【仙台から日帰り】仙台駅から2時間以内で行けるおすすめ美術館10選
美術館・博物館
2024/01/16更新
仙台観光やデートの行き先に迷ったら、市内&仙台駅から2時間以内で行ける美術館に足を運んでみませんか?
今回は、仙台屈指の温泉地近くにある万華鏡の美術館から現代アートや音楽コンサートが楽しめる美術館、目だけでなく五感全体を使って作品と触れ合う日本初の美術館などを厳選してご紹介します。
子どもから大人まで幅広く楽しめるイベントも豊富なので、家族で足を運ぶのにもおすすめですよ。
この記事の目次
- 【仙台市太白区】秋保の杜 佐々木美術館&人形館
- 【仙台市太白区】仙台万華鏡美術館
- 【仙台市青葉区】カメイ美術館
- 【仙台市青葉区】中本誠司現代美術館
- 【塩竈市】菅野美術館
- 【塩竈市】塩竈市杉村惇美術館
- 【大崎市】感覚ミュージアム
- 【大崎市】岩下こけし資料館
- 【蔵王町】蔵王町伝統産業会館(みやぎ蔵王こけし館)
- 【松島町】松島レトロ館
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【仙台市太白区】秋保の杜 佐々木美術館&人形館
豊かな自然のなかで感じるアートの世界
秋保の杜(あきうのもり) 佐々木美術館&人形館は、宮城県在住の画家、佐々木正芳(ささきまさよし)氏が設立した美術館です。美術館と人形館の二棟が並び、美術館には佐々木氏と妻のあゆみ氏の作品を中心に展示、人形館にはさまざまな作家の絵画や彫刻、人形が展示されています。佐々木氏が生み出す作品は現代社会にも通じるメッセージ性があるのが特徴。人形館に展示されている人形は、怖いなかにも愛嬌のある精巧な作りです。緑豊かな落ち着いた雰囲気のなか、アートの世界に浸ってみては?
秋保の杜 佐々木美術館&人形館
【仙台市太白区】仙台万華鏡美術館
万華鏡の世界に魅了 手作り体験もできる美術館
仙台市の奥座敷秋保(あきう)温泉の入り口付近に建つ万華鏡の美術館。展示室では大型万華鏡をはじめ実際に動かすことができる万華鏡や、世界的な万華鏡作家の作品、陶芸家・辻輝子(つじてるこ)氏の陶器万華鏡などが展示されています。シーズンごとに入れ替えを行うため、何度訪れても楽しめるのが魅力です。予約不要の万華鏡の手作り体験は3種類を用意。お土産に最適な万華鏡の購入もできますよ。
仙台万華鏡美術館
【仙台市青葉区】カメイ美術館
世界の蝶や東北の民芸品こけしを展示
仙台市に拠点を置く「カメイ株式会社」が設立したカメイ社会教育振興財団が、芸術振興と地域貢献の目的で開館した美術館。世界の蝶や東北地方の民芸品こけしをはじめ、日本近代絵画や、20世紀初めの絵画運動で頭角を現した画家たちの作品を展示しています。こけしの絵付け体験など、不定期で開催されるイベントもチェックしてみては?
カメイ美術館
【仙台市青葉区】中本誠司現代美術館
現代アート作家が手がけたアーティストの交流の場
仙台市青葉区の閑静な住宅街に建つ、城のような白い建物が特徴の美術館。現代アート作家である故・中本誠司(なかもとせいし)氏が自らの手で創り上げたアートの発信地です。美術のみならず、音楽コンサートも開催。アーティストたちの交流の場であり、また若い世代のアーティストの活躍の場としても注目される美術館です。
中本誠司現代美術館
【塩竈市】菅野美術館
非日常空間で出合う西洋近代彫刻
仙台市の北東に位置する塩竈市の丘陵エリアに建つ菅野(かんの)美術館。主にロダンやムーアなど西洋の近代彫刻家の作品8点が展示されています。アーティスティックな建物も見どころの一つ。宮城県出身の建築家・阿部仁史(あべひとし)氏による建物は、鋼板を使用した茶色の外観に、鉄板に突起を施した白い内装が特徴です。美術作品と建築物が一体となったアート空間を楽しめます。企画展やコンサート、講演などイベントも充実しています。
菅野美術館
【塩竈市】塩竈市杉村惇美術館
杉村惇氏の作品を展示 市民の文化活動の場にも
公民館の一部を改装し、人々の文化交流の場としてにぎわう美術館です。塩竈石を使用した建物は、市の有形文化財に指定されています。塩竈市ゆかりの洋画家・杉村惇(すぎむらじゅん)氏の油絵画の展示をはじめ、企画展やワークショップ、音楽イベントやトークイベントも開催。若手アーティストの支援を目的としたプログラムも積極的に実施されています。
塩竈市杉村惇美術館
《番外編》仙台駅から2時間以内!日帰りで行けるおすすめ美術館
【大崎市】感覚ミュージアム
日本初の五感体験型ミュージアム
感覚ミュージアムは、五感をテーマにした日本初の体験型ミュージアム。館内は体の感覚をテーマにした「ダイアローグゾーン」と、精神での感覚をテーマにした「モノローグゾーン」、それぞれの空間を結ぶ「トラバースゾーン」の3つのエリアで構成されており、それぞれで全く異なる体験を味わえますよ。仙台駅からは車で約60分、公共機関を使うと約120分で到着でき、日帰りで仙台周辺を観光する際にもピッタリ! バリアフリーも充実しているのも嬉しいポイント。
非日常感に包まれた新感覚ミュージアム
実際に自らの手で音を紡いだり、真っ暗な空間で目を使わず手のひらだけで芸術を鑑賞できる身体的な体験から、空中を歩いているよ家のように錯覚する空間、混ざり合うことのないさまざまな自然の香りが感じられる真っ白で柔らかな空間など、非日常感を楽しめる見所満点の美術館。撮影OKの場所もあるので、インスタ映えも狙えますよ。
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感覚ミュージアム
宮城県|大崎市
人間の五感をテーマにしたミュージアム
音響や色、香り、光を駆使した不思議な世界を体験できるミュージアム。五感を刺激する展示を見て、聞いて、さわって、自分なりの楽しみ方を見つけよう。
住所:宮城県大崎市岩出山下川原町100
アクセス:JR陸羽東線岩出山駅から徒歩7分
営業時間:通年 9:30~16:30(閉館17:00)
《番外編②》一緒に立ち寄りたい!仙台駅から2時間以内で行ける資料館・展示館
【大崎市】岩下こけし資料館
日本最古のロクロで作られた器も必見
東北名物の一つに数えられるこけし。そんなこけし専門の資料館がこちらの岩下こけし資料館です。こけしの主産地である鳴子温泉に位置し、本場のこけし製作の実演を特等席でみられたり、数々の木工品を鑑賞しながら知識を深めることができます。ほかにも信長や家康のものだと言われている免許状や日本最古のロクロで作られた古木器など幅広い展示物が鑑賞できますよ。
世界に一つだけ!こけし手作り体験もおすすめ
岩下こけし資料館では、実際に自分たちでこけしに絵付けをして世界に一つだけのこけしを作り出すことができます。こけしのタイプも3種類用意されており、シーンや用途に合わせて選び分けることが可能。ほかにもオリジナルの絵づけストラップや土鈴(どれい)の絵図付けなども体験でき、仙台周辺日帰り観光のいいお土産になりますよ。
仙台駅からは車で約75分、公共機関を使えば約160分でアクセス可能。入場料は無料なのも特徴です。
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岩下こけし資料館
宮城県|大崎市
約1100年前、日本最古のロクロで制作の古木器など豊富な展示
国道47号沿いに立ち、約1100年前の古木器と文献を紹介。信長や秀吉の免許状、日本最古のロクロで作られた古木器をはじめ、明治時代のこけし工人の道具も豊富に展示している。
住所:宮城県大崎市鳴子温泉古戸前80
アクセス:JR陸羽東線鳴子温泉駅からタクシーで5分
営業時間:通年8:00~18:00(閉館19:00)
【蔵王町】蔵王町伝統産業会館(みやぎ蔵王こけし館)
日本全国のこけしが集まるこけし発祥の地
こけしの展示館ならこちらのおすすめスポットも負けていません。仙台駅から車で約60分、公共機関を使えば約120分ほどの場所にある蔵王町伝統産業会館(みやぎ蔵王こけし館)も言わずとしれたこけし専門館。日本全国の伝統こけしと木地玩具5,500点が系統別に展示されており、温かい木のぬくもりと精巧な技術、古くから受け継がれてきた伝統工芸の持つ魅力を間近で鑑賞できます。
特別展示会で新しいこけしの魅力に触れよう
こけし発祥の地とも言われている遠刈田温泉にあるこちらのこけし館。職人たちによる製作実演やこけしの絵付け体験も経験でき、大人から子どもまでこけしの魅力に触れることができます。また、期間限定の特別企画展も大人気。レトロテイストのこけし販売イベントやこけしをメインにした写真の展示会なども開催されているので、ぜひこまめにチェックしてくださいね。
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蔵王町伝統産業会館(みやぎ蔵王こけし館)
宮城県|刈田郡蔵王町
遠刈田こけしの殿堂
遠刈田こけしをはじめ、東北のこけしが勢ぞろい。著名な工人のこけし約5500点を集めて展示する。併設の実演室では、こけし作りの様子を見学できる。
住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉新地西裏山36-135
アクセス:JR東北新幹線白石蔵王駅からミヤコーバスアクティブリゾーツ宮城蔵王行きで47分、遠刈田温泉下車、徒歩10分
営業時間:通年9:00~16:30(閉館17:00)
【松島町】松島レトロ館
懐かしいあの頃に戻れる特別なミュージアム
松島レトロ館は、古き良き昭和のポスターやおもちゃ、雑誌などを展示しているユニークな美術館。仙台駅から車で約45分、公共機関を使えば約40分でアクセスできるため、本格的な旅行だけではなく仙台周辺にお住まいの方のデートスポットとしてもおすすめです。世代の方はあの頃の思い出に、昭和に馴染みのない方もレトロで可愛らしい世界観に浸れる人気スポットです。
昭和の空気をよりリアルに体験できる仕組みがたくさん!
こちらの展示会は、当時のおもちゃなどが見られるだけでなく実際に遊ぶことも可能。あやとりやけん玉、メンコから手動式のパチンコ、上から玉を落として入賞に入れる特急ゲームなどが並んでおり、当時遊んでいた人にはたまらない空間になっています。ほかにも当時のジャンプやリボンをはじめとした雑誌が読めたり、懐かしの駄菓子やおもちゃが買える販売コーナーが併設されていたりと何時間居ても飽きない観光スポットになっていますよ。
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松島レトロ館
宮城県|宮城郡松島町
レトロな昭和の世界
昭和時代のポスターなどを展示する資料館。懐かしい雑誌やブリキのおもちゃなどに触れることができる。メンコやコマなど、昔の遊びが体験できるコーナーもある。
住所:宮城県宮城郡松島町松島普賢堂48-1
アクセス:JR東北本線松島駅から徒歩10分
営業時間:通年9:00~17:00(閉館)
仙台周辺の美術館をめぐり、感性を豊かにしよう!
美術館めぐりをするなら、仙台市やその周辺がおすすめです。絵画や彫刻をはじめ、人形や万華鏡まで幅広いジャンルの美術館が建ち、アートを身近に感じられます。美術館には展示作品にちなんだグッズを販売するお土産ショップや体験コーナーを併設するところも。常設展以外にも企画展や各種イベントを開催し、活気のある美術館が多く見られます。アートに関心がある方も、普段はあまりアートに触れていない方も、この秋は仙台周辺で美術館をめぐり、感性を磨いてみましょう。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 なかやま
ライター:peekaboo
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