【高知・おでかけ】安芸・室戸エリアのおすすめドライブスポット10選

【高知・おでかけ】安芸・室戸エリアのおすすめドライブスポット10選

観光・カルチャー

2024/05/21更新

高知県は、さまざまな観光スポットを有しています。歴史的建築物やレジャー施設、グルメスポットなど、県内をドライブするだけでも楽しめるところが目白押しです。中でも、県の東南部にある安芸(あき)市や室戸(むろと)市の周辺には、室戸岬やむろと廃校水族館、安田川アユおどる清流キャンプ場など、特徴を生かしたおでかけスポットがあります。本記事では、安芸市と室戸市周辺のドライブスポットから、おすすめの10カ所を紹介します。カップルや家族連れ、ひとり旅など目的に合わせて気になるスポットを訪れてみましょう。

室戸市

室戸(むろと)市は、高知県の東部の室戸岬半島の南端に位置しています。面積の8割が山林で、太平洋に面した海岸線を持つ自然豊かな市です。近年では、イルカと泳げるドルフィンセンターなどの観光スポットが知られています。また温暖な半島で、亜熱帯性気候の特徴を持っているところもポイントです。ビワの産地としても有名で、4月になると収穫が始まります。市内にはドライブスポットが点在するため、車で訪れることで日帰りのおでかけを満喫できるでしょう。

【室戸市室戸岬】室戸岬

壮観な岩礁と自然のパノラマ

室戸岬(むろとみさき)は、高知県の東部にある室戸半島の先端で、室戸阿南(あなん)海岸国定公園の一部に指定されています。太平洋に向かって突き出た岬の先には、全長約2.6kmの遊歩道があります。ゴツゴツとした岩礁の迫力も特徴で、合わせて見える太平洋は壮観です。写真映えする景色が数多くあるため、さまざまな世代が楽しめるドライブスポットです。

【室戸市室戸岬町】むろと廃校水族館

廃校を改修した水族館

むろと廃校水族館は、廃校になった旧椎名小学校の建物を改修して作られた水族館です。室戸沖に生息している魚などの海洋生物を中心に展示。およそ50種類1,000匹を超える生き物が、小学校のプールや手洗い場、教室などの水槽で観察できます。特に目を引くのが、跳び箱の中に金魚が展示されている光景でしょう。学校の懐かしい雰囲気にも、触れられるドライブスポットです。

【室戸市吉良川町】道の駅 キラメッセ室戸

食も歴史も景色も楽しめる道の駅

道の駅 キラメッセ室戸は、室戸の魅力が詰め込まれた道の駅です。駅内には、鯨肉を味わえるレストランがあり、竜田揚げやタタキなどメニューも豊富です。また、資料館の鯨館は、室戸と鯨の歴史が体験しながら学べるようになっています。直売所では、早生ビワや栗をはじめとした、旬の野菜や果物をお土産として購入できます。

【室戸市室戸岬町鯨浜】室戸ドルフィンセンター

イルカと触れ合いリフレッシュ

室戸ドルフィンセンターは、イルカとの交流を通じて、心を癒やせる施設です。ここでは、イルカと一緒に泳げるドルフィンスイム体験やウミガメのエサやり体験なども可能です。見て、触れて、イルカとの非日常を味わえます。室戸ドルフェンセンターでの体験は、心も、身体もリフレッシュしてくれる思い出になるでしょう。

【室戸市佐喜浜町】室戸マリンレジャー

ホエールウォッチングで潮吹きが見られる!?

室戸マリンレジャーは、鯨を観察する「ホエールウォッチング」が楽しめるスポットです。室戸市はかつて、古式捕鯨の基地として栄えたところでした。船は通年出向しているため、季節問わずホエールウォッチングに出かけられます。特に、鯨を見るのにおすすめの時期が12月から8月です。大きなマッコウクジラの潮吹きは、見ごたえがあるでしょう。

安芸市

安芸(あき)市は、高知県の東部に位置します。南は土佐湾に、北は四国山地に面している自然豊かなところ。市の中心部が徒歩約20分というコンパクトな範囲におさまっていることも特徴のひとつです。また、市内の地形は、なだらかな平地が多く、古くから農業が盛んで市内に移住食がそろう田園都市です。観光スポットでは、野良時計やモネの庭など、歴史や文化を感じられるスポットが点在します。

【安芸郡北川村】モネの庭

草花に囲まれたモネの半生を堪能できる

モネの庭は、画家であるモネの描いた絵画の世界観を体験できるスポットです。モネが半生を過ごしたといわれている、フランス・ジヴェルニーにある自宅の庭を再現しています。約3万平方メートルの広大な敷地に植えられた植物はおよそ10万本。水や花、光をテーマにして作られたそれぞれの庭は、モネが作品を作るときのモチーフにしたといわれています。

【安芸市下山】道の駅 大山

オーシャンビューで開放的な道の駅

道の駅 大山は、太平洋に面しており、ドライブの疲れを癒やしながら海を眺められる人気スポットです。特産品のちりめんじゃこをたっぷり乗せたちりめん丼は、ドライブで空いたお腹を満たしてくれます。手作り味噌やゆずジュースも販売しており、旅のお土産として喜ばれます。透き通った海を眺めながら、地元の味を堪能しましょう。

【安芸郡安田町】安田川アユおどる清流キャンプ場

釣りが楽しめるキャンプ場

安田川(やすだがわ)アユおどる清流キャンプ場は、川釣りが楽しめるキャンプ場で、釣りを趣味にしている方には特におすすめの施設。ペット連れで利用できるサイトもあり、ペットと一緒にキャンプも可能です。設備も充実しているため、はじめてのキャンプにもぴったり。目の前に広がる大自然が、都会の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。

【安芸市土居】野良時計

独学で作り上げた米国風の時計

野良時計は、まだ家ごとに時計がなかった頃、地主であった畠中源馬(はたけなか げんま)が独学で時計の組み立て技術を学び、部品まですべて手作りして、自宅に設置した時計台といわれています。米国風の時計台が、土台となっている瓦屋根の日本風の家屋から少し浮いた存在であることが特徴のひとつです。安芸市のシンボルであり、街一帯に時刻を知らせる存在として親しまれていましたが、操作が難しく交換部品がないため現在は動かしていません。野良時計は個人の住居であり、内部の公開は行っていないため、外から外観を見学するのみです。

【安芸市伊尾木】伊尾木洞

シダ植物に囲まれた幻想的なパワースポット

伊尾木洞(いおきどう)は高さ約5m、幅約4m、全長約40mの波の侵食によりできた海食洞(かいしょくどう)です。洞窟の先は数十類のシダ植物に囲まれた渓谷が続いており、マイナスイオンが漂います。景色は幻想的で、植物の世界に没入したかのような緑のパノラマが特徴です。予約をすれば、パワースポットツアーに参加できます。入口にはライブカメラがついているため、洞窟の水量がリアルタイムで見られます。一年を通してひんやりした空気なので、夏のおでかけにもぴったりです。

まとめ

本記事では、安芸市と室戸市周辺のドライブスポットから、おすすめの10カ所を紹介しました。どちらも自然豊かな街で、近くに名勝が点在するところです。レジャー施設や名産品が味わえるスポットもあるので、旅の思い出がさまざまな形で残せるのも嬉しいでしょう。日帰りで満喫できるエリアのため、一度訪れてみてください。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.