《栃木編》
那須高原に佇む、クラシカルな雰囲気の宿。木の温もりが感じられる昭和初期ならではの木造建築を守りつつ、新たに取り入れたモダンテイストとの絶妙な調和が心地よい空間を醸し出している。どこか懐かしい空気に包まれた客室、源泉掛け流しの大浴場。旬のもの・地のものに彩られた食事や、自然の恵みを感じる居心地のよさ。長きにおいて時代を積み重ねてきた山水閣ならではのもてなしは、日常の忙しさを離れて心から寛ぎたいと訪れる旅人に、極上の時間を提供してくれることだろう。
冷え性や肩こり、肌荒れなど、誰しも体の悩みは多少あるもの。そんな悩みに応える泉質の温泉を探し、旅の行き先や宿を選んでみませんか。悩みの改善に加えて、美肌効果や貧血の改善が期待できるなど、自分に合った効能の温泉に浸かり、リフレッシュしましょう。
手付かずの大自然に囲まれた3つの離れからなる「茜庵」。本館から趣ある外廊下を進むと、新館の半露天風呂付客室「美月」の入り口が見える。ほかの客室より少し広く、約2畳のガラス張りの半露天風呂からは季節の情緒が感じられる。本館からの飛び石通路の先にある客室「春月」、「秋月」はともに約1畳の源泉掛け流しの露天風呂が付き、思い思いに寛げる上質な空間だ。赤ちゃんの受け入れも定評で、肌に優しいアルカリ単純泉の湯は子どもの温泉デビューにもおすすめ。