オフシーズンも雨もなんくるないさ~、ちょっとツウな沖縄女子旅
全国のおすすめ女子旅を紹介する旅色LIKESライターのほしこです。今回は、お得な航空チケットを使って冬の沖縄を旅してきました。沖縄といえば、夏のイメージがありますが、オフシーズン(春、秋、冬)や雨でも楽しめるアート体験や美しいスポットもたくさんあります! 定番に飽きたという人もぜひ参考にしてみてください。
目次
沖縄には行ってみたい! やってみたい! があふれている
冬は沖縄のオフシーズンといわれ、旅先の候補から外れがちではありませんか? 今回は「オフシーズンでも楽しめる場所を知りたい」、「天気を気にせず楽しみたい」、「沖縄の思い出を持ち帰りたい」といった願いを叶えるスポットを紹介します。
沖縄の海を持って帰る「海レジンアート体験」
私が以前からチャレンジしたかった「海レジンアート体験」。パネルやコースターに海を描いて、レジンでコーティングして作るものです。友人と同じ海を思い浮かべて作成しても、色合いや使うパーツによって全く異なるものができるのがおもしろい。海が大好きな私は「沖縄の海を持って帰る」をテーマに、特に色合いにこだわって制作しました。旅中で撮った写真の中から見本となる海をイメージしておくと迷いが軽減するかも!?
教えてくださったのは「ちむどんどん夫婦」。優しくてあったかい方々で、おしゃべりも弾みます。沖縄の観光情報を発信しているインスタグラマーでもあるお二人から、島のおすすめも教えていただき、忘れられないひと時となりました。
◆OKINASIA
住所:ご予約された方への詳細送付
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日
体験料:アートパネル B5 7,800円、A4 8,900円、B4 13,800円、インテリア時計 正方形 12,800円、円形 12,800円
所要時間:1.5〜2.5時間ほど
※1回の体験3名まで
お気に入りの「やちむん」を求めて
“やちむん”とは、焼物のことです。那覇市の「壺屋やちむん通り」は、1600年代から海外へ泡盛などを輸出するための焼き物づくりで栄えた町。焼き物を大量につくるために登り窯で作られていました。しかし大量の煙が出てしまうことから、拠点を読谷村(よみたんそん)の「やちむんの里」に移すことに。今でも登り窯以外の方法で、焼き物づくりが行われています。沖縄の“やちむん”としてよく目にする上焼(じょうやち)は、絵付けをして釉薬(ゆうやく)※1 を塗り、焼いたもので表面がつやっとしています。昔ながらのお店ではシーサーや大きな骨壺も売られていて驚きましたが、最近はオシャレな食器類などを扱うお店も増えています。様々な作家さんの作品が並ぶため、好みの「やちむん」に出会えること間違いなし!
※1 陶磁器の表面を覆うガラス質の膜
私のお気に入りのお店は「ヤッチとムーン」。ディスプレイがとても素敵で、飾ってあるお皿を見るだけでワクワクします。セレクトショップのように個性豊かな器が揃っていました。
◆ヤッチとムーン
住所:沖縄県那覇市壺屋1-21-9
電話:098-988-9639
営業時間:10:00~18:30
定休日:年中無休
徒歩約1分のところにある姉妹店の「UTSUWA チャタロウ」も訪れることで、より多くの焼き物に出会うことができます。
◆UTSUWA チャタロウ
住所:沖縄県那覇市壷屋1-8-12
電話:098-862-8890
営業時間:10:00~19:00
やちむん通り以外にも素敵なお店があります。ホテルで出会ったのは、北部にある本部町(もとぶちょう)の「Laboratorio 43pottery」のコップ。沖縄の海を彷彿とさせる碧が魅力的です。ほかにも、鮮やかな青が美しいうるま市にある「うるま陶器」など、沖縄にはたくさんのやちむんのお店があります。
◆Laboratorio 43pottery
住所:沖縄県国頭郡本部町山川1421
電話:0980-43-7789
営業時間:10:00~18:00
◆うるま陶器
住所:沖縄県うるま市与那城屋慶名405
営業時間:10:00~16:00
定休日:年中無休
支払い方法:現金のみ
自然に癒される、ちゅらさん(きれい)な穴場スポット
1. 果報(かふう)バンタ
車で本島から海中道路を走って宮城島へ。ぬちまーす観光製塩ファクトリーの駐車場から少し歩くと、敷地内に「果報バンタ」という絶景があります。岸壁に囲まれた海岸を見下ろすと、あいにくの雨・強風の日に訪れてもエメラルドグリーンの美しい海を見ること。晴れていたらどれだけ美しいことでしょうか。
ぬちまーす観光製塩ファクトリーは、宮城島の海水のみを原料とした塩づくりをする世界唯一の工場。「ぬち」は命、「まーす」は塩という意味です。塩づくりの様子が無料で見学できるほか、お土産や塩グルメをいただくことができます。お土産のおすすめは、「海まるごと本格だし」。贅沢なだしパックはミネラルをたくさん含んだ塩が使われていて、このまま煮出すだけでほんのり塩味のおいしいスープが完成!
◆ちまーす観光製塩ファクトリー、果報バンタ
住所:うるま市与那城宮城 2768
電話:098-983-1111
営業時間:9:00~17:30
2. 備瀬のフクギ並木
美ら海水族館から車で10分ほどのところに、高さ約15メートルのフクギの木で囲まれた並木道があります。防風林として家の周りに植えられたのが始まりで、晴れた日には木漏れ日が気持ちよく、また少しの雨や雨上がりでは、緑が濃くなり美しい。自転車や電動キックボードをレンタルして、辺りを巡ることもできます。海沿いに出れば、ゆっくりと海を眺めてお散歩できる心地よいスポットです。「YonnaBise(よんなーびせ)」というカフェやワークショップ体験ができる施設もあります。
◆備瀬のフクギ並木
住所:国頭郡本部町備瀬389
駐車場:無料(近くにコインパーキングも有)
◆YonnaBise
住所:沖縄県国頭郡本部町備瀬505
海を見ながらおしゃべり弾む、のんびりホテルステイ
今回訪ねたのは名護市にある「TWIN-LINE HOTEL YANBARU OKINAWA」。2023年夏にリニューアルオープンした建物は、入り口からお洒落。アメニティコーナーに自分好みの香りを選べる“バスソルト”や“ヘアオイル”もあるのが女子には嬉しいポイントです。オーシャンビューの部屋は、どこに座ろうか迷ってしまう広さ……。
夕食の前後はラウンジへ。アルコールを含む飲み物はフリーフロー、さらにボードゲームやビリヤード、ダーツも完備されています。ソファでゆったりおしゃべりもよし、ゲームをして盛り上がるもよし!
ホテルのイチオシはビュッフェ。沖縄の食材をふんだんに使った食べ切れないほど多くの種類のお料理が並びます。特に日替わりチャンプルーがおいしかったです。夕食時には日替わりで生演奏を楽しめます。一緒に沖縄民謡「カチャーシー」を踊ったり、手拍子して楽しいひとときを過ごせました。
◆TWIN-LINE HOTEL YANBARU OKINAWA
住所:沖縄県名護市幸喜108
電話:0980-53-0330
駐車場:有料
おわりに
今回の旅では、うちなんちゅ(沖縄生まれ)の友人やアート体験で出会ったご夫婦に教えてもらった場所を巡りました。地元の人も愛するスポットは、季節や天気関係なく、いつ行っても素敵な体験をさせてくれるパワースポットばかりでした。オフシーズンは航空券やホテル代などを押さえていくことができるメリットもあります。夏に行く沖縄とはちょっと違う、ツウなスポットを巡り、新たな沖縄を発見してみてはいかがでしょうか。