《宮崎編》
2022年7月に本館の全面リニューアルを施し、以前から愛されてきた離れの客室とともに、時代に合わせたゆったりと寛げるホテルになった。高千穂町に昔から伝わる料理や食材をよみがえらせて提供する食事も評判で、夕食には高千穂町が発祥の地とされる「かっぽ酒」も。切り出した青竹に日本酒を注ぎ、直火で炙ると竹の香りが酒の旨味を引き立てるのだそうだ。チェックアウトの時には、小ぶりのおにぎりを持たせて見送ってくれるなど、ホテルのすべてに高千穂文化を感じることができる。
旬の食材を活かした郷土料理や、地産地消の食材を愉しむのは、旅の醍醐味。料理自慢の宿が誇る新鮮な山海の幸や地元産の食材を盛り込み、料理長が腕を振るった料理を、存分に味わってみませんか。ご当地だからこそ出合える旬の味覚を、宿でじっくり堪能しましょう。