《愛知編》
元漁師である宿の主人が、その目利きで厳選した新鮮な地物魚介を使用し、素材の美味しさを余さず料理にする。伊勢湾は、春から夏にかけてはタイラギやナミガイ(白ミル)、大アサリ、夏は岩牡蠣、冬はフグと、多彩な海の幸が通年で揚がるので、訪れるたびに新たな味覚に出合える。調理はゲストの要望に応えて柔軟に対応してくれるので、遠慮なく相談しよう。料理に合わせて厳選した地酒、地ビール、国産ワインも揃う。
100の地域があれば、100通り以上もの味わいがある郷土料理やご当地グルメ。その土地の気候・風土に育まれた地元特産の食材を使い、そこに住む人々が生活のなかで大事に受け継いできた伝統の調理法で提供される料理の味は、旅の思い出とともに舌と胃袋に深く刻まれます。また、旅先で一度は食べてみたいご当地グルメや名物料理などを、夕・朝食のバイキングなどでラインアップしている宿も多いので、ぜひチェックしてみましょう。