《甲信越編》
将棋の竜王戦も行われる格式高い宿「温泉御宿 龍言」が、2019年10月、「ryugon」として新たに生まれ変わった。地元六日町の豪農の館や武家屋敷を移築してリノベーションした屋内はスタイリッシュで、洗練された和の佇まいが広がる。食事は地の恵みを盛り込んだ、地元の伝統料理をベースにしたごちそう。また、雪国文化が体験できるプログラムも用意され、四季を通して雪国の暮らしに触れられる。東京から最短約2時間で行ける所にありながら、里山の自然の静けさに浸れる宿だ。
100の地域があれば、100通り以上もの味わいがある郷土料理やご当地グルメ。その土地の気候・風土に育まれた地元特産の食材を使い、そこに住む人々が生活のなかで大事に受け継いできた伝統の調理法で提供される料理の味は、旅の思い出とともに舌と胃袋に深く刻まれます。また、旅先で一度は食べてみたいご当地グルメや名物料理などを、夕・朝食のバイキングなどでラインアップしている宿も多いので、ぜひチェックしてみましょう。