《北陸編》
西陣織を染め上げるために使用された、上質な灰を作り続けた先祖にあやかる屋号が宿名の老舗旅館。2024年に創業140周年を迎えた、長い歴史を持つ宿が大切にし続けているのは“伝統旅館の温もりとおもてなしの心”だ。どうすればゲストに心から喜んでもらえるかを追求した客室や料理、大浴場をはじめとする館内施設も好評。客室は「松風庵」「十楽棟」「観月亭」の部屋に分かれており、なかでも庭園付きの離れ「松風庵」がおすすめ。純和風の空間で、心身ともに癒やされるひとときを過ごそう。
子ども連れでゆっくり温泉気分を満喫するなら、露天風呂付客室に泊まるのもおすすめです。大浴場では家族水入らずのお風呂は楽しめませんし、子どもが騒いだり走り回ったりすれば、落ち着いてお風呂に入ることも叶いません。目の行き届くプライベートな空間でお風呂に入れる客室ならば、小さな子どもや赤ちゃん連れでも安心。さらに、部屋食を選択すれば、露天風呂のある贅沢な空間で、暮らすようにゆったり過ごせます。
全 6 施設
開湯1300年を誇り、北陸の温泉郷としては最も長い歴史を有する、加賀・粟津温泉。「旅亭懐石 のとや」は地下50mから湧き続ける自家源泉を約700年使用する北陸屈指の老舗高級旅館。特に広大な離れ貸切露天風呂は宿の自慢だ。客室は貴賓室や露天風呂付客室など、目的や用途に合わせて選べるのも嬉しい。食事は鮮度抜群の「加賀じわもん蒸し懐石」や活ガニ一杯使用の「活カニすき懐石」などボリューム満点。一期一会に真心込めたもてなしに温もりを感じる、また訪れたくなる宿だ。