旅行需要が回復傾向

旅色が「2021年秋冬の旅行動向」に関する調査結果を発表

全国

2021.11.25

旅行プラン

株式会社ブランジスタメディアが運営する、無料旅行プラン作成サービス「旅色コンシェルジュ」が、2021年10月度の問い合わせ内容を調査しました。

みんなの旅プラン編集部

緊宣解除により問い合わせ数が214％増加

今秋冬の旅に向けて、10月にいただいた「旅色コンシェルジュ」問い合わせ数は、10月1日に緊急事態宣言が全面解除された影響により、9月に比べ約214％増加。旅行需要が回復していることが見てとれます

また、10月の問い合わせのうち44％のお客様が40代以上の方でした。この割合は、2021年7月：25％、8月：28％、9月：33％と毎月徐々に増加傾向にあり、数としても20件以上増加しています。

［40代以上の割合推移］

実際にお問い合わせいただいたお客様からは、

「両親の卒寿・米寿のお祝いで家族旅行がしたい」（50代男性）
「京都で紅葉を見ながらのんびり一人旅がしたい」（60代男性）
「夫婦で四国の紅葉めぐりがしたい」（70代女性）

といった要望をいただいており、緊急事態宣言の解除前に比べ、親子三世代やシニア世代の旅行が動き出していることがうかがえます。

40代以上の旅行状況から見える“自由な旅”の回復傾向

さらに、40代以上の方の問い合わせ傾向として、旅の目的地が分散していることが特徴です。コロナ禍の昨年からは、出発地からの同一ブロック・隣接県内への旅行や、「自然を満喫したい」という目的で北海道への旅行がトレンドの傾向にありました。

緊急事態宣言解除後は目的地が特定の地域に偏らず、四国、中国、東北など、さまざまなエリアに分散しており、利用者が思い思いのエリアに旅行に出かけているのが見てとれます。中でも特に人気の目的地は、京都・石川・伊豆。紅葉が美しい時期に、風情のある古都を訪れたい、という声を多くいただきました。

40代以上の目的地ランキング
1位：京都
2位：石川
3位：伊豆

また、40代以上の方のうち8割以上が公共交通機構を利用していることからも、遠方への旅が多いことがうかがえます。