《九州編》
佐賀大和ICから車で約1分、JR佐賀駅から車で約15分にある、宿泊も可能な温泉施設。全国的にもめずらしい炭酸泉の源泉が地下1300mから湧き、血行改善をはじめさまざまな効能が期待され、療養泉として親しまれているそう。サウナ、あかすり、マッサージがあり、岩盤浴の施設も。卓球や漫画も楽しめ、休憩を挟みながら何度も温泉に出入りしたくなる。食事処は2カ所あり、国産牛のハンバーグや薪窯ピザ、九州の食材を使った季節の和洋食などを提供。館内に和室と洋室の客室があり、どちらも広々とした上品な部屋で寛げる。
女性のなかには、自家用車を持っていない、運転免許を持っていないという理由でひとり旅に躊躇している人がいるかもしれません。鉄道でのアクセスがよい、もしくは送迎サービスのある宿を選び、あまり外に出かけずゆっくり過ごすなら、車なしでも全く問題ありません。また、「人が少ない場所だと女性一人の宿泊は不安」という人は、日帰りはいかがでしょう。食事と入浴がセットになっている温泉日帰りプランも増えています。
大正14年創業の「大正屋」は、嬉野温泉街の中心にありながら、杉木立に囲まれた閑静な湯宿。“日本三大美肌の湯”のひとつ、嬉野温泉の自家源泉を有しており、男女2ヵ所ずつある大浴場や、客室の内湯でたっぷりと堪能できる。大浴場は、湯船を囲むように緑が植えられたり、人工滝が流れる日本庭園を間近に望めるなど、まるで露天風呂のような趣。また、宿泊ゲストは「大正屋グループ」の宿「湯宿 清流」と「椎葉山荘」の温泉施設を自由に利用できるので、湯めぐりを存分に満喫したい。
四季折々の表情を見せる霧島の森に、ひっそりと佇むリゾートホテル。展望大浴場では、歴史ある名湯を堪能しながら霧島連山を見渡し、晴れた日には錦江湾に浮ぶ桜島も一望できる。客室は、旅行やビジネスの疲れを癒やすくつろぎの空間にこだわり、スタンダードなタイプから、 特別なひとときを過ごすお部屋まで、さまざまなタイプが揃っているのが嬉しい。夕食の会席料理や朝食バイキングでは、霧島の滋味豊かな海山の幸が堪能できる。薩摩焼酎セラー、テーブル付き足湯など、旅のひと時をより充実させてくれる施設も魅力だ。
別府の奥座敷、昭和元年創業の純和風旅館。四季折々の自然に抱かれる約6,000坪の広大な敷地内に点在するのは、わずか11棟の客室。金脈が静かに眠るというこの地に、いつの頃からか湧き出したという“金の湯”が、訪れる人を癒す。その豊かな効能は、男女別露天風呂のほか、客室専用の内湯や露天風呂にて、掛け流しで堪能できる。また、旬の幸と豊後の幸を活かした月替りの懐石料理も愉しみのひとつだ。木や花、鳥の声、清流のせせらぎ……。自然を五感で感じながら、ゆるりと心の浄化を。
「霧島観光ホテル」の離れとしてオープンした、愛犬との旅行がステータスになるような空間とサービスを発信する「D+KIRISHIMA」。館内は、細部にわたる客室設備にまで愛犬目線に立ちながらも、飼い主も寛げる落ち着いた雰囲気。愛玩動物飼養管理士の資格を持つスタッフが常駐し、敷地内にはドッグランがあるなど思う存分愛犬との旅を満喫できる。全客室、源泉掛け流しの露天風呂付きで、愛犬用の湯船も完備。鹿児島の旬を味わえる食事も愛犬と一緒に愉しめる。
宮崎市の中心を流れる大淀川の河畔に位置する「宮崎観光ホテル」は、1954年開業の老舗ホテル。穏やかな南国の雰囲気が漂うモダンな佇まいで、街の中心部にありながら天然温泉を愉しめるのが魅力だ。露天風呂には美肌効果の高い「たまゆら温泉」が満たされ、じっくりと体を癒せる。また、フレンチや和食など多彩なレストランが揃い、宮崎の食材を好みの料理で堪能できる(各レストランの営業状況はHPにて要確認)。館内にある、ホテルメイドのパンやスイーツを購入できる店は地元客にも人気だ。
JR鹿児島中央駅前に、2012年にオープンしたホテル。ビジネスにレジャーに大活躍の好立地で、多彩な客室を備える。ビジネスマンに重宝されるシングル、家族連れに人気のスーペリアツイン、大切な人と過ごしたいプレミアムツインなど、いずれも寛ぎを追求した空間で、サータ社製の大きめのベッドが、上質な眠りを約束する。客室の窓からは、鹿児島のシンボル・桜島か、ライトアップした観覧車を望む。アクセス・眺望・客室のすべてにおいてハイレベルな、まさにプレミアムホテルといえる。