湯治には近代医学に裏付けられたルールがあり、むやみに温泉に入ればいいというわけではありません。場合によっては心身を癒すどころか、返って症状を重くする可能性もあるので、必ず正しい方法で行いましょう。1日1〜3回、1回3〜10分湯に浸かるのが一般的。湯治場には効果的な入浴方法が書いてあるので、入浴前にチェックを。また事前に泉質の禁忌症を確認しておくことも大切です。

疲れを感じると「温泉に入りたい!」と思うのが日本人というもの。ですが、その温泉の効能、本当に活かせていますか? いまこそ、心と体、両方に効く湯治旅で、温泉をもっと深く知る滞在はいかがでしょう。病気の治療や療養のため、というイメージが強い湯治ですが、最近では「現代湯治」「プチ湯治」と言われる週末旅にぴったりの体験も増えています。温泉で心も体もますます健康に! 明日への活力をチャージする旅へ。
持病や疾病の緩和のため、湯治場に長期滞留しながら温泉療養を行うのが従来の「湯治」。近年話題の「現代湯治」や「プチ湯治」は、病気の予防やストレス解消、リラックスが目的。きちんと湯治の方法をマスターすれば、週末旅のような短期間でも効果が期待できると言われています。