【北九州観光で外せない】一度は行くべき!大人も子ども楽しめる遊ぶところ19選

2024/01/24

【北九州観光で外せない】一度は行くべき!大人も子ども楽しめる遊ぶところ19選

九州の玄関口、北九州。大陸貿易の拠点として栄えた門司港レトロの街並みや関門海峡と山に囲まれた豊かな自然環境など、訪れたくなる理由がたくさんあります。今回は、そんな北九州を家族旅行で訪れるなら立ち寄りたい、大人も子どもも楽しめるスポットを紹介します。定番の観光名所から、ビュースポット、アクティビティ、史跡など、ジャンルも豊富なので、興味にあわせて行き先をチョイスしてみてくださいね。

【門司区】門司港レトロ地区

散策が楽しい趣ある街並み

1889(明治22)年に開港した門司港。港周辺には、明治から昭和初期にかけて貿易拠点として栄えた当時の面影を残す建造物が数多く残ります。現在は、一帯が「門司港レトロ」として整備され、国内外から観光客が訪れる人気の観光地に。ミュージアムグルメスポットなど、立ち寄りスポットも満載です。歴史あるレンガ造りの洋館を巡りながら、レトロ散歩を楽しみましょう。写真映えするスポットもいたるところにあるので、すてきな写真が撮れますよ。

【門司区】門司港駅

レトロな旅の出発地

鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定された、歴史的建造物。1914(大正3)年に建てられた木造2階建ての駅舎は、均整のとれた左右対称の造りが特徴です。「もじこう」の字が印象的な木造屋根のホームは、フォトスポットとしても人気。駅員の制服も明治時代のデザインを採用するなど、レトロさを引き立てる演出も旅情を誘います。2階にある旧貴賓室や旧次室は、小窓から見学が可能。ライトアップが行われる夜に訪れるのもおすすめです。

【門司区】門司港レトロ展望室

港の高層マンションから、絶景を堪能

建築家・黒川紀章氏が設計した高層マンション内にある「門司港レトロ展望室」。31階、地上約103mの高さから、眼下の門司港レトロや関門海峡を一望できる、絶景スポットです。ここから見える夜景は「日本夜景遺産」にも認定されており、夜はロマンチックな景色が堪能できます。展望室内には展望カフェテリア「AIR'S CAFE」もあるので、観光の合間に景色を眺めながらホッとひと息。街の喧騒をしばし忘れて、ゆっくりしてみてはいかがでしょうか?

【門司区】旧大阪商船

日本の海運を担った歴史的建造物

海運会社・大阪商船の門司支店として使われていた建物。国の登録有形文化財に指定されており、幾何学模様の装飾が施された華やかな外観からは、大正時代に流行した建築様式を見ることができます。建てられた当時は門司で最も高い建物で、印象的な八角形の塔は、夜には灯台としての役割も果たしていたのだそう。1階には「わたせせいぞうギャラリー」があり、門司港の風景を背景にしたイラストなどを鑑賞できます。

【門司区】ブルーウィングもじ

開閉のタイミングに合わせて訪れよう

門司港に架かる「ブルーウィングもじ」は、日本最大級の歩行者専用の「はね橋」。船の往来に合わせ、1日6回の開閉が行われています。時間がくると、音楽とともに橋がゆっくり動き、水面に対して60度まで上昇。およそ20分かけて、歩行可能な状態まで戻ります。恋人の聖地」にも認定されており、カップルで渡ると幸せになれるのだとか。大切な人とぜひ訪れてみてください。

【門司区】門司港レトロ観光物産館「港ハウス」

北九州土産がずらりと並ぶ

「ブルーウィングもじ」のそばにある物産店。三角屋根と丸窓の大きな建物が目印です。門司港名物の焼きカレー、福岡の地酒やバラマキ土産用のお菓子など、北九州ならではの特産品が揃います。新鮮な海産物が買える市場やテイクアウトコーナーもあり、お土産購入にぴったりのスポット。門司港駅から近いので、旅の最後の買い物がしやすいのも嬉しいポイントです。建物横の広場では、週末に門司港名物「バナナの叩き売り」が行われているので、時間を合わせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

【門司区】赤煉瓦ガラス館

職人技が光る世界のガラス製品

複合商業施設「門司港レトロ海峡プラザ」2階にある、世界のガラス製品を扱う「赤煉瓦ガラス館」。インテリア用の大きなガラスの置物からバーナー細工のかわいい置物まで、さまざまなガラス製品がそろうほか、ガラス表面に装飾を加えるガラスエッチング体験も可能です。店内には、箱入りのガラスペンや繊細な切子グラスなど、贈り物にぴったりな品物が多数。じっくりと見て回り、とっておきの一品を見つけてくださいね。

【門司区】関門海峡ミュージアム

関門海峡のすべてがわかる!

コンセプトは「関門海峡をまるごと楽しむ体験型博物館」。関門海峡の歴史、文化、自然を五感で楽しく学べるミュージアムです。大正時代の門司港が体験できる「海峡レトロ通り」や関門海峡を一望できる「展望デッキ」は入場無料なので、、限られた時間でも気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイント。4階には、関門海峡の大パノラマを目の前にゆっくりと過ごせるカフェもあります。「門司港サイダー」でのどを潤したら、街歩きに出かけましょう。

【門司区】九州鉄道記念館

充実の鉄道体験で、大人も子どもも楽しめる

旧九州鉄道本社の建物を修復・活用した、鉄道の歴史と文化を学べるミュージアム。九州で活躍した蒸気機関車や電車の展示をはじめ、鉄道パノラマ模型運転シミュレーター、鉄道のおもちゃや本が揃うキッズルーム、本物さながらの運転ができるミニ鉄道公園など、子どもから大人まで楽しめる、ユニークな鉄道体験が目白押しです。ゴールデウィークや夏休みなどの長期休暇期間には、さまざまなイベントを開催。家族旅行の目的地としても、おすすめです。

【門司区】門司港レトロクルーズ

気軽に楽しめるミニクルーズ

海上から門司港レトロの町並みを観光できる、「門司港レトロクルーズ」。門司港レトロ内から出航し、はね橋「ブルーウィングもじ」をくぐり、関門橋や夜は下関の夜景まで眺められます。帰航とともに時折開閉するブルーウィングもじ」は見ごたえたっぷりです。およそ20分のミニクルーズなので、観光の合間のちょっとした時間でも楽しめるのが嬉しいところ。関門海峡の潮の流れを感じながら心地よい海風に吹かれるクルーズは、忘れられない旅の思い出になりますよ。

【門司区】門司赤煉瓦プレイス

レトロが詰まった立ち寄りスポット

「帝国麦酒株式会社」(現サッポロビール)の工場施設を活用した、観光スポット。歴史的価値のあるレンガ造りの「門司麦酒煉瓦館」「醸造棟」「旧組合棟」「倉庫跡」の4棟は、国の重要文化財に指定されています。1913(大正2)年に建てられた「醸造棟」は、2000(平成12)年まで実際に使われていたというから驚きです。現在は、ビールに関する貴重な史料が見られるギャラリー、ホール、飲食店などが集まった施設として、多くの人々に親しまれる施設になりました。近代化遺産に囲まれたノスタルジックな空間に、ぜひ足を運んでみてください。

【門司区】和布刈公園

訪れたなら絶景展望台に登ろう

関門海峡に面した、海辺の和布刈(めかり)公園。中世の山城・門司城があった古城山(こじょうさん)を整備した公園で、海風が心地よい散策に最適なスポットです。公園内には、遊具広場、有田焼でつくられた源平合戦壁画2つ展望台などがあり、見どころ豊富。海辺から少し足を延ばして第2展望台に行くと、関門橋と関門海峡のダイナミックな眺めが目の前に広がります。穴場感のあるビュースポットで、朝日や夕日、夜景鑑賞にもおすすめですよ。

【門司区】和布刈神社

関門海峡に鎮座する古社

和布刈公園内にある和布刈神社は九州最北端に鎮座する神社で、創建約1800年を誇ります。社名の「めかり」とは「ワカメを刈る」という意味。福岡県の無形文化財に指定されている「和布刈神事」は、旧暦元旦に執り行われ、未明に神職が海に入りワカメを刈って神前に供える、創建時より続く古式ゆかしい行事です。厳かな授与所では、関門海峡で採られた「献上わかめ」を受けることもできます。乾燥ワカメなので、持ち帰ったあとは、水に戻しておいしくいただきましょう。

【小倉北区】TOTOミュージアム

大人も楽しめる社会科見学

北九州で創業したTOTOの創立100周年の記念事業として誕生した、入場無料のミュージアム。TOTOがこれまで手がけてきた水まわりのものづくりの歴史、文化、技術に触れることができます。時代とともに進化してきた歴代のトイレ世界のトイレが並ぶ展示空間は圧巻。ミュージアムショップには、陶器製の「超ミニチュア便器」をはじめ、ユニークなオリジナルグッズが満載なので、お土産に買って帰れば話題になること間違いなしです。

【小倉北区】足立山妙見宮

「健脚わらじ」で健康祈願

足立山のふもとに位置する、眺めの良い神社。770(宝亀元)年、和気清麻呂(わけのきよまろ)による創建で、今も「足立の妙見さん」として地域の人々に親しまれています。健脚・健康にご利益があるといわれ、境内には奉納された「健脚わらじ」がずらり街歩きをするなら、まずはここでお参りをしてから、というのがいいかもしれません。また全国的にも珍しい神仏習合の神社でもあり、境内の薬師堂には六体の仏様が並ぶなど、見どころの多い神社です。

【小倉北区】小倉城

夜のお城で楽しむ「天守閣バー」

小倉藩主・細川忠興(ほそかわただおき)によって築かれた小倉城。焼失や戦後のアメリカ軍による接収を経て、1959(昭和34)年に天守閣が再建されました。現在の天守閣内部は、映像や模型で小倉の歴史・文化が学べる展示スペースやギャラリースペースになっています。見逃せないのは、土曜日に開催されている「小倉城ナイトキャッスル」夜の小倉城天守閣を特別に開城し、天守閣最上階にはデートにもぴったりな「天守閣バー」がオープンします。オリジナルカクテルを飲みながら小倉の夜景を眺めるひとときは格別です。予約優先制なので、早めの予約をお忘れなく。

【小倉北区】天然温泉コロナの湯 小倉店

天然温泉で心も体もリフレッシュ

北九州観光で疲れた体を癒やすなら、温泉でリフレッシュするのはいかがでしょうか? 「天然温泉コロナの湯」は、複合エンターテインメント施設「小倉コロナワールド」内の温泉施設。大浴場、露天ともにバリエーション豊富なお風呂が魅力です。施設内には熱した鉱石を利用した遠赤低温サウナがあり、手足を伸ばして寝転びながら、体を芯から温められます。食事処では、九州名物・豚骨ラーメンを食べることもできますよ。

【八幡東区】北九州市立いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館)

恐竜好きのお子さんにおすすめ

2002年にオープン、2023年にリニューアルした、展示総数約6,000点を誇る西日本最大級の自然史・歴史博物館「いのちのたび」をコンセプトに、太古から現代まで、自然と人間の生命の歩みを楽しく学べます。見どころは、今にも迫ってきそうな迫力の、恐竜の骨格標本。全長約35mのセイスモサウルスやステゴサウルスなどがずらりと並ぶ空間は、圧巻です。想像力がかきたてられる動く恐竜ジオラマもあり。タイムスリップ気分で楽しみましょう。

【戸畑区】北九州市立美術館

市民に愛される「丘の上の双眼鏡」

緑豊かな丘の斜面に2つのコレクション展示室が突き出た「北九州市立美術館」。その大胆でユニークな外観から、「丘の上の双眼鏡」の愛称がついています。コレクションは、絵画、彫刻、素描、版画など、国内外の近現代美術作品、約7,700点常時展示とさまざまな企画展示が行われています。小倉北区の「リバーウォーク北九州」内には分館があり、アートをより身近に感じられる小展覧会を常時開催。あわせて訪れれば、アートに浸れる一日が過ごせます。

北九州の街も自然も遊び尽くす旅に出よう

近代化遺産の宝庫である門司、小倉城をはじめ史跡が点在する小倉、歴史の舞台でもあり開放的な眺めの関門海峡。都市と自然の両方に恵まれた北九州には、大人も子どもも一度は行きたいスポットがいくつもあります。街歩きや史跡巡り、博物館巡りなど、思い思いの過ごし方で、北九州観光を楽しんでくださいね。

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