- 日帰り
佐賀県・唐津を日帰り観光 城下町で唐津城や重要文化財を満喫
唐津(佐賀県)
予算:5,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格になります。
更新日:2025/03/25
九州の北西部に位置し、古代より大陸への玄関口として栄えてきた唐津。玄界灘に突き出た場所に築かれた「唐津城」を中心に、明治の優美な建築様式を今に伝える建物など、1日かけて城下町・唐津の歴史を巡る旅をお楽しみください。
旧大島邸

旧大島邸

内観1(現地にて撮影)

外観①(現地にて撮影)

内観②(現地にて撮影)

表門(現地にて撮影)
唐津の近代化に尽力した、大島小太郎(おおしまこたろう)の旧宅。主屋の完成は明治26(1893)年と考えられている。庭をともなう当時の和風住宅の建物構成や意匠の優秀さ、特徴をよく示している邸宅。

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 明治時代中期の、大規模かつ極めて上質な住宅。本邸はかつて、現在地から300mほど西側の地点に建っていましたが、小学校校舎の建設に伴い解体され、現在の地に復元されました。そして庭を含む建物構成、当時の特徴や意匠の優秀さなどに注目して、明治中期の和風住宅を楽しんでくださいね
- ★ 大島小太郎は唐津藩士の長男として唐津城内に生まれた人物です。明治18年に「佐賀銀行」の前身となる「唐津銀行」を創立し、鉄道や道路の敷設、市街地の電化、唐津港の整備など、唐津の近代化に大きく貢献しました。そんな人物の邸宅が、この「旧大島邸」です
Neuf9(ヌフ)

Neuf9(ヌフ)

ベーカリー販売スペース(現地にて撮影)
ベーカリーとしてもカフェとしても人気の、夫婦で営む「Neuf9」。手前はベーカリーの販売スペース、奥に入るとカフェスペースが広がっており、佐賀市の雑貨店「Clam」の商品も購入できる。店名の「neuf」はフランス語で数字の9を意味する。

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 美しい白壁とお洒落なインテリアが特徴的な店内。奥にあるカフェスペースは、奥部屋なのを感じさせないほどとても涼しく、開放感にあふれています。お好きなパンを購入し、近くのビーチで味わうのもおすすめ
- ★ 人気のパンは佐賀県産、福岡県産の小麦を主に使用しています。40~45種類ほどあるというパンはどれも魅力的で、どれも毎日1人で焼き上げているそうです
- ★ 次のスポットへ向かう前にちょいと寄り道を。西の方向すぐ近くに、唐津城の「西ノ門/五間丁馬場」という遺構が残っています。立派な石垣が聳(そび)えているので、ぜひ足を運んでみてください
旧高取邸

旧高取邸

正面入り口(現地にて撮影)

外観①(現地にて撮影)

外観②(現地にて撮影)

外観③(現地にて撮影)
杵島炭鉱(きしまたんこう)などの炭鉱主として知られる高取伊好(たかとりこれよし)の邸宅。明治後期に建造され、昭和初期の増築を経て現在に至る。敷地は約2,300坪と広大で、建物は居室棟と大広間棟の2つからなっている。

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 国の重要文化財に指定されている、明治期の特徴的な和風建築。和風を基調としながらも洋間をあわせ持った、近代和風建築の特色を備えています。大理石のマントルピースやアールヌーボー調のシャンデリアを取り入れている一方、大広間棟には茶室や能舞台などが設けられており、独特な造りとなっています
- ★ 杉戸絵(すぎとえ)や欄間(らんま)など、意匠に見どころが多いのも特徴。特に注目のポイントは杉戸絵で、全部で29種類72枚もあります。藤、山桜、垂れ桜、菊、松、紅葉、中国の故事などが描かれており、京都丸山四条派の絵師・水野香圃(みずのこうほ)が描いたといわれています。描かれている絵にも注目しながら鑑賞しましょう
唐津城

唐津城

天守最上階からの眺望(現地にて撮影)

総締門跡(現地にて撮影)

化粧櫓・本丸西口門(現地にて撮影)

本丸大手櫓門 内側(現地にて撮影)
唐津市街の北部に位置する、寺沢広高によって築城された城。名護屋城の遺材を活用し、7カ月の短期間で完成したと伝わる。城から左右に広がる砂浜が、鶴が翼を広げたように見えることから「舞鶴城」とも呼ばれる。

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 「舞鶴公園」となっている唐津城の本丸。この本丸は、満島山に築かれています。天守台がある頂上付近にはエレベーターで向かうこともできますが、ぜひとも大手の石段から登ってみてください。お城の1番の見どころである、壮麗(そうれい)な石垣を見ることができます
- ★ 唐津城は、期間が7カ月という驚異的なスピードで完成。これは、九州各地の諸大名の助力を得て築城したからこそ成し得たものでした。そのため、堀には、「肥後堀」や「薩摩堀」など、協力した大名の領地名が堀の名に残されているんです
- ★ 現在では、唐津のランドマークとなっている唐津城の模擬天守。もともと天守は存在しませんでしたが、昭和41年に文化観光施設として、内部が「郷土博物館」となっている“天守閣”が建てられました。そんな模擬天守の最上階は、唐津を360度見渡せる絶景スポット。旅の最後を締めくくりましょう
- ★ 二之丸、三之丸、外曲輪(そとくるわ)などは現在では市街地と化しています。ですが、唐津の市街には至る所に唐津城の遺構が残っているんです。さらに、肥後堀や「三之丸辰巳櫓(さんのみまるとたつみやぐら)」など、復元されているものもあります。お時間があれば、駅までの帰り道にぜひ足を運んでみてくださいね
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