【東京】東京ドーム周辺のおでかけスポット11選

【東京】東京ドーム周辺のおでかけスポット11選

観光・カルチャー

2023/08/30更新

野球観戦やコンサートでおなじみの東京ドームは、年間約4,000万人(新型コロナ感染拡大前の水準)の来場者を誇ります。そんな東京ドームの周辺には、ショッピングやグルメはもちろん、遊園地や日帰り温泉施設、格闘技の聖地、戦没者を祀る神社と、さまざまなスポットが目白押し。今回は、楽しみ満点の東京ドーム周辺のおでかけスポット11カ所をご紹介します。

【千代田区九段北】靖國神社

幕末以来の戦歿者を祀る神社

1869(明治2)年、明治天皇の思し召しにより「招魂社」として創建され、その10年後に「靖國神社」と改称されました。こちらには、幕末の志士から先の大戦までの戦没者246万6千余柱 が祀られています。また気象庁が指定した東京の桜の標本木があり、古くより桜の名所としても有名です。境内の博物館「遊就館」では、宝物や御祭神の遺品を展示しています。初詣、春秋の例大祭、夏のみたままつりなどでは多くの参拝者が訪れ、にぎわいを見せます。
※東京ドームより電車で九段下駅下車、徒歩約5分

【文京区後楽】後楽園ホール

格闘技界の競技場として有名。さまざまなイベントに利用される

1962年の開場以来、ボクシングやプロレス、キックボクシングなどの数々の名勝負が行われてきたホールです。日本の格闘技を支え続け、格闘技ファンの間では聖地と称されることもあります。そのほか、広くさまざまなイベントに利用できる多目的ホールでますが、基本的にはほぼ毎日、プロレス・ボクシング・キックボクシングのいずれかの興行が開催。格闘技好きはもちろん、初めての人も、生で見る大迫力の格闘技の世界を体感してみては?
※東京ドームより徒歩すぐ

【文京区後楽】東京ドームシティ・アトラクションズ

新デザインのジェットコースターにどきどきの都市型アミューズメントパーク

ほのぼの系から絶叫系まで、家族みんなで楽しめるアトラクションが充実した都心の都市型アミューズメントパークです。2003年に「後楽園ゆうえんち」から「東京ドームシティ・アトラクションズ」に名称変更したのを機に入園料が無料化したので、園内を自由に散策できます。そしてアトラクションは好きな分だけチケットを買って体験できるシステムです。そのアトラクションは、円の中心に支えがないセンターレスの大観覧車「ビッグ・オー」、その観覧車の中心を駆け抜けるジェットコースター「サンダードルフィン」が魅力です。とくにサンダードルフィンは、2023年春に新車輛へとリニューアルし、スリルと爽快感がさらにアップ! どきどきの疾走感を体験してみてください。
※東京ドームより徒歩すぐ

【文京区後楽】東京ドームシティ

プロ野球観戦からヒーローショーまで楽しみ満載

「東京ドームシティ」とは、読売ジャイアンツの本拠地である東京ドーム、東京ドームホテルを中心とする都市型総合エンターテインメントエリアの総称です。水道橋駅前に広がるエリア内には、ほかにも温浴施設があるラクーアエリア遊園地があるアトラクションズエリアスポーツ施設がある黄色いビルエリア格闘技の聖地・後楽園ホールなど、一日中遊べるエンターテインメント施設が充実。イベントも多く、来場者数は年間約4,000万人(2019年度)を誇ります。
※東京ドームより徒歩すぐ

【文京区後楽】小石川後楽園

日本各地と中国の景勝が調和された庭園

「小石川後楽園」は、1629(寛永6)年、水戸徳川家初代の頼房(よりふさ)が造営を開始し、2代藩主の光圀(みつくに)が完成させた歴史あるスポットです。庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」という造りとなっています。日本各地と中国の景勝が巧みに配され調和をみせています。大きな池を中心に、春の桜、秋の紅葉、冬の雪景色など、季節によって色鮮やかな景色が観賞できます。インスタ映えもばっちりなので、カメラの準備を忘れずに。暇つぶしで立ち寄ったつもりが、美しい景観にうっとりしてつい長居してしまいそうですね。
※東京ドームより徒歩約1分

【文京区後楽】東京ドーム天然温泉 Spa LaQua

温泉からボディケア、ヘルシーランチまで、内側からキレイを目指せる

ラクーアビル5~9階に位置する「東京ドーム天然温泉 Spa LaQua」。“トータルでキレイがかなう場所” をコンセプトに多彩な施設を有するスパです。こちらの内湯や露天風呂では、地下約1,700mから湧く天然温泉を堪能できるほか、新陳代謝を促す炭酸泉や酵素泉、アトラクションバスや各種サウナも備えています。南国ムード漂う岩盤浴室、ボディケアやエステメニューも豊富で、ホテル仕様の豪華なラウンジで休憩しながら、1日ゆったり。カフェ&レストランでは、和食ダイニングやベトナム料理などヘルシー料理も味わえます。
※東京ドームより徒歩すぐ

【東京都千代田区】明治大学博物館

考古のエリアで見られる茨城県玉里舟塚古墳の埴輪群

貴重な考古資料から伝統的工芸品、刑罰の道具まで幅広く展示

「明治大学博物館」は、2004年に、「考古学博物館」「刑事博物館」「商品博物館」の3博物館を統合して設立された大学付属博物館です。館内は4つに分かれ、「大学史展示室」では明治大学の歩みを知り、「商品」では陶磁器や染織品、和紙と筆など伝統的な手工業製品を鑑賞しながら、商品を通した生活文化のあり方を考えることができます。また、旧石器時代から古墳時代まで考古学研究の成果を公開する「考古」や、各時代の刑法典や刑罰関係の道具を展示する「刑事」もあり、見どころ満載です。
※東京ドームから電車で御茶ノ水駅下車、徒歩約5分

【文京区湯島】湯島聖堂

学業にご利益があるパワースポットとして受験生に人気

「湯島聖堂」は、 1690年に5代将軍徳川綱吉(つなよし)が儒学の振興のため創建。100年後には幕府直轄の「昌平坂学問所」を開設、明治維新後は大学が置かれ、1871年に閉鎖されるまで儒学の学問所として重要な役割を果たしてきました。関東大震災で焼失しましたが、1935年に再建。最近は学業にご利益があるパワースポットとして人気で、お守りや御朱印を授与していただくこともできます。大成殿内には儒教の祖・孔子が祀られており、土・日曜日や祝日のみ扉が開かれ参拝できます。
※東京ドームより電車で御茶ノ水駅下車、徒歩約2分

【文京区後楽】MEETS PORT

円筒形のビルがミーツポート。左後ろにそびえるのは東京ドームシティホテル

「TOKYO DOME CITY HALL」入口脇にあるアート作品「コスモフラワー」

レストランやガーデンがあり、アートも楽しめる複合施設

「MEETS PORT(ミーツポート)」は、「東京ドームシティ」の玄関口にある5階建ての複合施設。最大約2,500名のキャパシティを誇る多機能ホール「TOKYO DOME CITY HALL」があり、地上階には10軒近くのショップやレストランが入っています。また3階には、緑をたっぷり配した都会のオアシス「ミーツポートガーデン」があり、ベンチに座ってのんびりくつろぐことも可能です。さらにアート空間としても人気で、宇宙に咲く花をイメージしたシンボル「コスモフラワー」をはじめ、館内各所にさまざまなアートが設けられています。
※東京ドームより徒歩すぐ

【千代田区外神田】神田明神

古くから「明神さま」と呼ばれ親しまれている

「江戸の総鎮守」として知られる古社。特に商売繁盛が有名

神田から日本橋、大手町、豊洲魚市場まで周辺108町会の氏神様の「神田明神」。創建は730年、江戸時代になると徳川家より篤い尊崇を受け、「江戸の総鎮守」として親しまれてきました。御祭神は、縁結びのだいこく様「大己貴命(おおなむちのみこと)」商売繁昌のえびす様「少彦名命(すくなひこなのみこと)」除災厄除のまさかど様「平将門命(たいらのまさかどのみこと)」。特に商売繁盛が有名で、年始の仕事始めには多くの経営者や会社員が参拝する様子がニュースなどでも報じられています。
※東京ドームより電車で御茶ノ水駅下車、約5分

【千代田区富士見】東京大神宮

恋愛成就のパワースポット

伊勢神宮の遥拝殿として創建された「東京のお伊勢さま」。結びの働きを司る造化の三神、「天照皇大神(あまてらすおおみかみ)」「豊受大神(とようけのおおかみ)」「倭比賣命(やまとひめのみこと)」が祀られていることから、縁結びにご利益があるとされており、良縁を願う人が多く訪れているのだとか。日本で初めて神前結婚式が行われた神社でもあります。
境内の神門や拝殿には猪の目と呼ばれる文様が施されていますが、ハート形に見えると話題になっているそう。写真に撮って保存しておくと良縁に恵まれる、なんて噂もあるので、見つけたらぜひカメラに収めておきましょう! 気持ちを込めて参拝して、願いが叶った際には御礼参りも忘れずに。
※東京ドームより電車で飯田橋駅下車、徒歩約5分

おわりに

東京の中心部に位置する東京ドームエリアには、買い物や散策、遊園地、神社など、ちょっとした空き時間や暇つぶしに最適な遊び場や観光名所が満載です。子ども連れや友人を誘ってでかけても良し、予定のない休日に一人でふらりとでかけるも良し。今回ご紹介したスポットを参考に、お気に入りをピックアップして巡ってみてはいかがでしょう?

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.