―― これまでに香川県や観音寺市を訪れたことはありましたか?
昨年、ミュージカルの仕事で高松市にうかがったのですが、観音寺市は初めてです。プライベートの時間がなかなかとれず、マネージャーさんと急いで讃岐うどんを食べて海を見たくらいなので、今回また香川県に訪れられて、いい機会をいただきました。
―― これまでに香川県や観音寺市を訪れたことはありましたか?
昨年、ミュージカルの仕事で高松市にうかがったのですが、観音寺市は初めてです。プライベートの時間がなかなかとれず、マネージャーさんと急いで讃岐うどんを食べて海を見たくらいなので、今回また香川県に訪れられて、いい機会をいただきました。
―― 最初に訪れた雲辺寺山頂公園では
天空のブランコに乗りましたね。
観音寺市は山が印象的ですよね。なだらかなところがあったり急峻なところがあったり、形が変わっているところも……ロープウェイで上っていく途中の景色もおもしろかったです。四季折々の見どころがあるんだろうなと。雲辺寺山頂公園はテーマパークみたいで、ブランコはドキドキ感を楽しむアトラクションのようでした。ブランコに乗っていると景色をひとり占めしている気分になるんです。標高の高い場所にあるので撮影中に霧がかかることもあって、本当に雲の上にいるんだなって実感しました。
―― 文化的な価値も高い豊稔池堰堤にも立ち寄りました。
想像していたダムとは違って独特な造りでした。そこから流れる水を見ていると滝を眺めているような気持ちになって、癒やされました。高屋神社を訪れたときにも感じたんですが、観音寺市にいるとおばあちゃんのところに遊びに来たみたいな懐かしい気持ちになります。初めての場所なのに安心して、第2のふるさとという感じがするんです。
―― 最近、プライベートで旅をされましたか?
何年かぶりに家族と行きました! ちょっとした親孝行ができればと思って、行き先は母の希望で箱根に。あいにくの雨模様で、宿から見える景色を眺めたり、静かに本を読んだり、のんびりと過ごしました。子どもの頃は天気が悪いだけで落ち込んでいましたが、雨だからこその状況を全力で楽しみました。
―― 髙橋さんが旅先を選ぶ際に重視すること
BEST3を教えてください。
1つ目は食事。実際に、足を運んで味わう幸せがあると思うんです。2つ目は景色や観光スポット。作品を見て実際に訪れてみたいと思う場所もありますね。3つ目は宿。事前に宿情報はしっかり調べるのですが、そこで過ごす様子を想像できるかどうか、フィーリングを大事にしています。
―― 一の宮公園から見る瀬戸内海の風景はいかがでしたか?
海外にいるような気持ちのいい場所で、いつまでも見ていられる景色でした。夕焼けの時間帯はロマンチックだろうなと思いました。
―― 撮影の合間には、ご自身のスマホで
よく写真を撮られていましたね。
行く先々がまさに美景で! 写真には写りきらない美しさがあるのはわかっているんですが、帰ってからもこの旅の満足感を振り返れるようにたくさん撮りました。マイカメラを持って来たらよかったな。
―― 高屋神社の天空の鳥居はいかがでしたか?
下宮から階段で上っていく間に、きっとワクワク感を高めてくれるんでしょうね。そして上りきった先に観音寺市の全部が見える! 天空の鳥居から見る景色は、鳥肌が立つほどの絶景でした。撮影の日はとても暑かったのですが、汗をかきながらたくさんの方が見に来ていました。でも、「それでも見たい!」と思わされる絶景だと思います。
―― 続いて、観音寺市を代表する観光名所・銭形砂絵も
見に行きました。
これを人が造れるの!? というのが第一印象で。一説によると一夜のうちに造られたそうで、すごく不思議でした。展望台からはまん丸に見えましたが実際は楕円形だと教えてもらいました。美しく見えるように計算されているとのことで……昔の人の発想はすごいですね。そして、これまで観音寺市の方が大切に守って来られたんだなと想像して、まちへの愛を感じました。
―― 見るとお金に困らないそうですよ。
そうみたいですね! しっかり目に焼き付けましたよ(笑)。
―― 山地蒲鉾、gaouv rabariでは、地元グルメを味わいました。
蒲鉾というとシンプルなものをイメージしていたのですが、キクラゲ、エビ、タコと数えきれないほどいろいろな種類があって、見ているだけでワクワクしました。ちゃっかりお土産用にゲットして、撮影後にスタッフのみんなとあっと言う間に食べちゃいました。「gaouv rabari」はお店全体が緑に包まれていて、これまで見てきた観音寺市とはまったく違う世界観に引き込まれました。どこを撮っても画になるフォトジェニックなカフェでしたね。
―― 最後に、髙橋さんにとって旅はどんな時間か教えてください。
旅は自分を解放する時間です! 押さえ込んでいた自分を外に向かって放出するというか。仕事中は感情の振り幅を大きくしないように意識しているのですが、旅は全力で楽しめます。今回はすごく“素”の自分になって過ごしていました。本当に楽しくて、観音寺市に来て改めて旅のよさを感じることができました。コロナ禍があり、旅行から遠ざかっていた方にも、今回の私の旅の様子や「旅色」を読んで「また旅行をしたい!」と思ってもらえたらうれしいです。
2001年9月22日生まれ。滋賀県出身。「第14回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞し、芸能界入り。2016 年、映画「人生の約束」で俳優デビュー。主な出演作に、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、「村井の恋」、「青野くんに触りたいから死にたい」「ハレーションラブ」、映画「おそ松さん」など。主演を務める、オールナイトニッポン55周年記念公演「あの夜を覚えてる」の続編、「あの夜であえたら」が10月14日・15日に東京国際フォーラム ホールAにて上演予定。
衣装協力
1日目/トップス8,800円、スカート11,990円(共にSNIDEL|スナイデル ルミネ新宿2店 03-3345-5357)、ネックレス3,630円(muku|アンティローザ https://auntierosa.com/)、その他スタイリスト私物
2日目/ノースリーブトレンチワンピース9,350円、スカート4,950円(共にVANNIE U)、ハイネックトップス※参考商品(Auntie Rosa Holiday)、ネックレス3,960円(muku|以上全てアンティローザ https://auntierosa.com/)、バッグ8,910円(RANDA 06-6451-1248)、その他スタイリスト私物
撮影・取材協力
香川県観音寺市
編集長
播磨雄介
編集
石川 葵
アドバタイジング
中原崇行
デザイナー
尾崎淳子(ヒストリアル)
HTMLコーダー
ヒストリアル
発行人
井上秀嗣
発行元
株式会社ブランジスタメディア
東京都渋谷区桜丘町20番4号 ネクシィーズスクエアビル
03-6415-1183