道頓堀といえば、ド派手な看板と粉もんを始めとしたB級グルメ。でも遡ること400年前、芝居の街として始まった歴史があるんです。そうした背景や大阪万博を控え、近年街ではエンターテイメントに力を入れるように。大人の女性も楽しめるスポットが増えてきています。新しいエンタメや芸術に触れ、ちょっぴり豪華なディナーをいただく、一味違った道頓堀巡りの旅へ。

ニュー道頓堀旅でチャレンジしたい3つのこと 子連れファミリーにやさしいサービスいろいろ

ニューオープンが続々!新たなエンタメを楽しむ

道頓堀は今、「エンターテインメントの再創造」をテーマに、イベント立ち上げ・施設のオープンラッシュ状態。2018年には『道頓堀ZAZA』が、2019年には体験型劇場歴史ミュージアム『道頓堀ミュージアム並木座』、上方芸能やサブカルなどライブを展開する『DAIHATSU 心斎橋角座』がオープンしました。ZAZAでは世界最高クラスのプロジェクションマッピングを駆使したパフォーマンスショーが楽しめますよ。

音楽に、建築美にロマンチックに浸る

グリコの看板などド派手なイメージが強いですが、ロマンチックに浸れるスポットもたくさんあります。『とんぼりリバージャズボート』は、ジャズの生演奏を聴きながら大阪ミナミを道頓堀川から眺められる、約40分の観光遊覧船。関西初の洋式劇場として誕生した『大阪松竹座』は、ネオ・ルネサンス様式が見事です。音楽や建築美を楽しむ、大人女子にぴったりの旅を存分に満喫できます。

地元民おなじみのちょっぴりリッチなお店でディナー

ランチでB級グルメを食べ歩き……だけが道頓堀じゃない。実は、地元の人たちは老舗のお店で高級ディナー、という楽しみ方を昔からしてきました。ふぐや黒毛和牛、うどんなどちょっぴりリッチなグルメも豊富なんです。大阪には昆布出汁を好む出汁文化があったり、ふぐに早くから慣れ親しんだりと、“くいだおれ”だけじゃない独自の食文化が。今回は、道頓堀で新たなグルメの楽しみ方に挑戦です。

「日本のブロードウェイ」と呼ばれた道頓堀

地下鉄なんば駅、日本橋駅を最寄に、道頓堀川沿いに広がる道頓堀。この地が誕生した江戸時代には歌舞伎や義太夫などの芝居小屋が次々と公認され、芝居町になりました。17世紀後半には名劇場が続々とオープンし、弁天座、朝日座、角座、中座、竹本座は演劇・演芸界を代表する劇場となったのです。さらに、それらの周りには中小の小屋が集まり、さながらブロードウェイのように。芸人の憧れの地が道頓堀でした。現在は閉鎖された劇場もありますが、歌舞伎は松竹座、演芸は再開された角座など、賑わいが復活してきています。

「あらためまして、道頓堀」
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