに、軽い衣でサクッとした海老天、そして優しいダシが見事に調和しています。これが本場の讃岐うどんだ! と感動すること間違いなしです
- ★ 藁ぶき屋根の外観だけでなく、一本一本組まれた梁や年季の入ったテーブルなど、店内でも古民家らしい温かみを感じられます
四国村ミウゼアム
四国村ミウゼアム
まるでメルヘンの世界に登場しそうな、砂糖しめ小屋(現地にて撮影)
四国村ギャラリーには現代建築の遊び心も(現地にて撮影)
壁も茅で囲われた楮蒸し小屋(現地にて撮影)
今では貴重になった古き良き香川の醤油づくり(現地にて撮影)
屋島山麓(さんろく)に位置する野外博物館。約5万平方メートルの敷地に、四国地方を中心とする伝統的な古民家や、歴史的建造物33棟を移築復原している。今では目にする機会が少ない四国各地の伝統文化を伝える役割を担う。

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 館内を巡ることで、四国地方の古き良き暮らしや建築文化を一挙に楽しめるのが魅力です。入館後すぐに出くわす「かずら橋」は、足元の木に隙間があり、揺れもするので、スリルが味わえますよ
- ★ 2棟の「砂糖しめ小屋」は、まるでおとぎ話に登場する家のような面持ち。円錐形の小屋で現存するのは、全国でもここだけだそうです
- ★ 和紙の原料となる楮(こうぞ)や三椏(みつまた)を蒸す「楮蒸し小屋」も見学できます
- ★ 過去に日本屈指の醤油生産量を誇っていた香川。当時の様子を今に伝える「醤油蔵」なども見られますよ。産業に根ざした建築が当時のまま保存されていることに感動!
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