個性派チップスに魅せられて ご当地ポテチ「食いだおレビュー」
どーも、ポテチをおかずに白飯が食べられるほどのポテチ好きの阿部です。旅先でお土産を選ぶ際に、必ず探してしまうのが、その街らしい味付けがほどこされた「ご当地ポテチ」。甘いものがそれほど得意ではない僕にとって、塩っけ溢れるポテチは、愛すべきお土産品なのです。せっかく食べるのだから、みなさまにもおいしさをお裾分け。食べ過ぎなんて気にしない! ポテチが好きという熱い思いがあればきっとカロリーゼロ!
目次
【高知】かつおの塩たたきチップス にんにく風味 390円
高知龍馬空港で見つけたご当地ポテチ。“かつおの塩たたき”とは、鰹のたたきに塩だれをかけて食べる、高知で人気の食べ方。店舗によって味わいが全然違っており、それを巡ることもまた高知旅行の醍醐味。そんな中で、このポテチはどんな塩たたきを楽しませてくれるのかと、ついカツオのしずる感のあるパッケージに手が伸びます。荒々しいパッケージは個人的に大好きです。
チップスはうるち米を使っているようで、パリパリというよりはサクサクという印象。カツオのたたき感は……正直薄めですが、にんにく風味のパンチがすごいから、どんどん食べちゃいます。かつおのたたきとビールではなく、これとビールでも十分楽しめること間違いなし。
【偏見レビュー】※満天は★5つ
フレーバーの再現/★★
パッケージ/★★★★
おいしさ/★★★★
【島根】しまね和牛 ポテトチップス 440円
出雲縁結び空港で発見。「しまね和牛」は、島根県内で肥育された牛で、内閣総理大臣賞を受賞したこともあるブランド牛。それをポテチにしたというからには食べずにはいられません(そうでなくても食べるけど)。ブランド牛を再現というだけあり、パッケージも黒を基調にとても上品で、色の発色も抑え気味のマットな感じ。中身にも期待が高まります。
チップスはギザギザした形状で少し固め、ザクザクした食感を楽しめます。昔ながらの釜揚げ製法を採用しているそうで、じゃがいもの風味もしっかり味わえます。その分、口に入れた瞬間は「いや、芋じゃん!」という印象ですが、噛むほどに「あ、牛が来た」とすぐに印象が変わります。芋らしさも楽しめて、しっかりご当地味も楽しめるなかなかの優秀ポテチです。
【偏見レビュー】※満天は★5つ
フレーバーの再現/★★★★
パッケージ/★★★★
おいしさ/★★★★
【岡山】瀬戸内レモン塩チップス 432円
日本有数のレモン産地でもある瀬戸内のレモンを使ったポテトチップを岡山桃太郎空港で発見。(しかし、さっきから空港のミドルネームアレンジのクセすごい)。瀬戸内の海をパッケージにあしらった、とても爽やかな印象のポテト。ポテチにはない、この爽やかさはとても気になるひと品です。
上に書いた「しまね和牛」と同じ、釜揚げ製法でつくられるギザギザしたポテト。もちろん、口に入れた時の「芋感」はしっかりと楽しめます。ということは、このあと、レモンの酸味が、、、と思いながら、パリッとした食感を楽しんだものの「レモンが、来ない」。爽やかというなの透明感が、味にまで。そんなわけはないと今一度全集中で噛みしめると、芋の奥にレモンを発見します。そんなに集中して食べられるとは思っていないであろうこのポテチ。ポテチとしては、もちろんおいしいけど、価格も鑑みるとちょっと割高印象。
【偏見レビュー】※満天は★5つ
フレーバーの再現/★
パッケージ/★★★★
おいしさ/★★★
【静岡】堅あげポテト~桜えびのかき揚げ味~ 648円
静岡県内のホテルで見つけたポテチ。こちらは、カルビーさんの人気商品『堅あげポテト』のご当地味バージョン。堅あげポテトと書いてあるとなんだか安心しますね。これぞブランド力。こちらは駿河湾産の香りが良い桜海老を使用しいているそうです。箱を開けると、小分けの袋が8袋入っているので、お土産にもぴったり。
気になるお味は、堅あげポテトらしい硬めの噛み応えが楽しく、噛むほどに桜えびの香ばしさと、磯っぽさが口に広がります。“香りがいい桜海老を使用”と銘打っているだけあり、風味豊か。常々「えび味にハズレなし」と唱えている僕ですが、この定説の信憑性を高めてくれる味わいでした。食べ過ぎを気にする人は、まず7袋配ってから、食べるのが吉。
【偏見レビュー】※満天は★5つ
フレーバーの再現/★★★★
パッケージ/★★★
おいしさ/★★★★
奥深きご当地ポテチを巡る旅はまだまだ始まったばかり。今回は最近出かけた場所で見つけた4つをセレクトしました。今後も見つけては食べ、食べては見つけを繰り返しながら、気になるご当地ポテチ情報を発信していきますね! もちろん、みなさまからの情報もお待ちしております! 見つけたらお土産として編集部にぜひ送ってください(嘘)。
旅色では、まだまだ全国各地のグルメやお土産情報を発信しています!