《九州編》
温泉街の中心部から徒歩で約7分と少し離れた、周囲に田んぼが広がる落ち着いた環境が自慢の温泉宿。草木に囲まれた露天風呂と、木の温もりを感じる内湯で、湯の香漂う天然の硫黄泉を満喫できる。肌に優しくやわらかい泉質が、心と体を癒してくれそう。時折浮く湯の華が、温泉情緒をより一層高めてくれる。客室は全室南向きで、日当たり良好だ。耳をすませば鳥のさえずりが聞こえ、豊かな自然を身近に感じられる。3階建てで、エレベータがないので、階段の上り下りをしながら宿の風情に浸りたい。
料理が自慢の宿では、その多くが食材である野菜にこだわっており、地物の新鮮野菜をたくさん使っています。地元で採れた旬の野菜は味や食感に優れるだけではなく、栄養価も豊富。料理をいただけば、体が喜ぶのも感じられるほどです。京野菜を使ったおばんざい、滋味豊かな根菜や山菜がたっぷりの郷土料理、高原野菜をふんだんに使ったオーベルジュのごちそうなど、地元特産の野菜を使ったおいしい料理に出合う旅に出かけてみませんか。
大分県・久住山系のふもとに広がる自然豊かな約3万坪の敷地に、茅葺き屋根の母屋を中心にして、旅籠長屋タイプの客室と一戸建ての離れが点在する宿房。地産地消の食材を使った料理が大きな魅力になっており、渓流の宝石といわれるエノハ(ヤマメ)や「おおいた豊後牛」をはじめとする地物、季節ごとの旬の山の幸、自家菜園の地野菜やハーブ、平飼い卵などを使った創作料理を楽しめる。ソムリエが厳選したワインを常時50種類以上、約500本用意。好みに合わせて、食事との最良のペアリングをソムリエがアドバイスしてくれる。