【2023年・秋】紅葉ドライブ!東海のおでかけスポット25選

【2023年・秋】紅葉ドライブ!東海のおでかけスポット25選

自然・絶景

2023/11/28更新

秋といえば行楽の季節。暑かった夏も終わり、気候も涼しく過ごしやすい日が多くなってきます。天気のいい休日には、ふらりとドライブやレジャーに出かけたくなることもあるでしょう。
そこで今回は秋のドライブにおすすめの「東海地方のおすすめスポット」25選をご紹介します。どこにドライブに行こうか悩んでいる方や、せっかくなら秋らしいスポットに出かけたいという方は、ぜひ参考にしてください。

【愛知県】茶臼山高原

四季折々の美しさを誇る広大な高原

紅葉を楽しみつつ、自然の中で体を動かして遊ぶなら「茶臼山高原」がおすすめです。マウンテンバイクやフリスビー、バトミントンなどのレンタルサービスのほか、秋は芋煮会や露店販売などのイベントも催されます。
標高約1,415mを誇る愛知県最高峰の山だけに、展望台から見える秋色に染まる景色は爽快です。また、10月から11月初旬にはライトアップが行われ、矢筈池(やはずいけ)に鏡のように映る美しい紅葉を味わえます。夜の茶臼山は気温が下がりますので、暖かい格好で向かいましょう。

【愛知県】安城産業文化公園デンパーク

屋内も屋外も楽しめる花とみどりのテーマパーク

「安城(あんじょう)産業文化公園デンパーク」は、1年を通しておよそ3,300種30万株もの花を見ることができるテーマパークです。秋には園内各所に植えられたもみじやけやきが、デンマーク風の建物や風車を彩っています。ウォーキングをしながら見どころを回れる30分ほどのコースがありますので、ぜひマップを片手に散策してみてくださいね。
また、天気が悪くても遊べる屋内施設や、手作り体験や工作ができるイベントや教室も、お子さん連れに大変好評です。

【愛知県】阿寺の七滝

幽玄な滝が織りなす、神秘的な絶景

「日本の滝100選」に選ばれた「阿寺の七滝(あでらのななたき)」は、愛知県の「幽玄な滝」の名所として知られています。
巣山(すやま)高原から流れ落ちる水が7段の階段状にわかれて流れており、「子宝」を授かるパワースポットとして知られています。滝周辺は豊かな自然に囲まれており、マイナスイオンたっぷりの滝しぶきも人気を集めている1つのポイントです。
現在は台風の影響で通行止めとなっていますが、通行止めが解除されればすぐにでも行きたいスポットです。

【愛知県】於大公園

広大な土地でダイナミックな景色が楽しめる

およそ12.1ヘクタールもの広大な自然を活かした「於大公園(おだいこうえん)」は、多くの花や緑を楽しめます。青空の下でのバーベキューやマレットゴルフは、自然を満喫しながらレジャーができると好評です。
紅葉の時期はいろはもみじやいちょうを見ることができますが、なんといっても素晴らしいのは池のほとりのメタセコイヤとラクウショウです。背の高いオレンジ色の樹々が水面に映り、青空との対比に目を奪われることでしょう。

【愛知県】白鳥庭園

息を飲むほど美しい、紅葉が彩る日本庭園

「白鳥(しらとり)庭園」は、池の周りを歩いて風情を楽しめる池泉回遊式日本庭園です。約3.7ヘクタールもの土地を中部地方の地形に見立て、水の流れと植物が見事な調和を生み出しています。
秋には本格的な数寄屋建築である清羽亭(せいうてい)と雪の重みから枝を保護する“雪吊り”を施された木々が、池に映り、紅葉とのコラボレーションが日本の美しさを感じさせます。あまりにも素晴らしい情景のためかなり混み合いますが、それでもひと目見たいという観光客が後を絶ちません。

【愛知県】香嵐渓

約4,000本がライトアップされる紅葉の名所

愛知県屈指の紅葉の名所として知られる「香嵐渓(こうらんけい)」には、約4,000本のもみじが植えられています。こちらのもみじは、今から約400年前に香積寺(こうじゃくじ)の三栄和尚が「美しい自然を、より美しく」との願いを込めて植えたのが始まりだと伝えられ、その後、地元の青年団・婦人会などによりさらに数を増しました。
11月中旬から下旬にかけて、香嵐渓のもみじは見ごろを迎えます。渓谷全体から水面までが紅色に染まる景色はまさに圧巻のひと言。また、夜になれば4,000本のもみじがライトアップされ、幻想的な風景を楽しめます。

【岐阜県】付知峡

あふれる自然のなかで、森林浴も楽しもう

「付知峡(つけちきょう)」は「森林浴の森日本100選」「岐阜県名水50選」「飛騨美濃紅葉33選」などに選ばれている、岐阜県を代表する大自然の1つです。夏場にはキャンプ客で、秋にはもみじ狩りに訪れた人々で賑わいます。
人気のもみじ狩りスポットは、攻橋(せめばし)や本谷橋(ほんたにばし)の辺りでしょう。川のせせらぎを聞きながら眺める美しい付知川の清流と、燃えるようなもみじの赤色が描くコントラストには圧倒されます。
付知峡は、まるで別の世界に迷い込んだ気分に浸れる場所です。日々の疲れをリフレッシュしたい方は、ぜひお休みの日に森林浴などいかがでしょうか?

【岐阜県】恵那峡

渓谷を両岸から彩る豊かな紅葉

「恵那峡(えなきょう)」は、木曽川を大井ダムでせき止めることによりできた人造湖です。穏やかな湖面に荒々しい岩壁が特徴で、秋にはもみじやかえでを楽しめます。
2020年にリニューアルされた遊歩道や広場を散策するのもよいですが、おみやげ物屋街から出ている遊覧船で渓谷を巡るのもおすすめ。徒歩では望めない水の上から見る両岸の紅葉風景は、雄大な秋の自然を感じられます。

【岐阜県】河川環境楽園 木曽川水園・自然発見館

自然を感じる風景を彩る紅葉を楽しむ

国営木曽三川(きそさんせん)公園には13カ所の公園があり、「河川環境楽園」はそのうちの1つです。国営公園だけではなく、岐阜県営公園や水産研究所を始めとする複数の施設からなる環境共生型テーマパークです。
木曽川水園では自然あふれる木曽川を再現し、秋には紅葉が水流を彩ります。上流から下流まで鮮やかに色付いた木々が目に優しく、都会の喧噪を忘れのんびりとした時間を過ごせることでしょう。

【岐阜県】乗鞍岳

遠くまで続く紅葉を一望できる

標高約3,026mの剣ケ峰を主峰とする複数の峰や湖を有する「乗鞍岳(のりくらだけ)」は、雲上から広大な風景や山々を見渡せます。乗鞍岳へはマイカー乗り入れが規制されており、山頂方面へ行くには、シャトルバスまたはタクシーを利用です。
シャトルバスの終点「乗鞍バスターミナル」からは30分ほどのハイキングで「富士見岳」に登れます。秋には手前に紅葉に色付く山々が、奥には青く霞む北アルプスの山々が見られるでしょう。雄大な尾根を横から望む景色は、なんとも言い難い感動をもたらします。

【岐阜県】ぎふ金華山ロープウェー

紅葉舞い散る空の旅

「ぎふ金華山(きんかざん)ロープウェー」は、岐阜公園から金華山の山頂までを結ぶロープウェーです。金華山や長良川(ながらがわ)、岐阜の市街を眺めながら、約4分間の空の旅が楽しめます。
特に注目したいのが、紅色に染まる金華山の風景。毎年11月上旬から下旬までの限られた期間しか見ることができず、例年多くの観光客が紅葉を見物しに訪れます。
紅葉の景色はロープウェー以外の場所からでも見ることができ、なかでも山頂の「りす村」やレストランがおすすめ。食事やレジャーを楽しみながら、秋の景色を満喫できます。

【岐阜県】飛水峡(ロックガーデン)

長い年月がかけて作り出した「荘厳な景色」

「飛水峡(ロックガーデン)」は、岐阜県七宗町(ひちそうちょう)から白川町(しらかわちょう)にかけた約12kmにもわたる断崖の渓谷です。悠久の時を経て作り出された自然の壮大さを堪能できます。
展望台も設置されており、駐車場の階段を降りれば、国の天然記念物に指定された「飛水峡の甌穴群(ひすいきょうのおうけつぐん)」をご覧いただけます。
国道41号線を利用すればほかのスポットにも行きやすく、1度のドライブで複数のスポットに行ける点がおすすめのポイントです。

【岐阜県】阿弥陀ヶ滝

葛飾北斎が描いた落差約60mの滝

岐阜県郡上市(ぐんじょうし)にある名滝が「阿弥陀ヶ滝(あみだがたき)」です。あの葛飾北斎が「諸国瀧廻り」で描いた滝であり、知る人ぞ知る名所となっています。
滝の落差は約60mであり、滝から距離をとっていても滝壺の水しぶきで濡れてしまうことも。滝壺の近くまでは遊歩道で近づくことができ、自然の雄大さを体でも体感できます。
周辺には温泉やキャンプ場もあるため、ドライブのプランとして選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

【岐阜県】平湯大滝

迫力満点の飛騨三大名瀑になった大滝

奥飛騨平湯大滝(おくひだひらゆおおたき)公園内にある「飛騨三大名瀑」にもなったのが平湯大滝です。高さ約64m、幅が約6mあり、流れた水が滝壺に落ちていく様子は壮観です。
自然のなかにある滝であるため、四季に彩られていく姿を見られます。また、毎年2月頃には「平湯大滝氷結まつり」が開催され、ライトアップもあるため人気を集めています。
時期によって様々な姿を見せるため、何度も訪れたい岐阜の名所です。

【三重県】御在所岳

自分の足でも、ロープウェーでも。紅葉に染まる山を登っていざ山頂へ

標高約1,212mの「御在所岳(ございしょだけ)」には、世界的規模を誇るロープウェーが通じています。御在所岳には年中を通して多くの登山客が訪れますが、なかでも人気が高いのはやはり山が紅葉に赤く染まる秋の季節。秋になればロープウェーからも、色付く山麓の風景を堪能できます。
御在所岳最大の特徴は、山全体が時期をずらして徐々に色づく様子を見ることができる点です。山は標高によって色付く時期に差が出るため、10月中旬から11月下旬にかけて山上、中腹、温泉街エリアの順に紅葉の見ごろを迎えます。

【三重県】大杉谷

エメラルドグリーンに輝く秘境の地

「大杉谷(おおすぎだに)」は、「日本三大渓谷」のひとつであり、原生林の生い茂るなかに位置する秘境的なスポットです。滝の淵は、美しいエメラルドグリーンに彩られ、見るにも、写真で撮影するにも最適です。
大杉谷は広大な自然にあるスポットであるため、すべての名所を回るには宿泊は欠かせません。日をまたいだドライブができるのであれば、ぜひとも行っておきたいおすすめのスポットでしょう。

【三重県】赤目四十八滝

圧巻の紅葉、そして約4kmに渡る滝の列

約4kmにわたり連なる23あまりの滝の列を「赤目四十八滝(あかめしじゅうはったき」と呼びます。なかでも「不動滝」「千手滝」「布曳滝(ぬのびきだき)」「荷担滝(にないだき)」「琵琶滝」の五瀑は必見ですので、美しい景色をぜひ楽しんでくださいね。
秋になれば、いろはもみじやかえで・山桜などが赤や黄色に色付き始め、まるで川やその周辺が燃えているかのようにも見えます。もみじ狩りを満喫したい方は、トレッキングコースがおすすめ。紅葉に染まる渓谷と山並みを一望できます。

【三重県】魚飛渓

銚子川の自然が堪能できる水遊びスポット

「魚飛渓(うおとびけい)」は三重県の北牟婁郡(きたむろぐん)に位置する銚子川が作り出したスポットです。約3kmにわたり巨岩や奇岩が続いており、さまざまな淵があります。
銚子川の水は鮮やかな透明度の高い緑色をしており、周囲の緑とあわせて美しい景色が広がっています。景色を満喫するだけでもひとつの楽しみ方ですが、夏の暑い時期であれば水遊びも楽しめるスポットです。
キャンプ場の利用も可能であるため、日帰りのドライブに活用ください。

【静岡県】寸又峡

湖に映る秋景色。幻想的な光景に心癒されて

南アルプスの入り口「寸又峡(すまたきょう)」にかかる吊り橋「夢のつり橋」は、橋の中央で恋の願い事をするとその恋が叶うというパワースポットとして知られています。最寄り駐車場からつり橋までは、徒歩でおよそ45分ほど。
特筆すべきは、エメラルドグリーンに輝いて見える湖と、燃えるような紅葉です。寸又峡の大自然は訪れる人々の心を癒し、橋から見える景色はまさに圧巻のひとこと。つり橋から眺めるエメラルドグリーンと紅色のコントラストは、幻想的という言葉が似合う景色です。

【静岡県】浜名湖

見どころ満載の公園施設で秋晴れドライブ

「浜名湖ガーデンパーク」は、色とりどりの季節の花が咲き誇る見どころ満載の公園施設。園内は西側エリア・街のエリア・里のエリアの3つに別れており、秋になれば一面を埋め尽くすコスモスが楽しめます。
展望エリアからは浜名湖が一望でき、紅葉に染まる秋の野山と湖の風景は壮観です。園内にはレストランなどの施設もあり、秋晴れの日にゆっくり過ごすのがおすすめ。爽やかな秋の風に吹かれながら、美しい園内を散歩してみませんか?

【静岡県】かんざんじロープウェイ

日本で唯一の湖上ロープウェイ

「かんざんじロープウェイ」は、浜名湖の湖上にある日本唯一のロープウェイです。行き先は大草山(おおくさやま)の山頂ですが、山頂からの景色も楽しめるスポットとなっています。
近くには「浜名湖オルゴールミュージアム」や「華咲の湯」もあり、1カ所でさまざまなレジャーが堪能できます。
カップルでのデートやご家族とのドライブ旅にもうってつけの名所です。アクセスも抜群であるため、県外からでも行けます。

【静岡県】富士山本宮浅間大社(湧玉池の紅葉)

富士山を御神体とする浅間神社の総本宮

「富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)」は、富士山を御神体としてまつっている浅間大社の総本宮です。国の天然記念物で、平成の名水百選でもある湧玉池(わくたまいけ)で知られていますが、紅葉スポットとしても人気のある名所です。
重要文化財や世界遺産にも登錄された本殿や湧玉池、また複数の鳥居や流鏑馬像などの見どころが多いスポットです。
大きな駐車場があり、ドライブにはうってつけの立地といえるでしょう。富士山を登山したい方にもおすすめです。

【静岡県】三国峠展望台

快適なドライブと富士山の絶景を堪能あれ

「三国峠展望台」は、芦ノ湖スカイラインで行ける有名なドライブスポットです。
展望台からの景色は、富士山の裾野まで見られ、時期によっては霧がかかった神秘的な景色が見られます。季節や天候によってさまざまな景色が見られるため、何度来ても飽きることはないでしょう。
芦ノ湖スカイラインで快適なドライブを楽しみつつ、休憩がてら富士山の絶景を堪能あれ。

【静岡県】日本平

駿河湾と富士山と茶畑を一望できるスポット

静岡県静岡市駿河区(するがく)に位置する丘陵地で、駿河湾や富士山、また茶畑を一望できるのが「日本平(にほんだいら)」です。動物園やロープウェ―が近くにあり、景色以外にも楽しめます。
2018年にオープンした屋内施設「日本平夢テラス」は、快適に静岡を360°見渡せます。また、展示エリアやラウンジもあるため、ドライブの休憩にも適しているでしょう。
静岡名物のお茶やみかんジュースで、ゆっくりとしたひとときをお過ごしください。

【静岡県】富士山御殿場口新五合目

富士山の登山をドライブで体験できるスポット

富士山の5合目に位置する「富士山御殿場口新五合目」は、登山期間中でもマイカーでの移動が可能なスポットです。気軽にアクセスできる点から、さまざまな世代に好まれています。
標高は約1,440mであり、富士山の登山口としても利用されています。そのため、多くの観光客が訪れる観光地となっていますが、広い駐車場が設けられています。

まとめ

東海地域には紅葉の名所がたくさんあり、この記事では車で行く秋のおでかけスポット25カ所をご紹介しました。秋晴れの日のドライブついでに、少し遠出をするのも楽しいかもしれませんね。紅葉に包まれながら、森林浴や秋の味覚をぜひ満喫してください。
※2023年シーズンは猛暑の影響で、例年と見頃時期が異なるという予報です。見頃時期については各スポットの公式HPなどをご確認ください。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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