《静岡編》
創業1926年の伝統を受け継いで2013年5月リニューアルオープンした宿「玉峰館」。陶芸家・黒田泰三氏の白磁の陶芸、結城紬の絹織物、“絹の寝心地”と称されるシルキーパフのマットレスなど、至るところに本物にこだわったアーティストの作品と思いが散りばめられている。また、紫綬褒章を受章した、世界で活躍するインテリアデザイナー・内田繁氏がプロデュースする客室を完備。伊豆の“食”と奈良時代から湧き続ける源泉掛け流しの“湯”が、日常を忘れて深い安らぎで包んでくれる。
大きな宿もいいけれど、特別な時間を楽しみたいならば客室の限られた旅館・ホテルもおすすめ。静寂に包まれ、ファシリティもこだわりのものばかり。スタッフのサービスもきめ細かく、まるで自分たちの別邸にいるかのようです。思い切り羽を伸ばし、大切な人とゆったり過ごす特別なステイを。
富士箱根伊豆国立公園の広大な森のほとりに佇む、わずか7室のみの隠れ家のような宿。中学生以上からの受け入れになるので、館内はいつも森の静謐に包まれ、大人が寛いで過ごすのに最適だ。森を眺めて過ごせる3タイプの客室は、いずれも落ち着きのあるラグジュアリーな空間。温泉貸切風呂では、湯浴みとともに森林浴も愉しめる。食事は、伊豆の食材を盛り込んだ、和洋折衷料理のコース。オールインクルーシブのドリンクとともに、美食を堪能しよう。何くれとなく手が行き届くホスピタリティに癒やされ、特別な時間を過ごしてみては。