うなぎ
ハレの日の日本食の代表格とされる「うなぎ」。地域によって調理法が異なることでも知られ、愛知の「ひつまぶし」や福岡の「せいろ蒸し」のほか、白焼や刺身、肝など様々な食感を楽しめるのも魅力。特別な時間を過ごせる老舗の有名店から、ランチや持ち帰りも可能な名店をセレクト。

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うなぎの人気レストラン
東京
うなぎにおすすめ
うなぎにおすすめ
銀座 四代目 高橋屋
東京都 / 銀座・日比谷・有楽町・築地
うなぎ・割烹・懐石料理
¥5,000~¥29,800
¥5,000~¥29,800
歌舞伎座タワーにほど近い創業約150年の歴史を持つ老舗割烹店で、歌舞伎界をはじめ各界の著名人もお忍びで訪れるという名店だ。「ミシュランガイド東京2024」にも選出され、伝統の味と心を込めて仕上げるうなぎは、世紀を超えて継承されてきた逸品。“日本一丁寧な仕込み”を信念に、食材選びから本焼きまでの全7工程には一切妥協がなく、小骨の処理など一尾の仕込みで約2時間もかけているという。食材・調理工程・食器・空間にこだわり、すべて一流を求めるその様は、まるで食と芸術を楽しめる小さな美術館のようだ。

内装は、近代建築家・黒川紀章氏に師事した松井大輔氏による設計。希少な国産材・黒柿を用いた花台を備えるエントランスから、研ぎ澄まされた雰囲気が漂う。優美なペンダントライトやカエデ材のテーブルとカウンターが高級感を演出。大きな窓からは、銀座を一望できる。

上段には関西風の直焼きを、下段には関東風の白蒸ししてから焼き上げたうなぎを挟んだ逸品。職人が小骨を一本ずつ丁寧に処理し、150年以上継ぎ足して使い続ける秘伝のタレを付けて直焼きしたうなぎは、コクのある味わいとふっくらとした上品な食感が魅力だ。
広島
うなぎにおすすめ
うなぎにおすすめ
鮨 稲穂
広島県 / 中区
鮨
広島電鉄の電停・銀山町から徒歩約3分のビルの3階にある、知る人ぞ知る隠れ家的な鮨店。すべてにおいて“調和”を大切にし、素材や手仕事に強いこだわりを持つ。シャリには、庄原市東城町の米と水、酒粕から造られる「後藤商店」の赤酢を中心に5種類ブレンドした酢を使用。また厳選されたネタは、静電エネルギーを与えることにより食材の氷結点付近でも凍りにくい状態を保つ「氷感庫」を利用した“氷感熟成”など、独自の手法を取り入れ、手間もかけている。広島を訪れるときに、立ち寄ってみたい鮨の名店だ。

前日までに予約をすれば、ランチタイムに「お昼の鮨御膳」が提供される。鮨職人・三原氏が厳選した食材で握ってくれるのが嬉しい。また、夜よりも気軽に利用できると評判で、遠方から訪れるゲストも多いとか。

芸術家であり、美食家としても知られる北大路魯山人の“料理とは、理(ことわり)を料(はか)るということ”という言葉を心に刻んでいる店主。使用するシャリやネタなど素材にこだわりを持ち、握ったときにすべてが調和する鮨を目指しているそうだ。
兵庫
うなぎにおすすめ
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味季料理 りんどう
兵庫県 / 加東・加西・西脇・三木・加古川
日本食
JR加古川駅から徒歩約17分。地産地消にこだわった食材と、料理に合う日本酒やワインを提供する日本料理店「味季料理 りんどう」。オーナーは2017年、国際ソムリエ協会(A.S.I.)のソムリエ資格試験「International A.S.I.Sommelier Diploma」で日本人初のゴールド認定を取得し、高度な日本食とワインのマリアージュを実現している。料理人兼ソムリエなので、料理をワインに合わせるアレンジも可能。日本酒は地産地消の料理との相性を追求し、地元銘柄を中心に取り揃えている。

地産地消にこだわった懐石料理や鉄板料理、地元名物の「かつめし」などを用意。カウンター席からは、目の前で調理をする様子が見られ、ライブ感とともに料理がいただける。好みに合わせてワインや料理の提案をしてくれるので、質の高いペアリングを満喫しよう。

日本ソムリエ協会の執行役員でもあるオーナーは、料理の修業中に魅了された“人と人をつなぐ飲み物”であるワインを身近な存在として広めようと、一般の人やビジネスパーソン向けのセミナーを開催。SNS上でも“国際ソムリエくん”として情報発信を行っている。
東京
うなぎにおすすめ
うなぎにおすすめ
うな菊 ホテル椿山荘東京店
東京都 / 飯田橋・四ツ谷・神楽坂・九段下
うなぎ
¥6,000~
¥8,000~
都営バスホテル椿山荘東京前から徒歩約1分、東京メトロ江戸川橋駅から徒歩約12分、ホテル椿山荘東京の広大な日本庭園の奥に佇む、うなぎ専門店。奈良県で創業130余年の歴史を重ねる老舗の名店が、東京に初出店した。創業当時から会席の一品だったうなぎ料理は、その人気から人と人、街と人、心と心、思いを結ぶ味わいとして知られるようになった。“うなぎの食文化を広げ伝え続けていくことで、さまざまな人を結び、心が豊かになっていただくことを叶えていきたい”との思いが込められた今日まで続く歴史の逸品を、ぜひ味わってみよう。

「うな菊」の職人が蒸してふっくらとやわらかく仕上げ、炭火でじっくりタレ焼きにする。関東風のタレは、料亭菊水楼が長年継ぎ足してきたタレを素ダレとして完成させたもの。「白焼」は昆布酒を吹きかけながら焼き上げる逸品だ。歴史を重ねた味わいを堪能しよう。

「蒲焼」「白焼」の両方が一度に楽しめる「あいのせ重」が人気だ。また、「御膳 セットメニュー」や「うなぎづくし コース」でも、ふたつの味をいただくことができる。昆布酒を吹きかけてやわらかく焼き上げた「白焼」は、ワサビ醤油や塩で楽しむのがおすすめ。
