『散歩の達人』『SAVVY』『TRANSIT』編集長に聞いた! 今春イチオシの旅プラン

旅のプロ=プランナーが旅の行程・実例を紹介する「みんなの旅プラン」。それぞれの専門分野を生かしたプランナーは現在20人を超え、さまざまなプランが日々公開されています。今回は、このなかで人気おでかけメディア3誌の編集長にアンケート。散歩雑誌のパイオニア『散歩の達人』、関西を楽しむライフスタイルマガジン『SAVVY』、世界のトラベルカルチャー誌『TRANSIT』の編集長に、2022年の春にイチオシの旅プランを聞きました。
目次
『散歩の達人』編集長・土屋広道/絶景富士見ハイキングと温泉街さんぽ

東京から高速バスや電車で約2時間、人気観光地の箱根はアクセス良好で自然も豊か。親子で行く日帰り旅にぴったりのエリアです。富士山の眺めがいい「金時山」で軽めのハイキングを楽しんだり、釜めし店に併設された珍しい温泉に浸かったり。最後は手打ちのちぢれ麺が絶品の老舗ラーメン店でサクッと呑んで、充実した1日を。
◆土屋広道
1972年埼玉県生まれ。『旅の手帖』などの編集部を経て、2008年より『散歩の達人』編集部所属。2017年11月号より同誌編集長。山歩き、落語、サッカー好き。
『散歩の達人』
1996年創刊。徹底的に街を歩き回り、飲食店は自分の舌で確かめる……そんなスタンスと、記事のユニークさで定評のある散歩雑誌のパイオニア。2019年からはWeb「さんたつ」もスタート。1月号「近場のいい温泉」では、「2022年に行きたい温泉10選」をはじめ、スーパー銭湯、温泉銭湯など東京近郊の温泉が盛りだくさん。純烈リーダー・酒井一圭インタビューも必見!
『SAVVY』編集長・竹村匡己/トラ年だから、トラにまつわる開運! お参りツアー

2022年の干支は「壬寅(みずのえとら)」。厳しい冬を乗り越えて、新しい成長が始まる年といわれています。『SAVVY』竹村編集長のプランは、寅年にちなんだ奈良県の日帰り旅。「信貴山 朝護孫子寺」で超巨大なトラの張り子や、3Dプリンターを使って作られるキュートなトラの張り子など、さまざまなトラに出合えます。風呂と食事がセットになった老舗宿の日帰りプランも組み込んだ、ショートトリップです。
◆竹村匡己
生まれは京都市伏見区。保険会社のSEを経て、京阪神エルマガジン社に。エルマガジン、サヴィ、リシェ、別冊、ミーツと転戦し、ミーツ編集長を経て、2019年より現職。趣味は、ムリしてる建物考察。
『SAVVY』
“関西を楽しむライフスタイルマガジン”として、1984年に創刊。街の「かわいい」を見つけてお伝えします。おいしいものを食べたいし、オシャレだってしたい。綺麗になりたいし、楽しい場所にも出かけたい。かわいいは、正義。
『TRANSIT』副編集長・津賀真希/高知の大自然を食べて、触れて、遊び倒す

「高知」といえば何を思い浮かべますか? 坂本龍馬ゆかりの「桂浜」や南海の名城「高知城」といった歴史散策も素敵ですが、女子旅で訪れるなら大自然を満喫する旅がおすすめ。日本最大のストリートマーケット「日曜市」で買い物を楽しんだり、昼食には室戸沖の新鮮魚介をいただいたり。マイナスイオンたっぷりの植物園にも立ち寄って、心から深呼吸できる体験を。
◆津賀真希
TRANSIT副編集長。家や近所も大好きですが、ときどき無性に道東や、与那国や、はしっこに惹かれて旅立ってしまう埼玉生まれ。
『TRANSIT』
世界に散らばる美しきものを集めて旅をしてきたトラベルカルチャー誌『TRANSIT(トランジット)』。次号は世界に点在する聖なる地に焦点を当てます。開祖に縁のある地からアニミズムに基づき神が宿るとされる山や岩など、その姿はさまざまです。一生に一度はその地に触れたいと、長い道のりを辿って巡礼を行う人びとも古今東西あとを絶ちません。現代では、それらの一部は宗教にとらわれない"パワースポット"としても、旅人の目的地になっています。人びとは聖地に何を求めているのでしょうか。聖地を見出した古の人びとに思いを馳せ、また現代における祈りや信仰について、一冊を通して考えました。
「みん旅」には他にもさまざまなプランがそろっています

3誌の人気おでかけメディア編集長プランはいかがでしたか? 「みんなの旅プラン」には行き先のほか、一緒に行く人や気分で選べる旅のプランが、ほかにもたくさん! 次のお出かけの参考に、この先行きたいプランのストックを探しに、「みん旅」を活用してくださいね。