【静岡】心癒されるリゾート「伊豆今井浜東急ホテル」で潮騒を聴きながら心のデトックス
静岡県今井浜温泉にある「伊豆今井浜東急ホテル」へ友人と2人でお試しステイに行ったLIKESメンバーのよぴさん。南国気分あふれるリゾートホテルで、波の音を近くに聴きながら温泉や食事を楽しみ日々の疲れを癒した様子をレポートしてくれました。テント型サウナや、SDGsを学べるスペース、大切な人に手紙を送ることのできるレタールームなどほかにはないサービスも楽しんできたようです。
目次
◆この記事を書いたメンバー
よぴさん(5期生)
子育てが落ち着いて、第二の人生は旅を楽しんでいます。絶景を観たり、おいしい物をいただくと誰かと共感したくなるタイプです。 最近は鉄道の旅に興味があり、鉄印集めをしたいと思っています。
1年中楽しめるリゾートステイ
秋も深まる11月中旬、友人と2人初めての伊豆へ行ってきました。訪れたのは蒼い海が眼下に広がる、南国ムードあふれる東伊豆のリゾート「伊豆今井浜東急ホテル」。海のシーズンが過ぎた季節だからこそ味わえる、心洗われるひとときを過ごしました。伊豆急行今井浜海岸駅から徒歩3分の立地で、伊豆急行特急踊り子号が停車する河津駅からのシャトルバスも運行しています。
ロビーは3階までの高い吹き抜け、リゾート感あふれるラウンジには南国植物のフェニックスや木彫りのテーブル、ハンギングチェアなどが配され、一気に南国の雰囲気。バカンス気分を味わえます。
私たちが宿泊した部屋は最上階のスーペリアツインルーム。室内にはナチュラルなインテリアが置かれ、ベッドサイドにはテーブルソファーもあり、窓の外に広がる海を眺めながらゆったりとくつろげる空間になっています。
お部屋にはドリップコーヒーに紅茶、ミネラルウォーターと伊豆の珍味「鯛のあぶり焼」が準備されていました。ピリッと辛い唐辛子がきいた鯛のおつまみで、お酒が好きな人にはたまらないはずです。
バルコニーには椅子があり、お天気がいい日はコーヒーを飲みながら景色を楽しめます。夜の暗闇の中に響く波の音に耳を傾けると、心が浄化された気分になり、日常の忙しさなんて忘れてぐっすり眠りにつくことができました。
潮騒を聴きながら温泉でデトックス
楽しみにしていた温泉に入るために、1階の大浴場へ。大浴場に着くと早速嬉しい発見がありました。入口に室内履きをしまう鍵付きのロッカーが! いつも他の宿泊者とスリッパが混ざり自分のが見つけられなくなってしまうのですが、これで心配ありません。また脱衣室にはタオル類が完備、部屋から持っていかなくていいのもありがたい。きめ細やかな心づかいに感動し、浴場へ。広々とした大浴場には内風呂のほかに、潮騒を聴きながら堪能できる露天風呂もあります。夜は竹灯籠の柔らかな明かりの中、星空と潮騒で最高な癒しの空間を味わうことができます。
◆温泉
営業時間:14:30~翌10:30
テント型サウナでととのう
ライトアップされたガーデンプールが目に留まり少し外に出てみると、ドラム缶に入っている2人の男性がこちらに向かって手を振っていました。近づいてお話を伺うと、この秋から始まったテント型サウナプランを利用中とのこと。こちらのドラム缶、実は露天風呂。温泉混じりの高温のお湯が張られていて、外気浴で冷えた体を温めている最中でした。
プールサイドに3基のテント型サウナがあり、中にはサウナストーブと椅子が用意されていました。水着着用で、サウナで体が温まったら屋外シャワーで汗を流して、プールに入って、外気浴も楽しむというなんとも解放的なサウナ体験ができるようです。偶然出会った2人は、“ととのっている”様子でした。有料で水着やポンチョの貸し出しも行っているので、手ぶら利用することができます。巷では空前のサウナブームですが、海沿いのサウナでととのうのもいいですね。そのまま近くの海まで走っていきたくなりそうです。朝サウナを楽しんだ後、ドラム缶露天風呂に入りながら水平線から昇る朝日を眺めるのもおすすめだそう。私も入ってみたくなりました。
◆テント型サウナ
営業日:土・日・月・火曜日
営業時間:8:00、14:00、18:00(3時間)
料金:Ex Pro cube4 1基貸切 16,500円、MORZH MAX 一般開放型 3,850円
※詳しくは公式ホームページをご確認ください。
夕食は極上のフレンチを堪能
ディナーはレストラン「メレシー」で、地産地消にこだわり、伊豆の食材がふんだんに使われたフレンチのフルコースをいただきました。なかでも伊豆の海の幸がたっぷり入ったブイヤベースは、旨味が凝縮された深い味わいで最高においしかったです。ほかにも、口に入れた瞬間にきのこの風味が香る「伊豆漁港水揚げ白身魚のブレゼ オマールクリームソース」、柔らかく濃厚なお肉に、さっぱりとした柑橘系と葡萄のピネガーソースの組み合わせが絶妙な「カナール胸肉の低温調理とクロック・ムッシュ」など、趣向を凝らしたメニューばかり。出てくる料理すべてがメインなのでは? なんて思うくらい大満足。さらにデザートはホテルのパティシエがこだわって作ったスイーツを3種類から選ぶことができます。前菜からデザートまで一品一品贅を尽くしたお料理は、盛り付けも素敵で視覚からも楽しめました。伊豆今井浜東急ホテルは「メレシー」のほかに、シェフが目の前で調理をしてくれる鉄板焼「潮砂亭」や和のたたずまいで会席料理を楽しめる日本料理「七滝」などいくつかのレストランが入っています。宿泊シーンや好みに合わせて食事を変えることができるのは魅力的ですね。
◆メレシー
電話:0558-32-0109
営業時間:朝食 7:00~10:00、ランチ 12:00~14:00、ディナー 17:30~21:00
※詳しくは公式ホームページをご確認ください。
ホテルで学ぶSDGs
食事を終え、吹き抜けの階段を上がった先のブックカフェコーナーへ向かいます。ゆったりとしたソファが置かれた、広々とした空間。「親子で取り組むSDGs」と書かれた本棚のコーナーには、年齢に合わせた環境問題の本がたくさん置いてあります。最近耳にする機会が増えたSDGs(持続可能な社会の実現)について絵本で分かりやすく、家族で学ぶきっかけを与えてくれる場所です。東急ホテルグループではさまざまなサステナブルな取り組みをしているそうですが、ここ伊豆今井浜東急ホテルでは「グリーンコイン」を実施していて、宿泊者が使わなかったアメニティの分だけ環境保全活動の基金として募金がされるようです。宿泊しながら環境問題を学び、貢献できるなんて素敵ですね。
旅の思い出を大切な人に手紙で送る
同じくブックコーナーには、白のかわいいおうち型ポストが設置してあります。投函口は2つあり、「大切な人への手紙」と「あてのない手紙」と書いてあります。投函すると、前者は無料で発送され、後者はホテルのアルバムへ保管されます。ロマンティックなサービスに私も大切な人へメッセージをつづり投函しました。ポストの周りには、ホテルオリジナルのポストカードや、筆記用具、スタンプが用意されていて、友人はスタンプをぺたぺたと押してオリジナルのカードを作って楽しんでいました。横には小さなお子さんが遊べるコーナーもあり、ファミリーにとても配慮のある施設です。
ビーチ散策から始まる朝
翌朝は、早朝からサーフィンをしている人を見ながら海の近くを散歩しました。歩くと砂浜がとても気持ちよく、裸足になりたいくらいです。さらさらな砂浜に足跡をつけたり、寄せては返る波にはしゃぐひとときに友人と童心に帰る気持ちでした。海風にあたった後は、そのまま手ぶらで朝風呂へ。すべて大浴場に用意されいてるのは本当に便利です。散歩と朝風呂でしっかりおなかがすいた私たちは朝食会場へ向かいます。朝食は、ビュッフェスタイルで地元の食材を使った和洋食。焼きたてのエボダイの干物やわさび丼、地元野菜のカレーなど朝から豪華なラインナップが並びたくさんの伊豆の味を堪能しました。
蒼い海が目の前に広がる最高のロケーションの中、年中リゾート気分が味わえる伊豆今井浜東急ホテル。スタッフのみなさんの細やかな心遣いとテントサウナやSDGsについて学べるスペースなどの体験を楽しんだり、温泉や潮騒に癒されたり、日常では味わえない時間を過ごすことで心のデトックスになりました。いつか夏も来て、プールでのんびり浮かんでみたいな思います。