【山梨】日帰りで行く 最新さくらんぼ狩りスポット10選

【山梨】日帰りで行く 最新さくらんぼ狩りスポット10選

体験スポット

2023/08/01更新

山梨県のさくらんぼは、品種の豊富さが魅力で、早生種から遅生種までさまざまな味を食べ比べできます。また、農園内には試食コーナーや直売所があり、さくらんぼのほかにも、地元の特産品やお土産選びが楽しめるのも魅力。豊かな自然環境と美しい風景を楽しながら、自分のペースでゆったりとおいしい果実と自然の癒やしを味わえば、心身ともにリフレッシュできるでしょう。今回ご紹介する10スポットを参考に、いろんなさくらんぼを味わってみてください。

【山梨市】萩原フルーツ農園

やまきやカフェ

絶景の中で食べるフルーツは格別の味

富士山や甲府盆地が見渡せる景色のなかで、おいしいフルーツが堪能できる「萩原フルーツ農園」。首都圏からは車で2時間ほどの立地にあります。例年5月下旬~6月中旬に「佐藤錦」などのさまざまな品種のさくらんぼ狩りが行われています。ほかにも、7月からは桃狩り、8月中旬からはピオーネ、シャインマスカットなどのぶどう狩りも楽しめます。また赤いトタン屋根と赤い木の壁が目印の「やまきやカフェ」では、自家製フルーツをふんだんに使ったドリンクやスイーツが味わえますよ。フルーツ狩りの後は、カフェやテラス席から美しい景色を見下ろしながら、のんびりと過ごしてみてはいかが?

【山梨市】いいじまフルーツ観光園

3種類のさくらんぼを食べ比べ

甲府盆地と富士山を一望できる高台に位置する「いいじまフルーツ観光園」。日当たりの良い場所で育った甘いさくらんぼは、例年5月下旬から味わえます。期間中はいつ訪れても食べ頃になっており、品種は「佐藤錦」「高砂(たかさご)」「香夏錦(こうかにしき)」「紅秀峰(べにしゅうほう)」などの12品種を栽培しています。いくつか畑があり、日によって案内された畑で最低3品種の食べ比べができるんですよ。お子さんでも手が届くように手入れされているのでファミリーでも安心です。低農薬、低化学肥料で栽培されたさくらんぼは、安心・安全・美味と三拍子そろっています。また近くには山梨県フルーツ公園や石和温泉郷、ワイン工場などがあるので、一日中過ごすことができますよ。

【山梨市】さくらんぼ狩り・フルーツ狩り大沢農園

温室ハウスで育った甘みの強いさくらんぼを味わえる

一日の太陽の光を最初に浴びる南東向きの丘陵に位置する「大沢農園」。甲府盆地を眼下に望む高台にあり、山梨の自然を満喫しながらさくらんぼ狩りを楽しめるスポットです。傾斜地に注ぐ光を利用した温室ハウス栽培のさくらんぼは、生産量が希少な品種で、夜温の低い時期にゆっくりと成熟されて甘みが強いさくらんぼに成長するんだとか。こちらでは少し早めの時期のゴールデンウィークからさくらんぼ狩りが楽しめます。甘いさくらんぼを口いっぱいに頬張れば、幸せな気分に包まれるはず。

【甲州市】さくらんぼ屋宮原

常時10種類以上のさくらんぼを栽培

甲府盆地を一望できる場所にあるさくらんぼ農園がこちら。栽培品種は、糖度18度以上の「佐藤錦」をはじめ、ハートの形をしたかわいい姿と甘酸っぱさが特徴的な「香夏錦」果汁が多く甘みが強い「正光錦(せいこうにしき)」など、常時10種類以上です。さくらんぼ狩りは、40分食べ放題。延長サービスが付いてくる公式HPからのお申し込みがおすすめです。6月下旬に訪れると、さくらんぼ狩りともも狩りの両方を楽しめますよ。

【甲州市】宿沢フルーツ農園

高級品種のさくらんぼが食べ放題

宿沢(しゅくさわ)フルーツ農園は、さくらんぼ狩り、プラム狩り、ぶどう狩りが楽しめるアットホームな農園です。さくらんぼ狩りは、5月下旬からはじまり甘みと酸味のバランスが良い「佐藤錦」を中心に大粒で糖度の高い「紅秀峰」、鮮やかな赤色で適度な酸味と甘さの「高砂」が味わえます。宝石のように輝くさくらんぼは、抜群に甘く口の中でジューシーに広がりますよ。6月下旬からはプラムが、8月中旬からはぶどう狩りも行っています。収穫時期が重なる時は、お得な「フルーツ狩りセット」がおすすめ。また店内着席で行うフルーツ食べ放題も人気があります。完熟フルーツの味わいを体感してみてはいかが?

【甲州市】あすなろ園

さくらんぼ狩りと地元のグルメ、どちらも楽しめる

甲州市勝沼町にある「あすなろ園」は、巨峰をはじめとしたぶどう狩りや、広大なハウスで開催されるさくらんぼ狩りのほか、いちご狩り、もも狩りができるフルーツ園です。すべての品種に食べ放題のメニューが用意されており、それぞれのシーズンごとに旬の果物を楽しめます。また園内には、そば処とソフトクリームハウスが併設され、そばやうどんだけでなく山梨名物のほうとうや、巨峰ソフトクリームなどの地元グルメも満喫できます。さくらんぼ狩りの後には、こちらでゆっくり休憩するのもおすすめです。

【甲州市】保坂果樹園 Hosaka Farm

栽培品種は13種類以上

遠くには南アルプス山脈が見渡せる高台に位置する「保坂果樹園 Hosaka Farm」。標高が高く、さわやかな気候のなかでさくらんぼ狩りが楽しめます。園内には、樹齢80年になる「ナポレオン」品種の木もあり、何代にも渡り受け継がれてきたさくらんぼを味わうことができます。品種は「佐藤錦」や「高砂」のほか、「紅秀峰」「静御前」など5種類以上。訪れたタイミングでおいしい旬を迎えたさくらんぼをいただきましょう。ゆっくりのんびりアットホームな農園で、気分もリフレッシュできること間違いなしです。

【南アルプス市】小野大正園

安全を最優先に考えた新鮮な果実が味わえる

富士山、八ヶ岳、南アルプスに囲まれた、南アルプス市西野に「小野大正園(おのたいしょうえん)」はあります。おいしい果物を提供するために、より高度な栽培技術の習得と研鑽を重ねているそうで、食の安全を最優先に考えた新鮮な果実を味わうことができますよ。品種は甘みと酸味のバランスが良い「佐藤錦」をはじめ、果肉が柔らかく甘みの中にも酸味を感じられる「豊錦」、大粒で甘みの強い「レーニア」などの約8種類。40分食べ放題で楽しめます。周辺には温泉やワイナリー、美術館などの観光施設も充実しているのでこちらも併せて観光を満喫したいですね。

【南アルプス市】中込農園

2種類以上の果物が同時に味わえるセットコースが人気

東京ドーム約2個分の広大な敷地を誇る「中込(なかごみ)農園」。世界中から毎年たくさんの観光客が訪れています。育てられている果物は、さくらんぼをはじめ、もも、プラム、ネクタリン、梨、ぶどう、プルーン、りんご、柿と、その種類も豊富で、6月上旬~12月中旬までの7カ月間もの間、果物狩りを楽しむことができます。また、複数の果物の収穫時期が重なるように育成しています。例えば、6月はさくらんぼともも、8月はももとプラム、ぶどう、9月はぶどうとりんご、梨といったように ひと月の間に2種類以上の収穫が可能です。それにより複数の果物狩りができるセットメニューが用意され、人気のコースとなっています。さくらんぼは、グリーンハウスの中で栽培されているので雨でも気にせず楽しめるのも嬉しいですね。

【北杜市】南八ヶ岳花の森公園

季節ごとの食体験を楽しめる広大な公園

「道の駅南きよさと」に隣接する「南八ヶ岳 花の森公園」は、季節ごとの食を中心とした楽しい体験コースが盛りだくさん。さくらんぼ、ブルーベリー、りんご、キウイフルーツなどの果物狩りをはじめ、夏野菜の収穫、ほうとう作りなどの体験は、お子さんから大人まで楽しむことができます。これらの体験は、東京ドーム約1.5個分の広大な敷地内の農園で開催されていますよ。さくらんぼ狩りは6月下旬~7月上旬まで、40分間食べ放題で行われています。さらに果物狩りの後に公園内で遊べることもあり、家族連れからも大人気。麓の道の駅と公園をつなぐリフトカーなどもあり、観光と併せて訪れたい場所です。

おわりに

山梨県では、美しい自然環境に囲まれた果樹園で、みずみずしく甘いさくらんぼを収穫できます。園地の周辺には温泉や観光スポットが点在する施設もあるので、収穫後にリラックスしたり、山梨観光を楽しんだり、多彩な過ごし方ができるのも魅力の一つです。
農家の方から直接指導を受け、自分の手で収穫する喜びを感じながら味わうさくらんぼは格別の味。大人も子どもも楽しくおいしい体験ができるさくらんぼ狩りに、ぜひおでかけしてみてください。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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