《和歌山編》
平安時代の初めに弘法大師(空海)によって開かれた、真言密教の聖地・高野山。その中央に立つ、参拝に便利な宿坊には見事な庭園があり、どの部屋からも風情ある景観を愉しめる。春は枝垂れ桜、夏は高野山に初夏を告げるシャクナゲなどが咲き、散策も可能だ。伝統的な“お勤め”と呼ばれる朝の勤行は、身も心も引き締まる貴重な経験となるだろう。写経の体験もあるのでぜひ問い合わせを。食事は伝統的な精進料理を部屋でいただくスタイル。男女別に大浴場があり、裏山の清水を湧かしている。
デスクワークばかりで体を動かす機会がない、時間に追われて家族サービスができない。そんな時は、旅先で子どもと一緒に一日中アクティビティに興じてみては。遊び疲れてもホテルの大きなお風呂に入り、あとはごはんを待つだけ。休日を目いっぱい楽しみましょう!