《北陸編》
西陣織を染め上げるために使用された、上質な灰を作り続けた先祖にあやかる屋号が宿名の老舗旅館。1884(明治17)年創業という長い歴史を持つ宿が大切にし続けているのは“伝統旅館の温もりとおもてなしの心”だ。どうすればゲストに心から喜んでもらえるかが追求された客室や料理、大浴場をはじめとする館内施設も好評。客室は「松風庵」「十楽棟」「観月亭」の部屋に分かれており、なかでも庭園付きの離れ「松風庵」がおすすめ。純和風の空間で、心身ともに癒されるひとときを過ごそう。
「ゆっくり湯浴みを楽しみたい」と思っても、何かと人の目が気になる女性ひとり旅。でも、露天風呂付客室なら、着替えを抱えてお風呂に行く煩わしさもなく、ずっとすっぴんのまま、いつでも入浴を楽しめます。部屋食のあるプランなら、食事処でひとり寂しく食べる必要もなし。湯浴みの合間に周囲を散策したり、女性に人気のエステで癒やされたりと、楽しみも広がります。ありのままの自分になって、リフレッシュするひとり旅はいかが。
全 4 施設
開湯1300年を誇り、北陸の温泉郷としては最も長い歴史を有する、加賀・粟津温泉。「旅亭懐石 のとや」は地下50mから湧き続ける自家源泉を約700年使用する北陸屈指の老舗高級旅館。特に広大な離れ貸切露天風呂は宿の自慢だ。客室は貴賓室や露天風呂付客室など、目的や用途に合わせて選べるのも嬉しい。食事は鮮度抜群の「加賀じわもん蒸し懐石」や活ガニ一杯使用の「活カニすき懐石」などボリューム満点。一期一会に真心込めたもてなしに温もりを感じる、また訪れたくなる宿だ。