【函館から車で3時間】日帰りドライブスポット24選

【函館から車で3時間】日帰りドライブスポット24選

観光・カルチャー

2023/12/07更新

日本三大夜景のひとつとして知られ、異国情緒あふれる街並みが魅力の人気観光地・函館。国際貿易港が19世紀中ごろに開港し、西洋の影響を受けた歴史的価値の高い建造物が多く保存されています。また、洞爺湖や登別温泉など、周辺には函館から日帰りで行ける観光地もたくさんあるんです。美しい港町での観光を満喫したあとは、車で景色を楽しみながら函館近郊に足を伸ばしてみるのもよいでしょう。
そこで今回は、休日のお出かけにもぴったりな、函館から3時間ほどのドライブで行ける絶景ポイントや穴場、ご当地グルメなどのスポットを24カ所ピックアップしてご紹介します。北海道は直線道路が多いので、スピードの出し過ぎや雪道の運転にも気をつけながら、観光を楽しみましょう。

ニセコ

ニセコは函館から2時間半台のドライブで到着。自然に恵まれたエリアで、春の桜はゴールデンウイークころが見頃で、夏は山々と新緑、秋は紅葉、冬は雪による銀世界と、四季折々の景色が広がります。その自然を利用したアクティビティも多彩です。夏は登山、川でカヌーやラフティングが楽しめ、冬はスキーやスノーボードに適した質の雪が豊富で世界中から観光客が訪れます。

【ニセコ】ニセコアンヌプリ国際スキー場

パウダースノーが舞う絶景スキー場

雄大なニセコアンヌプリ山の裾野に広がり、積雪量や質の良さで世界的な人気を誇るスキー場です。初心者向けから上級者向けまでさまざまなコースがあり、ご家族連れでも楽しめます。近くには温泉もあるので、スキー場のあとはゆっくりと体を温めるのもよいでしょう。また、夏にはバンジートランポリンなど、冬とは違ったアクティビティがありますよ。

【ニセコ】1000m台地展望台(ニセコアンヌプリゴンドラ)

ゴンドラで標高1,000mへ 大自然を感じる絶景

標高1,000mほどのところにあり、ニセコ高原の澄んだ風を体感できる展望台です。展望台には、6人乗りのゴンドラに乗って、片道約10分で到着します。展望台から見渡せるのは、羊蹄山(ようていざん)や有珠山(うすざん)、噴火湾(ふんかわん)といった雄大な景色。紅葉や新緑、雲海など四季折々の表情に出合えるため、季節を問わず人気のスポットとなっています。

【ニセコ】羊蹄山

蝦夷富士として親しまれる北海道を代表する名山

北海道を代表する名山として知られる羊蹄山(ようていざん)。日本百名山のひとつで、富士山に似た姿から、蝦夷富士(えぞふじ)とも呼ばれていますよ。山の麓をぐるっと一周できるので、ドライブにもぴったりです。山頂からの景色を堪能できる登山も人気で、冬は天気がよければ約5 kmにわたる雪原を、スキーで滑降するバックカントリーを楽しめます。

【ニセコ】ふきだし公園

自然の恵みが溶け込んだ名水を楽しむ

「名水百選」に選ばれた、ミネラルを含んだおいしい水が汲めます。公園内には展望台や散策路が整備されているので、歩きながらゆっくりと景色を楽しむのもよいでしょう。公園の周辺には、自慢の名水を使用したコーヒーやコロッケ、ジンギスカンといったグルメも味わえるお店も。温泉やレストハウスも近くにありますよ。

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洞爺湖・登別・室蘭

洞爺湖・登別・室蘭エリアは、函館より2時間強から3時間弱のドライブで到着。洞爺湖、登別は雄大な景観の自然が魅力的なエリアです。カルデラ湖で日本3番目の大きさを誇る洞爺湖や、有珠山(うすざん)、昭和新山などの活火山があります。これらエリアは温泉でも有名。対して、室蘭エリアには、雄大な自然とともに港の工業地帯や巨大な橋なども併存。自然と人工物、両方の景観が楽しめます。

【洞爺湖・登別・室蘭】ザム・スカイスポーツクラブ

鳥の目線で北海道の大自然を感じる空中散歩

パラグライディングで、空から眺める雄大な自然とアクティビティの両方を満喫できるスポットです。ニセコパラグライデングに運営が引き継がれています。函館市内から自然あふれる景色を楽しみながら、3時間弱のドライブで到着。美しい緑の大地や羊蹄山などを眺めながら、風に身を任せて、パラグライディングを楽しむことができます。

【洞爺湖・登別・室蘭】宮の森 楽々温泉

人気の天然温泉で体を芯から温める

室蘭の中心に湧く天然温泉で、地元でも長年人気のスーパー銭湯。函館からのドライブの疲れをゆっくりと癒やすのにもおすすめの温泉です。サウナやジャグジーも完備しているほか、10種類もの家族風呂やキッズスペースもあるので、お子さん連れにも人気。また、休憩スペースでは「のぼりべつ酪農館」のソフトクリームが味わえますよ。

【洞爺湖・登別・室蘭】支笏洞爺国立公園 サイロ展望台

絶景の撮影ポイントで旅の思い出を彩る

湖の島々と青く輝く洞爺湖(とうやこ)を望む、大パノラマが広がる展望台。北海道内でも屈指の人気撮影スポットです。スカイクルージングやサイクリングツアー、スノーモービル、お子さんも楽しめるソリ遊びなど季節によってさまざまなアクティビティがあります。また、展望台には、洞爺湖の絶景を眺めながら、ジンギスカンなどの地元グルメが味わえるレストランも併設。

【洞爺湖・登別・室蘭】洞爺湖

北海道屈指の観光地 心を癒やす湖畔一周のドライブ

2008(平成20)年にサミットが開かれたことによって、世界中にその名が知られることになった洞爺湖(とうやこ)。昭和新山や有珠山(うすざん)といった火山を背に、国内有数の透明度を誇る美しい湖の景色が広がります。洞爺湖畔は周囲約43kmで、サイクリングやドライブにもおすすめです。また、58基もの彫刻があり、自然とアートの調和を楽しめます。

【洞爺湖・登別・室蘭】洞爺湖・中島

洞爺湖の豊かな自然を感じる森林浴で癒やされる

洞爺湖(とうやこ)に浮かぶ弁天島や観音島、大島、饅頭島(まんじゅうじま)の4つの島の総称です。大島の中央部には樹齢350年のアカエゾマツがあり、林野庁の「森の巨人たち百選」にも選ばれています。4月下旬から10月下旬に運行する遊覧船は、大島に下船することが可能です。島内には整備された遊歩道があるため、ウォーキングや森林浴を楽しむのもよいでしょう。また、島には博物館があり、洞爺湖の豊かな自然や動植物について学べます。

【洞爺湖・登別・室蘭】洞爺湖遊覧船

船上から洞爺湖の風光明媚な景色を堪能

中島まで運航をしている遊覧船です。夏季(4月下旬~10月下旬)のみ中島への下船も可能です。多目的のアミューズメントシップの「エスポアール」は、旅客定員700人ほどで、その外観はまるで湖に浮かぶお城のようでインパクトがあります。船内には、湖上でのひと時をゆっくりと過ごせるコーヒーショップも。また、花火大会の時期には花火鑑賞船も運航され、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。

【洞爺湖・登別・室蘭】昭和新山熊牧場

エサやりも!迫力とかわいらしさ満点のクマを間近に

広い牧場で寝転がったり、じゃれ合ったりと愛嬌たっぷりのクマたちを間近で見られる昭和新山熊牧場。クマ用のクッキーやりんごを購入して、エサやりを体験することができます。毎年5月ごろには、その年に生まれた子グマのかわいらしい姿がみられることも。クマ好きにとってはテーマパークのようなスポットです。

【洞爺湖・登別・室蘭】スターマリン株式会社

静かな海に揺られながら非日常の体験を

湾内クルーズやイルカウォッチング、地球岬遊覧など、季節によって室蘭でさまざまなコースのクルージングを運行しています。おすすめは、宵から夜へと移ろう室蘭港を巡るナイトクルーズ。鉄のまちとして知られる室蘭の工場夜景を海から眺めるプレミアムな体験です。運行するクルージングのコースは時期によって変わるので、事前に確認をしましょう。

【洞爺湖・登別・室蘭】有珠山ロープウェイ

絶景の大パノラマのゴンドラで空中散歩

ガラス面が広いゴンドラで、絶景のパノラマを眺望しながら山頂駅へ。山頂駅の展望台からは、昭和新山や洞爺湖などの雄大な景色が臨めます。展望台のテラスは、2022(令和4)年にグレードアップ。のんびりとくつろげるプライベートシートが新設されました。併設されているカフェでは、スムージーやホットサンドなど地元の食材を使ったメニューが味わえます。

【洞爺湖・登別・室蘭】有珠山噴火記念公園

湖畔の美しい景色を眺めながら、ほっとひと息

洞爺湖畔の景色を眺められる芝生の広場です。2000(平成12)年の有珠山(うすざん)の噴火を記念して造られました。ライオンの彫刻が、訪れる観光客を出迎えてくれます。駐車場やトイレが整備されているので、函館からのドライブの休憩に立ち寄るのにもよいでしょう。洞爺湖温泉街からも近く、夏は花火の観覧客でにぎわいます。

【洞爺湖・登別・室蘭】昭和新山

生きた火山の迫力を間近に感じる

1943(昭和18)年に有珠山(うすざん)が噴火し、平坦だった麦畑がわずか2年ほどの間に隆起を繰り返してできた山です。今も火山活動中で、標高は398mほど。噴煙をたなびかせる姿は、迫力満点です。周辺にはレストランや土産店などもあり、壮瞥町(そうべつちょう)の代表的な観光地のひとつとなっています。私有地のため、入山はできません。

【洞爺湖・登別・室蘭】登別地獄谷

グツグツと煮えたぎる大迫力の地獄の光景

函館市内から登別温泉(のぼりべつおんせん)までは3時間ほどのドライブで訪れることができます。地獄谷は、登別温泉最大の源泉です。15の地獄(湧出口や噴気孔)があり、温泉がグツグツと煮えたぎり、白煙が立ち上る光景は、まさに地獄の様相。面積約11ヘクタール、直径450mほどの大きな爆裂火口の跡は、迫力満点。夜に遊歩道がライトで灯される「鬼火の路」は、幻想的な雰囲気です。

【洞爺湖・登別・室蘭】登別マリンパークニクス

お城の中に海!SNS映えする水族館

まるでお城のような水族館です。中世のデンマークの古城をモデルにしているニクス城には、約400種類もの生き物を飼育。高さ8mほどの巨大なタワー水槽には、色鮮やかな熱帯魚が泳ぎます。1万匹のイワシの群れがキラキラと泳ぐ銀河水槽やペンギンたちが広場をヨチヨチと歩くパレードも人気です。観覧車やメリーゴーランドなどがある、遊園地も併設していますよ。

【洞爺湖・登別・室蘭】登別伊達時代村

観て、遊んで、味わう!江戸時代にタイムスリップ

江戸時代の文化や街並みを再現しているカルチャーパークです。忍者ショーや花魁ショーのほか、忍者がダイナミックに頭上飛ぶ、野外活劇なども人気。貸し衣装を着て、忍者や侍、武家娘になりきって村内を歩いてみてはいかが? 水戸黄門が味わっていたとされるラーメンをイメージしている「光圀公らーめん」のほか、そば、団子といった江戸の食文化にも触れられます。

【洞爺湖・登別・室蘭】のぼりべつクマ牧場

スリル満点!個性豊かなクマたちを間近に

個性豊かなエゾヒグマたちが、のびのびと楽しく暮らしている様子が見られます。クマを間近に観察できる「ヒトのオリ」は、人間がまるで檻の中に入っているかような造りになっていて、スリル満点です。また、子グマが生まれた年には、赤ちゃんグマの愛くるしい姿も見られます。クマだけでなく、アヒルたちがゴールを目指すレースも人気です。

【洞爺湖・登別・室蘭】白鳥大橋

構想から40年 思いと技術をつなぐ室蘭の誇り

白鳥大橋(はくちょうおおはし)は構想から約40年もの歳月を経て、1998(平成10)年に完成した、東日本最大の吊り橋です。建設当時の最先端技術の集大成ともいえる橋。全長約1,380mで、羽を広げた白鳥のような形が特徴です。夜には、風力発電によるイルミネーションが点灯。2008(平成20)年には「ライトアップ夜景遺産」に選ばれている、室蘭のシンボルです。

【洞爺湖・登別・室蘭】地球岬

太平洋を一望!どこまでも広がる大海原

絵鞆(えとも)半島の最南端にある地球岬は、太平洋を見渡せる国内有数の景勝地。高さ100m前後の断崖絶壁が約14km続きます。「新日本観光地百選」や「北海道の自然100選」で1位に選ばれるなど、北海道を代表する名所です。とくに元日には、初日の出を拝もうと、毎年多くの人が訪れますよ。周辺には散策路があるので、四季を感じながら森林浴を楽しむのもよいでしょう。

【洞爺湖・登別・室蘭】チキウ岬灯台

大パノラマの青い海に映える白い灯台

地球岬のシンボルともいえる灯台で、海抜約130mの断崖に立っています。1920(大正9)年に点灯しました。岬の高台にある展望台からは、青い海と白亜八角形の灯台が見下ろせ、その眺めはまさに絶景です。地球の丸さを感じられる大パノラマが広がり、運がよければ、季節によっては回遊するクジラやイルカが見えることも。灯台は、普段は立ち入り禁止ですが、海の日などに一般公開されることがあります。

【洞爺湖・登別・室蘭】大湯沼

まるで煮えたぎる湯釜!大迫力のパワースポット

日和山(ひよりやま)の水蒸気爆発でできた爆裂火口跡です。ひょうたん型の沼で、周囲は1kmほど。沼底からは約130度の硫黄泉が激しく吹き出していて、 大きな鍋が煮えたぎっているかのような光景は壮観です。表面の温度も約40~50度あり、残念ながら沼に入浴はできませんが、近くの温泉施設などに源泉として供給されていますよ。

【洞爺湖・登別・室蘭】大湯沼川天然足湯

登別温泉の人気スポット! 大自然の中の天然足湯

登別温泉の遊歩道の隣にある、無料の天然足湯。大湯沼からあふれ出した温泉が、川を流れるうちに適温になったところに木のデッキが設けられています。そのデッキに座り、森林浴をしながら自然の中で足湯を楽しめるスポットです。ゆっくりと足を浸けて、函館からのドライブ疲れを癒やすのにもおすすめ。地獄谷のゲート近くにある休憩場で長靴を無料貸出しているので、雨で道がぬかるんでいる日には、利用するとよいでしょう。また照明設備が少ないので、日が高いうちの訪問がおすすめ。

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車窓に広がる大自然も楽しみながら旅を満喫!

函館から日帰りで行ける、ニセコ、洞爺湖、登別、室蘭のドライブスポット24カ所をご紹介しました。広い大地に絶景スポットが点在する北海道では、車窓に広がる大自然を見渡しながら運転するのも気持ちがよいものです。また、四季折々で表情が変わるので、何度でも訪れたくなりますね。
訪れる人を圧倒するような、雄大な自然を感じながら、その土地ならではのグルメを堪能しましょう。休憩をしながら、時間や気持ちに余裕を持って、楽しいドライブにしてくださいね。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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