《近畿編》
時の紀州藩主徳川頼宣公の命により建築され、藩主より賜った名を今日まで残す伝統ある宿。1300年の歴史をもつ名湯を守り続けてきた。その湯を渓流を望む混浴の露天風呂で存分に堪能。夜は幻想的な情景を見せてくれる。客室は、露天風呂付きや掘りごたつ付き、囲炉裏付きなど多彩に揃う寛ぎの空間。ギャラリーでは、江戸時代より伝わるゆかりの品々や寄贈された書画などが展示されている。創業時より受け継がれてきた骨董の数々や日本庭園など、悠久の時にきっと心和むだろう。
最近の温泉宿では、湯殿や温浴設備に力を入れ、ゴージャスな湯浴みを堪能できる施設も増えています。宿の立地を活かした風呂では、大海原に沈む夕日を眺めながらの湯浴みを楽しめたり、大自然のなか、大切な人と満天の星を見上げながらの湯浴みをできたりと、シチュエーションもロマンチック。また、貸切風呂では、湯殿のほかにゆっくり休める専用リビングがあったり、サウナや岩盤浴が付いていたりする贅沢な施設もありますよ。