【名古屋・バス旅】メーグルで行けるおでかけスポット10選

【名古屋・バス旅】メーグルで行けるおでかけスポット10選

観光・カルチャー

2023/07/24更新

日本三大都市の一つ名古屋。都会ならではの華やかなスポットも多く、多くの観光客が訪れます。一方で徳川家康などの歴史的な人物にゆかりのあるスポットや、ものづくりやレトロな雰囲気が楽しめる施設など、さまざまな魅力に出合える街です。
名古屋の人気観光スポットを巡るには、なごや観光ルートバス「メ―グル」の利用がおすすめ。これに乗れば市内中心部の観光スポットをお得に効率よく巡ることができますよ。そこでこの記事ではメーグルを利用して訪れることができる人気観光スポットを紹介します。名古屋の日帰り旅行を考えている方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

名古屋を走るメーグルとは?

名古屋市公式観光情報 名古屋コンシェルジュより引用

名古屋駅バスターミナル11番乗り場をスタートし、広小路伏見まで全11カ所を循環する観光バスです。平日は30分~1時間に1本(月曜日運休)、土・日・祝は20~30分に1本のペースで運行していています。
1日乗車券「メーグル1DAYチケット」を利用すれば、途中下車していろいろなスポットを観光できるだけでなく、特典もついているので1乗車よりお得! チケットを購入したら、乗車の度に裏面に記載された日付を運転手に見せるだけです。

メーグル1DAYチケットの料金は?

1乗車あたりの料金は、大人210円、子ども100円です。いろいろな場所を観光したいという人は1日乗車券の「メーグル1DAYチケット」がおすすめです。価格は大人500円、子ども250円で、さらに観光施設や飲食店、お土産の割引特典もついていてとってもお得! 複数のスポットを巡るときはぜひ活用してみてください。

メーグル1DAYチケットは、バス内で購入可能です。また名古屋駅では土・日・祝に限り、出発の15分前からバス乗り場前で購入することもできます。

【トヨタ産業技術記念館】トヨタ産業技術記念館

トヨタの歴史とモノづくりを学べる

名古屋市西区にあるトヨタ産業技術記念館は、工場建屋を再利用してオープンしました。館内は、トヨタの技術が詰まった車や本物の紡績機械が展示されるなど、見どころがたくさんあります。希望者は先着順でガイドツアーに申し込みでき、より詳しい内容を学ぶことが可能。ミュージアムショップではオリジナル商品が多数あり、思い出としてお土産に購入するのもおすすめです。

【ノリタケの森・ノリタケの森 西】ノリタケの森

ノリタケの作品を間近で見られる

陶磁器メーカーのノリタケ発祥の地にある産業観光施設。クラフトセンター・ノリタケミュージアムではディナー皿やオールドノリタケの作品の数々を、当時の時代背景と共に観覧できます。また、生地製造や絵付け工程を見学することも可能で、限定イベントも随時開催されています。敷地内には緑豊かな散歩道があり、ご自分のペースでゆったりとした時間を過ごせます。作品の鑑賞や散歩後には、併設されたレストランやカフェで一息つくのもいいでしょう。

【四間道】四間道(しけみち)町並み保存地区

名古屋市観光文化交流局歴史まちづくり推進室

歴史ある町並みを散策

名古屋城築城と変わらない時期に発展した商人の町です。しかし、1700(元禄13)年に発生した大火の影響から、次に火災があった時に被害を最小にとどめるために四間(約7m)の広い道路に拡張しました。諸説ありますが、そのことから四間道(しけみち)と呼ばれるようになったといわれています。道路沿いには防火壁の機能がある土蔵が立ち並び、独特の景色が広がっています。四間道沿いや、そばの円頓寺商店街にはさまざまなショップが営業しているため、観光がさらに楽しくなること間違いなしです。

【名古屋城】名古屋城

徳川家康によって築城、歴史を学ぶひとときを

城郭として国宝第一号に指定された名古屋城。日本三名城としても数えられ、復元された本丸御殿(ほんまるごてん)の豪華絢爛な造りに圧倒されること間違いなしです。重要文化財に指定されている隅櫓(すみやぐら)は、江戸時代に創建されたままの状態の貴重な建造物のため、当時の歴史を見て感じることができるでしょう。また、二之丸庭園は実際に散策できるようになっており、季節の色鮮やかな花や木々を楽しめます。

【徳川園・徳川美術館・蓬左文庫】名古屋市蓬左文庫

尾張徳川家の歴史を学ぶ

名古屋市蓬左(ほうさ)文庫は、尾張徳川家の旧蔵書を中心とした和漢の古典籍を所蔵している公開文庫です。現在の蔵書数はおよそ12万点。書籍だけでなく2千枚を超える絵図も所蔵しています。エントランスは書庫として使用していた建物で、2014(平成26)年に国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。「河内本源氏物語」などの代表的蔵書の複製展示とともに、2階には和装本収蔵の様子を再現しています。「尾張徳川家をはじめとした大名文化を学びたい! 」という方にピッタリです。

【徳川園・徳川美術館・蓬左文庫】徳川園

季節によって変わる花を楽しめる遊歩道

尾張徳川家の2代藩主、徳川光友が自らの隠居所として、大曽根屋敷を造営したことを起源としています。施設内は庭園が広がっており、木々の花々を楽しみながら散策することが可能。季節によって変わるイベントやコンサートが実施されるほか、子どもも一緒に楽しめるお祭りが開催されています。どれも徳川園の魅力を存分に味わえるものばかり! 日中に限らず夕涼みを体験できるイベントなども盛りだくさんです。隣接する蘇山荘(そざんそう)は、和カフェとして2022(令和4)年7月にリニューアル。苔庭を眺めてお茶を楽しめます。

【徳川園・徳川美術館・蓬左文庫】徳川美術館

徳川の名品とコレクションが並ぶ美術館

尾張徳川家の19代藩主、義親(よしちか)が後世に伝えたいという思いから、美術品を寄付したことが徳川美術館の始まりです。「源氏物語絵巻」などの国宝が9件絵画や染織品などを合わせた59件、1000振の刀剣類などが寄贈されています。ほかでは見られない極上の名品を間近で閲覧できるのは徳川美術館ならでは魅力の一つではないでしょうか?

【文化のみち二葉館】文化のみち二葉館(名古屋市旧川上貞奴邸)

川上貞奴と福沢桃介が暮らした邸宅を復元

日本の女優第一号として有名な川上貞奴(さだやっこ)と、電力王と呼ばれた福沢桃介が暮らした邸宅は、和洋折衷の建物です。建物内ではさまざまな展示物を鑑賞することができ、本棚に配架されている資料の一部は閲覧も可能。定期的にイベントも開催されており、トークイベントやミニコンサート、講座の開催など幅広く展開されています。大正から昭和初期の雰囲気を楽しみたい方におすすめのスポットです。

【市政資料館南】名古屋市市政資料館

ネオ・バロック様式を用いたレンガ造建築物に注目

名古屋控訴院・区裁判所庁舎として使用するために建築された名古屋市市政資料館は、名古屋市の司法の中心として歴史を刻んでいます。1922(大正11)年以降の法廷の様子を再現された部屋や、実際の囚人が使用したとされる独房を実際に見学できます。施設内の中央階段室や復原会議室には大理石が使用されていることもあり、写真スポットとしても人気です。

【中部電力 MIRAI TOWER】中部電力 MIRAI TOWER

1954(昭和29)年完成! 名古屋のランドマーク

2020(令和2)年9月に大規模工事を終えグランドオープンしたMIRAI TOWER。恋人の聖地として認定されており、観光スポットだけでなく定番のデートコースとしても人気です。期間限定で、夜にはプロジェクトマッピングを開催。日が出ている時間では楽しめない幻想的な雰囲気を体験することができます。また、毎週土・日と祝日は屋外階段を上るスカイウォーキングが開催されています。思い出作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?

名古屋を走るバス「メーグル」に乗って観光スポットへ行こう!

名古屋を観光するときには、メーグルの1日乗車券のバス乗り放題を利用するのがおすすめです。バスは20~30分に1本運行しているので、時間に焦らずゆったりと自分のペースで観光できます。スポットそれぞれに違った魅力があり、満足すること間違いなし。名古屋観光にメーグルを利用するときには、時刻表や路線図を確認して効率よく観光スポットを巡ってみてくださいね。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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