【福島・おでかけ】おすすめ道の駅ランキングTOP10!名物グルメや温泉もご紹介

【福島・おでかけ】おすすめ道の駅ランキングTOP10!名物グルメや温泉もご紹介

観光・カルチャー

2024/03/08更新

首都圏からのアクセスもしやすく、日帰り旅行先としても人気の高い福島県。東北地方の最南端に位置することから、東北観光の玄関口としても知られています。
そんな福島県にある35箇所(2023年3月時点)もの道の駅の中から、とくにおすすめしたい道の駅をランキング形式でご紹介。福島の名物グルメが食べられる場所から特産品・農産物直売所がついている道の駅、福島の絶景を堪能しながら入浴できる温泉付き道の駅などを幅広く揃えました。
ドライブ休憩だけでなく、観光目的で足を運んでみてはいかがでしょうか。

【1位】道の駅あいづ 湯川・会津坂下〈国道49号線〉

2自治体が共同で整備し地域の魅力が集結

「道の駅あいづ 湯川・会津坂下(あいづばんげ)」は、湯川村と会津坂下町が共同で整備した道の駅で、それぞれの地域の魅力が1カ所に集結しています。施設の設備が充実しているのも特徴で、たとえば「農産物マーケット」には、新鮮な農産物や地元食材を使った加工品、ご飯や日本酒など米どころならではの美味がずらり。
また、会津産のみそやしょうゆの風味を活かした発酵食メニューが味わえる農家レストランもありますよ。

会津地方限定の逸品・特産品に注目

福島県や会津地方の特産品・工芸品も数多く取り扱っているこちらの道の駅。駅内にあるあいづ物産館では、お酒好きから高い評価を得ている地酒400年以上の歴史を誇る会津本郷焼などが所狭しと並んでいます。
ドライブ休憩だけでなく、お土産探しに足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • 道の駅あいづ 湯川・会津坂下

    福島県|河沼郡湯川村

    地域をつなぐ新しい拠点“会津のへそ”

    2014年10月にオープンした、福島県河沼郡に属する道の駅。福島県の湯川村・会津坂下町の2自治体が共同で整備した全国でもめずらしい道の駅で、それぞれ地域の特色を一カ所に凝縮している。新潟県から福島・会津地方に抜ける国道49号線沿いにあり、アクセスも便利なことから、旅行者や運送業の人が立ち寄りやすいのも特徴のひとつ。現在では東北を中心とした、県外からの利用者が増えているほど人気だ。施設内には産地直送の野菜や果物のほか、ご飯や日本酒など、米どころならではの美味が所狭しと並んでいる。

    住所:福島県河沼郡湯川村大字佐野目字五丁ノ目78-1

    アクセス:[車]会津縦貫北道路湯川南ICより約6分 [電車]JR磐越西線堂島駅より車で約7分

    営業時間:4~11月:9:00~19:00、12~3月:9:00~18:00※テナントにより異なる

【2位】道の駅伊達の郷 りょうぜん〈国道115号線沿い〉

のどかな山間に位置。“伊達の宿場ビストロ”がコンセプト

道の駅は旅人と地元の人が行き交う“宿場”。さらにこちらの「道の駅 伊達の郷 りょうぜん」は、伊達の名物を堪能できるビストロでもあることから、「伊達の宿場ビストロ」をコンセプトにしています。
福島ならではの旬の農産物が並ぶ直売所や、地元ブランド鶏による「伊達鶏釜飯」「だてハーブ鶏 親子丼」などの名物グルメは食通の方からも絶賛されています。地元の特産品が揃うお土産コーナーと合わせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

特産品の桃やりんごなどの収穫体験も楽しめる

グルメやショッピングだけでなく、福島ならではのアクティビティも自慢の伊達の郷 りょうぜん。
8月に開催される桃フェア(旬の桃販売、桃のもぎ取り体験)にはじまり、隠れた福島県名物のいちご、りんごの収穫体験など季節に応じた楽しいイベントが目白押し!
ドライブ休憩だけでなく、福島旅行の思い出作りに最適な観光スポットですよ。

  • 道の駅伊達の郷 りょうぜん

    福島県|伊達市

    のどかな山間にある“伊達の宿場ビストロ”

    人々が集う宿場であり、“伊達食”に出合えるビストロというコンセプトをもつ道の駅。施設内には、福島ならではの旬の果物が並ぶ農産物直売所、地元のブランド鶏「伊達鶏」を使ったラーメンや「いちごサイダー」など特産品が揃うコーナー、名物「伊達鶏釜飯」が味わえるレストランなどがある。季節に応じた「フルーツもぎとり体験」も実施中。

    住所:福島県伊達市霊山町下小国字桜町3-1

    アクセス:[車]東北自動車道福島西ICより約35分 [電車]JR各線福島駅より車で約30分

    営業時間:9:30~18:00※施設により異なる

【3位】道の駅 安達(上り)〈国道4号線〉

『智恵子抄』でおなじみの高村智恵子ゆかりの道の駅

こちらは国道4号線の福島市と郡山市の中間地点にあたる二本松市に位置する道の駅です。旧安達(あだち)町(現二本松市)出身の高村智恵子にちなみ、“智恵子の里”の愛称で親しまれています。駐車場からは『智恵子抄』でおなじみの安達太良山(あだたらやま)を一望でき、ロケーションも抜群です。

※ソフトクリームの手作り体験はございません

子どもからの人気も高い手作り体験ができる道の駅

全国的にもめずらしい上・下線の両方で展開するこちらの道の駅。上り線には地域情報・物産コーナー、レストラン、手作りアイス工房などのほか、紙漉きや紙を使った工芸品作りなどが体験できる「二本松市和紙伝承館」もあります。
さらにこの和紙伝承館では、約20種類の和紙、約25種類の紙加工品、上川崎和紙を材料とした約120種類の手作り工芸品も販売。素朴で温かみのあるアイテムはお土産にもピッタリです。

  • 道の駅 安達(上り)

    福島県|二本松市

    『智恵子抄』の高村智恵子ゆかりの道の駅

    『智恵子抄』で知られる、旧安達町出身の高村智恵子にちなんだ道の駅。地域情報・物産コーナー、レストラン、手作りアイス工房などがある。トイレの清潔さと心遣いにも定評がある。

    住所:福島県二本松市下川崎上平33-1

    アクセス:東北自動車道二本松ICから国道4号を福島方面へ車で約10km

    営業時間:通年 9:00~18:00、のぼり食堂(軽食コーナー)7:00~17:45(閉店18:00、店舗により異なる)

【4位】道の駅 そうま〈国道6号線沿い〉

重要無形文化財である祭典の陣屋をイメージした市民の憩いの場

続いてご紹介する福島県の道の駅は、2022年10月にリニューアルオープンしたばかりの「道の駅 そうま」。福島県相馬地方で行われる祭典「相馬野馬追(そうまのまおい)」の陣屋をイメージした道の駅の敷地内には、福島グルメが堪能できるレストランや特産品・地元の農産物を取り扱う売店、軽食店などが立ち並び市内外から多くの人が訪れています。

福島県産食材をたっぷり使ったグルメを満喫

季節ならではのグルメも魅力な道の駅 そうま。3月は地元の農家から取り寄せた朝採れいちごの直売(生産状況によって入荷数に変動あり)が楽しめるだけでなく、新鮮ないちごを使ったパフェなどが登場し、いちご好きたちを唸らせています。
レストラン・売店ではほかにも、福島県産の肉料理を中心にここでしか食べられない福島グルメをご用意。金助漬の豚ロース焼き牧場から取り寄せた牛乳をたっぷり使ったスイーツでドライブの疲れを癒やしていきませんか?

  • 道の駅 そうま

    福島県|相馬市

    陣屋風の建物が城下町の雰囲気を演出

    物産館では海産物や地元産の農産物などを販売。特に特産の青のりを使った商品がおすすめ。また、県内の道の駅との物産交流コーナーがあり、他の道の駅の商品も購入できる。

    住所:福島県相馬市日下石金谷77-1

    アクセス:常磐自動車道相馬ICから国道115号・6号をいわき方面へ車で約7km

    営業時間:通年9:00~18:00、レストランは8:00~

【5位】道の駅 喜多の郷〈国道121号線沿い〉

喜多方グルメから日帰り温泉までそろう充実さ

会津若松と米沢をつなぐ国道121号沿いに位置している「道の駅 喜多の郷」。春には桜の名所としてにぎわう八方溜池や中山森林公園に隣接しています。売店・レストラン「ふるさと亭」では、喜多方ラーメンに加え、ラーメン丼やラーメンピザなどユニークなアレンジを加えたオリジナルメニューを堪能できます。
また敷地の一番奥には、蔵をイメージした平屋造りの日帰り温泉施設「蔵の湯」も。広々とした大浴場や露天風呂で温泉を満喫し、旅の疲れを癒やしましょう。

福島名物を大胆にアレンジした限定グルメを堪能

こちらの道の駅に併設されているレストランで是非食べてほしい名物グルメが、2009年のふくしま特産品コンクール食品部門にて優秀賞を受賞した「喜多方ラーメンバーガー」。焼き固めた麺をバンズに見立て、間に麓山高原豚のチャーシューを挟んだ数量限定の人気商品です。

  • 道の駅 喜多の郷

    福島県|喜多方市

    四季の彩りが美しい自然公園のような空間

    蔵とラーメンのまち喜多方にある道の駅。郷土料理等のレストランと地場産品等の展示即売を行う売店が併設されている。平成28(2016)年4月には入浴施設がリニューアルした。

    住所:福島県喜多方市松山町鳥見山三町歩5598-1

    アクセス:磐越自動車道会津若松ICから国道121号を米沢方面へ車で約21km

    営業時間:通年8:30~21:00、レストランは10:00~18:00、入浴施設は9:00~20:00(閉店21:00)

【6位】道の駅 しもごう〈国道289号線沿い〉

コンパクトな作りながらも福島・会津名物が豊富に揃う

南会津の雄大な自然に佇む「道の駅 しもごう」。南会津観光の玄関口に位置しており、木工品や地元の特産品を取り扱う売店や、猿楽台地で生産されたそば粉を使った十割手打ちそばなどを提供するレストランが併設されています。
朝方・夕方の眺めも素晴らしく、これ目当てで遠方から足を運ぶカメラマンもいるほど。紅葉をはじめとした四季折々の絶景をお楽しみください。

大自然の中スイーツ片手にゆったりリフレッシュ

道の駅 しもごうに併設されているレストランでは、先ほどご紹介したお蕎麦以外にも会津のB級グルメ・ソースカツ丼や南会津産のミルクと会津地鶏のたまごを使ったドーナッツの上に、ジャージー牛乳のソフトクリームと自家製ブルーベリージャムをのせた「みるたまソフト」などを販売。どちらもボリューミーなうえに味も絶品でおすすめ。
テラス席であれば愛犬との同伴も可能なのが嬉しいポイントです。

  • 道の駅 しもごう

    福島県|南会津郡下郷町

    敷地内の築山から南会津の山並みを一望

    南会津の雄大な山並みを眺望でき、地元猿楽台地で生産された良質なそば粉を使用した手打ちそばや、会津地鶏丼などが楽しめる。売店では地元産品を販売。農産物直売所も人気だ。

    住所:福島県南会津郡下郷町南倉沢木賊844-188

    アクセス:東北自動車道白河ICから国道289号を南会津方面へ車で約35km

    営業時間:通年 8:00~18:00(12~翌3月は~17:00)、レストランは11:00~18:00(12~翌3月は~17:00)

【7位】道の駅 猪苗代〈国道115号線沿い〉

会津の玄関口に位置。磐梯山に囲まれた絶好の観光拠点

磐梯(ばんだい)高原・会津観光のベースとして常に多くの人が立ち寄る道の駅がこちら。メインダイニングでは、地元産のそば粉を使った手打ちそばやブランド豚「麓山(はやま)高原豚」のソースかつ丼などが召し上がれます。売店は、猪苗代(いなわしろ)の農産物と加工品、赤べこなど伝統工芸品までがずらりと並び、充実した品揃えです。

実際に使われていたゴンドラ内で福島グルメを堪能

2016年にオープンしたばかりの清潔感あふれるこちらの道の駅。かつて実際に使われていた上、中で食事もできる写真映え抜群のゴンドラに磐梯山も一望できるドッグラン、車中泊をする人には欠かせないRVパークなど、どんなシーンでも大活躍の設備をしっかりと兼ね揃えています。
北には磐梯山、南には猪苗代湖とロケーションが抜群なのも人気の理由のひとつ。

  • 道の駅 猪苗代

    福島県|耶麻郡猪苗代町

    アクセス至便な道の駅

    猪苗代磐梯高原ICそばの国道115号沿いに位置し、猪苗代の手打ちそばなどが味わえるメインダイニングのほか、地場産品が豊富にそろう。

    住所:福島県耶麻郡猪苗代町堅田五百苅1

    アクセス:磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから車ですぐ

    営業時間:通年9:00~18:00

【8位】道の駅 ばんだい〈主要地方道 猪苗代塩川線沿い〉

子どもや愛犬ものびのび過ごせる緑豊かな道の駅

福島県耶麻郡磐梯町に位置する「道の駅 ばんだい」。
足洗い場付きドッグラン地元の野菜が並ぶ農産物直売所、地酒や民芸品だけでなく30種類以上もの海産物や名前つながりで交流が続いている「BANDAI」の商品が豊富に揃うお土産コーナー磐梯山を見ながら地元のグルメが食べられるレストランなどが併設。冬季限定ではありますが、無料でそり遊びができるスノーランドもあり大人から子どもまで楽しめる道の駅になっています。

道の駅トップクラスのレストランが自慢!グルメ目的で訪れる人も多い

こちらの道の駅でおすすめしたいお店は福島県の推奨品種米「里山のつぶ」を日本名水100選に選ばれた「磐梯西山麓湧水群」でふっくらと炊き上げたおむすび。お米本来のほのかな甘さが際立ち、どんどん食べられる一品です。甘さ控えめのそばソフトクリームやそばの香りと歯ごたえ、喉越しすべて満点のお蕎麦も人気。

  • 道の駅 ばんだい

    福島県|耶麻郡磐梯町

    地元産「有機玄そば」を使った手打ちそば、そばソフトが人気

    地元の特産物や新鮮野菜の展示販売コーナー、レストラン、コンビニエンスストアを備えた「物産館」と、地元の農産物の加工研究開発施設である「活性化施設」が併設される。

    住所:福島県耶麻郡磐梯町磐梯十王堂38

    アクセス:磐越自動車道磐梯河東ICから県道7号を磐梯方面へ車で約2km

    営業時間:通年お土産コーナー9:00~18:00、レストラン11:00~17:00、野菜直売所9:00~18:00、軽食コーナー10:00~16:30(冬季は11:00~15:00)

【9位】道の駅 裏磐梯

桧原湖や磐梯山を一望する絶好のロケーション

磐梯高原を訪れた際に立ち寄りたい情報発信基地が「道の駅 裏磐梯」です。山々に囲まれた大自然の中に、ロッジ風の建物が佇んでいます。こちらの道の駅からは磐梯山と桧原湖(ひばらこ)が一望でき、春には新緑、秋には紅葉と、四季折々の美しさに包まれます。三角屋根の2階には展望台があるので、イスに座って檜原湖とその向こうにそびえる裏磐梯の絶景をゆったり鑑賞するのがおすすめ。

福島の地で受け継がれてきた食文化や技術を堪能

農産物直売所やレストラン、売店、おみやげコーナーなど福島のグルメから特産品まで幅広く揃っているこちらの道の駅。農産物直売所では高原とうもろこしや山菜、レストランではそば、桜もつ(馬のホルモン)、イワナの握り、お土産コーナーでは福島ならではの地酒など、地元の食材や料理と出合えます。
ドライブ休憩だけではなく、福島の食や文化に触れたいときにうってつけの道の駅ですよ。

  • 道の駅 裏磐梯

    福島県|耶麻郡北塩原村

    桧原湖や磐梯山を望む展望台でリラックス

    磐梯高原を訪れた際に、立ち寄りたい情報発信基地。木をふんだんに使ったロッジ風の外観がおしゃれ。五色沼や猪苗代などの情報も集まっている。手打ちそばもおいしい。

    住所:福島県耶麻郡北塩原村桧原南黄連沢山1157

    アクセス:磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから国道115号・459号を喜多方方面へ車で約26km

    営業時間:通年8:30~17:30(冬期は~17:00)、レストランは10:00~16:00(冬期は~15:00)

【10位】道の駅 ふくしま

吾妻連峰の山肌に現れるうさぎの形をした雪形「雪うさぎ」も一望

絶好のロケーションと地元グルメが魅力のニューフェイス

2022年4月、福島大笹生(おおさそう)IC出口付近にオープンした「道の駅 ふくしま」。県内では最大級の大きさを誇ります。こちらでは、吾妻連峰を一望する絶好のロケーションを楽しみながら、特産品を使った郷土料理や福島沖でとれる“常磐(じょうばん)もの”を使った海鮮丼、フルーツ王国ならではの旬の果実たっぷりスイーツなどを堪能できます。とれたて農産物をお土産に購入できる直売所も充実。お子さん連れには福島産木材を使った屋内子ども遊び場「ももRabiキッズパーク」、ペット連れには開放感ある屋外型ドックランもおすすめです。

おわりに

道の駅はドライブ途中の休憩はもちろん、お土産選びから食事・軽食利用、なかには温泉付きのところもあり、さまざまな目的で楽しめます。福島県の道の駅にはおいしいものもたくさんそろっていますので、旅の途中で見かけたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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