【2024年:宮崎観光で外せない】高千穂でおすすめの定番スポット12選

2024/01/24

【2024年:宮崎観光で外せない】高千穂でおすすめの定番スポット12選

「九州屈指のパワースポット」ともいわれる高千穂。その理由は、国の名勝で天然記念物に指定されている高千穂峡をはじめとする美しい自然景観、そして日本神話ゆかりの地として、神々の伝説の舞台となった場所が点在していることによります。今回はそんな神秘のエリア高千穂で、ぜひ訪れてほしい12の定番スポットをピックアップしました。さまざまなジャンルのスポットがありますが、神社巡りや絶景巡りなど、興味に応じてスポットを絞って訪れるのもおすすめです。

【三田井】高千穂峡

写真提供:宮崎県観光協会

写真提供:宮崎県観光協会

大自然が作り出した絶景は必見

日本神話の舞台、高千穂を代表する観光スポット。国の名勝で天然記念物に指定されている景勝地です。 阿蘇山の火砕流が侵食されて生まれた峡谷は、柱状節理(ちゅうじょうせつり)が浮かび上がり、荒々しくも神秘的な光景を作り出しています。川沿いの遊歩道を歩けば、自分のペースで数々の見どころや峡谷の全景を上から眺めることが可能。夏は夜間のライトアップが行われるので、この時期に訪れるのも良いですね。ぜひ歩きやすい靴で絶景散策を楽しみましょう。

【三田井】高千穂峡貸しボート

写真提供:宮崎県観光協会

高千穂の峡谷美が目の前に

高千穂峡をより間近に肌で感じたいなら、貸しボートはいかがでしょうか? 木漏れ日の下、切り立った崖の間を進むと、柱状節理が目の前に迫ります。高千穂峡最大の見どころである、落差17mの「真名井(まない)の滝」に限りなく近づくことができるのは、ボートならでは。川の上から見上げる滝は、写真映えも抜群です。当日の受付もできますが、一年を通して人気のアクティビティなのでインターネットからの事前予約が安心です。

【三田井】高千穂あまてらす鉄道

オープントップのカートで高千穂を全身で感じる

旧TR高千穂鉄道の線路を活用したアトラクション。実際に電車が走っていた線路をオリジナルの「グランド・スーパーカート」で走り、沿線の雄大な景色が楽しめます。カートはオープントップ、床の中心部は強化ガラスがはめ込まれており、高千穂の風を感じながら線路を走り抜け、イルミネーションが輝くトンネルをくぐり、高さ105mの高千穂鉄橋からは直下の眺めを体感。およそ30分間の絶景旅を満喫してみませんか?

【三田井】高千穂がまだせ市場

旬の野菜から日本一の肉まで揃う

地元の方言で「頑張る、精を出して働く」を意味する「がまだせ」を冠した市場。高千穂の野菜や加工品、手芸品などが並ぶ直売所「鬼八の蔵」、全国和牛能力共進会で1位を獲得したこともある高千穂牛をステーキや鉄板焼などで味わえる「レストラン和」、高千穂牛を加工販売する「JA高千穂地区ミートセンター」が集まった、隠れたグルメスポットです。高千穂の美味しいものに出合いたいなら、ぜひ立ち寄ってみてください。

【三田井】高千穂神社

日本神話が体験できる神楽にも注目

「高千穂郷八十八社」の総社として古くから信仰を集め、縁結びや夫婦円満などにご利益があるといわれる高千穂神社。見どころは数多くありますが、国の重要文化財に指定されている本殿と、全国でも3社にしかないという珍しい鉄造の狛犬は必見です。また、毎日20時~21時までは神楽殿で高千穂神楽が奉納されています。天照大御神(あまてらすおおみかみ)や天岩戸(あまのいわと)などを主題とした、神話の舞台ならではの演目に注目です。

【三田井】槵觸(くしふる)神社

「天孫降臨の地」を訪ねる

天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫、瓊々杵尊(ににぎのみこと)が降り立ったといわれる天孫降臨の地、槵觸(くしふる)の峰に佇む神社。古来、人々は槵觸峯(くしふるたけ)を御神体として崇め信仰していましたが、1694年に社殿が造営され、現在に至ります。本殿は高千穂町の文化財に指定。龍や鳳凰(ほうおう:中国の神話に由来する伝説の鳥)の細やかな彫刻があり、ほかに「『二十四考」』という書物の影響を見ることもできます。御朱印は「高千穂神社」で受けられるので、併せて参拝してみてはいかがでしょうか?

【三田井】道の駅 高千穂

高千穂の味覚がそろう揃うスポット

高千穂峡を見下ろす、神都高千穂大橋のそばというロケーションが魅力の道の駅。日本神話に登場する、天手力男命(あめのたぢからおのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)の神楽面をモチーフにした大きなモニュメントが出迎えてくれます。物産館では地元産の野菜や特産品、工芸品などが勢揃い。レストランでは、宮崎名物のチキン南蛮や宮崎牛を使ったコロッケ・牛丼など、さまざまな宮崎の味覚が味わえます。高千穂観光の拠点や休憩スポットとしてぜひ立ち寄ってみてください。

【岩戸】天岩戸神社 西本宮

川の向こうの洞窟を拝む

天照大御神の岩戸開きの神話を伝え、大日霎尊(おおひるめのみこと※天照大御神の別称)を御祭神として祀る、天岩戸神社。西本宮と東本宮がありますが、こちらの西本宮は、天照大神がお隠れになった洞窟・天岩戸を御神体としています。天岩戸は岩戸川を隔てた先にありますが、神域であるため直接足を踏み入れることはできません。拝殿裏の遥拝所(ようはいじょ)から、神職の案内のもと参拝することができますが、案内時間が決まっているため、時間に余裕を持って訪れましょう。

【岩戸】天安河原

神々の足跡をたどり、訪れる

天岩戸神社の西本宮から、岩戸川を500mほど進んだ先にある、天安河原(あまのやすかわら)。ぽっかりと穴の空いた洞窟は、天照大御神が天岩戸にお隠れになり天地暗黒となったために、困った八百万(やおよろず)の神が集まり相談したと伝わる場所で、鳥居と社殿が設けられています。あたりには、訪れた人々が願いを込めて積んだ積み石が置かれており、いかにも神秘的な雰囲気。高千穂が「神話のふるさと」であることを再認識できるスポットです。

【押方】国見ヶ丘

雲海シーズンに訪れたい絶景スポット

標高513mに位置する、高千穂屈指の景勝地。神武天皇の孫・建磐龍命(たけいわたつのみこと)がこの丘に登り四方を見渡したという伝説から「国見ヶ丘」という名前になったと伝えられています。晴れた日には遠く阿蘇連山を望め、秋から初冬にかけての早朝は、気象条件が揃うと雲海が見られることでも知られています。あたり一面を雲海が覆う幻想的な光景は、「神話のふるさと」といわれる高千穂を体現するよう。高千穂を訪れた際は、早起きしてぜひ足を運んでみてください。

【下野】トンネルの駅

トンネル貯蔵庫

香り高い焼酎が眠るトンネル

神楽酒造のアンテナショップであり、高千穂の特産品や伝統工芸品が並ぶ観光物産館「トンネルの駅」。名前の由来となった敷地内のトンネルは、旧国鉄時代に高千穂線の延長が計画されたものの未開通となった結果、神楽酒造が焼酎の原酒を熟成させる貯蔵庫として活用しているものです。貯蔵庫は自由に見学ができ、ふんわりと漂う焼酎の香りが楽しめ、店内では試飲も可能。ほかにも、九州各地を走ったSLや旧高千穂鉄道のサロンカー天孫降臨の滝など見どころも多く、高千穂ドライブの合間にぜひ立ち寄りたいスポットです。

【向山】高千穂峡淡水魚水族館

高千穂の隠れた立ち寄りスポット

高千穂峡にある「玉垂(たまだれ)の滝」の湧き水を引いた水族館。館内はこぢんまりとしていますが、ヤマメやドンコなどの五ヶ瀬川水系の淡水魚をはじめ、ブラジルやアフリカに棲む淡水魚など、およそ100種類の生き物を飼育しています。また水族館には釣り堀が併設されており、釣ったニジマスは塩で防腐処理をして持ち帰ることも可能。高千穂峡観光の合間に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

今度の旅は、神話の舞台でパワーチャージをしませんか?

見どころ豊富な高千穂は、誰しもがとっておきの非日常に出合えるパワースポット。高千穂峡で自然に癒やされ、日本神話ゆかりのスポットでご利益を祈願。そして、この地が育んだ食でお腹も心も満たされたら、すっかりパワーチャージできそうですよね。ちなみに、高千穂へは最寄りの空港や鉄道駅から車でのアクセスが一般的ですが、車なしだと、福岡や熊本からバスが便利です。町内には路線バスも走っているので、日数や予算に応じて楽しんでくださいね。

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき

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