バリスタ・柳隆晴が行きました! 仙台の「カフェを巡る旅」おすすめ3選

宮城県

2022.01.18

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バリスタ・柳隆晴が行きました! 仙台の「カフェを巡る旅」おすすめ3選

皆さま、こんにちは。柳隆晴と申します。
普段は都内のコーヒースタンドでバリスタとして勤務しているのですが、その傍ら、年間で200店舗(週に4店舗)ほどコーヒー屋さんをメインにカフェを巡り、そのお店をTwitterやインスタグラムを通して発信しています。基本は都内のカフェが多いのですが、年に数回だけ地方へ遠征に行くことも。コロナ禍なので去年はほとんど行けなかったのですが、今回は2021年に唯一行った宮城・仙台のカフェ遠征についてご紹介します。

目次

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地方遠征に行く醍醐味

それぞれ店の特徴が異なる「KEYAKI COFFEE」

フードにも注目したい「FLATWHITE COFFEE FACTORY」

約35年の歴史を持つ「純喫茶 星港夜(シンガポールナイト)」

おわりに

地方遠征に行く醍醐味

はじめに、なぜわざわざ地方に行ってカフェ巡りをするのか。これについて書かせていただきたいなと思います。

まず、私は知らない土地に行くことや、新しいことにチャレンジすることが大好きなので、純粋に普段行かないエリアのお店に行ってみたいと思う欲が普通の方よりも強いのだと思います。また、地方のカフェは、都内とは少し雰囲気が違うことも惹きつけられるポイントです。建物の外観や内装、店員さんの方言でも雰囲気が変わります。そういうものを体感することも好きです。

そして、地元の方との触れ合い。これが1番大切なポイント! 知らない土地に行っても情報がないので、おすすめのお店がないか店員さんに聞いてみます。質問すると、皆さん親切に教えてくださって、そこから会話が弾むことも。インターネットやSNSで調べても出てこなかったことを教えてくれるので、そういう体験がとても面白いです。何より、色々な場所に知り合いができて、また来たいな! と思えるような人との繋がりができていくことが最大の醍醐味かなと思っています。

今回の遠征は一泊二日の弾丸で8店舗も巡りました。今回は、その中でも特に気になった4店舗をご紹介します。

それぞれ店の特徴が異なる「KEYAKI COFFEE」

仙台を代表する自家焙煎のカフェ「KEYAKI COFFE」。荒井(本店)と卸町の2店舗で営業しており、それぞれお店の雰囲気が異なります。

一軒家をリノベーションしたような造りで、アットホーム感が満載な本店では、お家に帰ってきたような温かい雰囲気を感じられます。本店の店長は、エアロプレスの日本大会でチャンピオンになったことがあるバリスタということで、卸町店にはないエアロプレスでのコーヒーをいただけることもポイントです。

対して卸町店は本店と異なり、コーヒーの機材など、とにかく設備が充実しています。コーヒーが好きな方にはたまりません。サイフォン、ハンドドリップ、エスプレッソ。色々なタイプでコーヒーを楽しむことができます。また、1階に併設されている「Boulangerie Girafe(ブーランジェリー・ジラフ)」のパンを店内に持ち込みして食べることができるのも嬉しい。

2つのお店に共通して言えることは、とにかくスタッフの皆さんが優しい! スタッフさんが仙台のことを色々教えてくれるので、初めて仙台を訪れる方にはとても安心できるお店だと感じました。コーヒーのおいしさはもちろん、人の温かさも感じられるお店です。

■KEYAKI COFFEE(本店)
住所:宮城県仙台市若林区なないろの里2-27-15
電話番号:022-208-2647

■KEYAKI COFFEE(卸町店)
住所:宮城県仙台市若林区卸町1丁目3-1 2階
電話番号:022-355-8036

フードにも注目したい「FLATWHITE COFFEE FACTORY」

こちらも仙台を代表する自家焙煎のカフェ「FLATWHITE COFFEE FACTORY」。仙台に4店舗、あとは福島に2店舗の合計6店舗を展開しています。ニュージーランドスタイルのメニューが特徴的で、コーヒーやフラットホワイトはもちろんおいしいですが、フレンチトーストやエッグベネフィットなどの食事メニューも充実。どちらかというとレストランに近い雰囲気で、色々な用途で楽しめるカフェです。今回は荒井店に行ったのですが、外観と店内がとてもオシャレで、仙台の映えスポットという印象を受けました。

■FLATWHITE COFFEE FACTORY(荒井店)
住所:宮城県仙台市若林区荒井東1丁目2−7 IGOONE ARAI 1F
電話番号:022-355-4261

約35年の歴史を持つ「純喫茶 星港夜(シンガポールナイト)」

最後に、上の2つとは全く違うタイプのお店「純喫茶 星港夜(シンガポールナイト)」をご紹介。コーヒーは自家焙煎で、創業約35年という長い歴史を持つこちらの純喫茶。アンティーク家具やピアノが置いてあり、内装が素敵な純喫茶です。そして、店主さんがめちゃくちゃ面白い。いい意味で味があり、ある意味名物だと感じました。そして、なんと言っても最大のおすすめが「仙台ティラミス」。見た目がとてもかわいらしく、味も濃厚なので深煎りのコーヒーとの相性が抜群。2022年12月27日で閉店を考えているということなのですが、これはとても残念です。ぜひとも存続してほしいお店だなと思いました。

■純喫茶 星港夜(シンガポールナイト)
住所:宮城県仙台市青葉区上杉1丁目12−1
電話番号:022-222-2926

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました。今回の記事はいかがでしたか? 仙台のカフェ巡りの旅ですが、もちろん旅の途中には街を探索したり名物の牛タンをいただいたり。現地の雰囲気を楽しみつつ、カフェを巡らせていただきました。今回はカフェでしたが、何か1つテーマを決めて旅をするとまた違った楽しみ方ができると思います。ぜひ、自分流のやり方で旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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#カフェ巡り #仙台 #宮城 #カフェ #ご近所トリップ #柳隆晴 #バリスタ #カフェ旅

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バリスタ 柳隆晴

バリスタ

柳隆晴

年間200店以上のカフェや喫茶店を訪れてコーヒーを飲み比べ、ブログやSNSなどで発信中。定期的にラテアートなどコーヒー関連のワークショップの開催や、イベントへのケータリング活動を行っている。大学時代に飲んだスターバックスコーヒーがきっかけでコーヒーに興味を持ちバリスタになったが、もともとはコーヒーが苦手だったという。2022年1月からは「Flash coffee」で働く。

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